活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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大富豪アニキの教え

大富豪アニキの教え大富豪アニキの教え
(2012/06/22)
兄貴(丸尾孝俊)

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満足度★★★
付箋数:18

バリ島のヌガラ地区に、現地では誰もが知る大富豪がいます。

29の会社を所有し、現地では従業員5300名以上を従え、
自宅25軒と東京ドーム170個分の土地を所有。

その方は、1966年、大阪生まれの日本人。

名前を丸尾孝俊さんと言い、現地の人からは「兄貴」と呼ばれ
慕われているそうです。

ほぼ無一文から、世界的な大富豪に上りつめた兄貴。

その兄貴に会って、人生を変えるために、
ここ2年間だけで800人もの悩みを抱える日本人が
この地を訪れたとか。

本書は、その800人に丸尾さんが何度も何度も
言って聞かせた話をまとめた「成功法則の本」。

今まで、丸尾さんの教えは、弟子のクロイワショウさんが、
出稼げば大富豪」シリーズとして書籍化していましたが、
今回はご本人の著作です。

本書は、31歳、彼女いない歴3年、年収295万円の
ごく普通のサラリーマン、鈴木一郎が3度バリに渡って
「兄貴の教え」を得るという設定。

  兄貴の教え1 一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
  兄貴の教え2 相手のために、お金を使い続ける
  兄貴の教え3 自分の「童心」を取り戻せ
  兄貴の教え4 自分から会いにいく

このような全部で25個の「兄貴の教え」を、
鈴木一郎こと、「いっちゃん」がバリで教わり、
日本に帰り、それを実践しながら成長していく過程を、
ストーリーで学びます。

物語としては、かなり大味。

「兄貴の教え」を学んだいっちゃんが、5年後にデザイナーとして
成功するエピローグも陳腐です。

しかし、「兄貴の教え」自体は成功法則の王道的なものが多く、
概ね納得ができる内容です。

更に、関西弁で勢いよくしゃべる兄貴は、
情に厚く、人を惹きつける魅力を感じさせます。

本書は、今まで成功本をあまり読んだことのない方や、
本を読むことに苦手な方には受け入れられると思います。

特に「兄貴の教え」の中でも、現在、稼げていない人に、
アルバイトをしてでも「1日14時間以上働け」というアドバイスは、
伝わるのではないでしょうか。

本書を読んで、アルバイトでお金をためて、
兄貴に会いにバリに行きたいと考える人が出ても
不思議ではありません。

兄貴の教えを実践すること自体は良いと思いますが、
本書を読んで気持ちが高揚した人は、
一度冷静になる期間を設けたほうがいいように思えます。

この本から何を活かすか?

  「金(きん)はな、不動産に一番近い希少価値があるもんや。
  ただな、 “日本の不動産”  の先が見えん以上は “金(きん)”
  を持っておいたほうが無難やな」

  「 “人とつながりが育まれない投資”  に、かけたらいかん・・・
  ということやねんて」

最初の一文は、丸尾さんが「金投資」を勧める言葉。
次の一文は、「株式投資」を勧めない言葉。

この2つの教えが矛盾するということもありますが、
投資は一にも二にも「タイミング」ですから、
私は、単純にこの言葉を鵜呑みにしない方がいいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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