活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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人は誰でも講師になれる

人は誰でも講師になれる人は誰でも講師になれる
(2012/08/25)
中谷 彰宏

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満足度★★★
付箋数:21

日本経済新聞出版社、堀内さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「名刺の肩書には “講師” と書きます。
  まだ講師になっていなくて、一度も公演をしたことがなくても
  いいのです。怪しげな肩書は避けます。

  カタカナ単語を3つ以上羅列して、なんとかかんとかアドバイザー、
  トータルライフなんとかかんとかという肩書にすると、
  シロウトか宗教関係に間違われます。(中略)

  肩書は、漢字で “講師” “書家” “通訳” という
  当たり前の言葉のほうが自信を感じさせます。」

はじめは、誰もが講師ではありません。

しかし、講演の依頼は講師にしかきませんから、
最初に、自分が講師であること決めるのです。

本書は、「中谷塾」を主宰し、数多くの講演依頼を受け
講師としても活躍する中谷彰宏さんの、講師になるための指南書。

中谷さんにとっては、906冊目の著作です。

実は少し前まで、私は中谷さんの本を読むことを避けていました。

その理由は、やたらハイペースで執筆しているので、
きっと内容は薄いだろうと思っていたからです。

また、恋愛論などの本も書いているので、
軽いという印象を持っていたのかもしれません。

しかし、そんな私が中谷さんに持つイメージは、
仕事を見直す25の質問」を読んで変わりました。

あ、やっぱりこの人、凄いんだな。

読んではじめて、的を射たことを言っていると実感し、
考えを改めさせられました。

そして、本書です。

本書には、中谷さんが今まで講師として経験してきた、
数多くのノウハウが詰め込まれています。

本書で特筆すべきなのは、講師になってからの秘訣だけでなく、
講師になるために必要なことに多くのページを割いている点です。

つまり、本書を読むべき対象は、現在講師をしている人はもちろん、
これから講師になる可能性があるすべてのビジネスパーソンです。

書かれている内容は、かなり現実的。

泥臭いと言った方がいいかもしれませんが、
かえってその方が信頼できます。

  「講師になろうと思ったら、1億2000万人を相手にしないことです。
  カルチャーセンターで5人集まったら成功です。」

場所代をかけず、前宣伝にもそれほど力を注ぎません。

1人でも、3人でも集まってくれた人の質問にしっかり答え、
事後パブリシティに力を入れます。

それが次の講演につながる。

ところで、中谷さんが講師になりたい人に一押しする
カルチャーセンターでは、常に講師を探しています。

では、カルチャーセンターでは、
どんな人を講師に選んでいるのでしょうか?

実は、その選考基準の第一は、
講演する内容や過去の講演実績ではありません。

だから、これから講師になる人が入り込んでいける
隙間があるのです。

実際に中谷さんがカルチャーセンター人に聞いてみて、
第一声で返ってきた答えは、「時間に正確な人」でした。

  「主催者はそれだけ困っているのです。
  打ち合わせの段階から遅れてくる人には、
  主催者は不安を持ちます。(中略)

  講師になりたい人は、時間の正確さをアピールするのです。
  遅れて来た分だけ長めにやるのは、サービスではありません。
  参加者にも迷惑です。」

個人的には、講師になりたい人には、この本と、
もう少し具体例が書かれている大谷由里子さんの
はじめて講師を頼まれたら読む本」を併せて読むのがオススメ。

この本から何を活かすか?

中谷さんは本書で、講師を続ける方法の1つとして、
次のようにアドバイスします。

  「勉強のために、いろいろなセミナーを聞きに行きます。
  その目的は、よその先生の話とかぶらないようにするためです。」

この考え、ブログを書くときにも応用できそうですね。

「勉強のために、いろいろなブログを読みます。
その目的は、よそのブログと話が、かぶらないようにするためです。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 07:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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