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知らないと恥をかく世界の大問題3

知らないと恥をかく世界の大問題3  角川SSC新書
知らないと恥をかく世界の大問題3 角川SSC新書
(2012/05/10)
池上 彰 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

池上彰さんの「知らないと恥をかく」シリーズ第3弾。

本シリーズは、世界情勢をわかりやくす解説するために、
第1弾が2009年11月に、第2弾が2011年3月に刊行されました。

そして、東日本大震災から1年が経過し刊行されたのが本書です。

日本はいまだ復興の目処が立たず、政治は混迷を極めていますが、
そうする間にも世界情勢は、刻一刻と変化しています。

  「2012年は世界のリーダーが変わります」

日本以外の国では、リーダーが変わると国も変わります。

今年、リーダーが代わり、大きな節目を迎える国があります。
あなたは、いくつの国が思い浮かびますか?

北朝鮮は、金正日氏の死により金正恩氏が最高指導者になりました。
ロシアでは、プーチン首相が大統領に返り咲きました。
中国では、共産党のトップの交代が予定されえています。
更にアメリカは11月に大統領選挙を迎えます。

本書では、世界が大きく変化する中で、過去の歴史を振り返りつつ、
今の、そして今後の世界の大問題を解説します。

  プロローグ この目で見た世界の大問題
  第1章 アラブに春は来たのか?
  第2章 日本が無視できない三つの“独裁”国家
  第3章 揺らぐ資本主義
  第4章 震災、原発事故後の日本は内憂外患のまま
  第5章 浮上してきた新たな国家
  第6章 エネルギー、人口、温暖化問題が深刻に
  エピローグ 私たちが進むべき道

池上さんは2011年4月以降、テレビやラジオの出演を抑え、
時間的な余裕を作り、精力的に海外を飛び回っています。

1年365日のうち90日以上を、海外取材に当てたそうです。

本書は単なるニュース解説ではなく、ジャーナリストとして
池上さんが実際に目で見てきたことも交えながら、
日本と世界が直面する課題を取り上げ、
今後、それらの問題にどのように向き合うべきかを示唆します。

テレビ出演に追われる日々から開放された池上さんは、
リフレッシュされ、新鮮な気持ちで
本書を執筆している様子が伝わってきます。

本書は、1つ1つの問題を掘り下げて、深く追求していませんが、
さらっと世界の動きを知るにはお手頃な一冊です。

この本から何を活かすか?

本書の内容からクイズを2つ作りました。

Q1. 自殺率は、その国の幸福度を測る一つの目安に
 されることがあります。
 それでは、世界で最も自殺率の低い幸せな国はどこでしょうか?

Q2. アフリカ大陸の東端にある国、ソマリア。
 この国で女性が結婚相手にしたい男性の
 「職業NO.1」は何でしょうか?

いずれも、本書から私が勝手にクイズに仕立てたものです。

A1. 最初のクイズの答えは経済危機の震源地「ギリシャ」。

あれだけの財政問題を抱えながら、
自助努力をしようとしない人が多いギリシャは、
確かに悩みが少ない、幸せな国なのかもしれません。

A2. ソマリア人女性が結婚したい職業NO.1は「海賊」。

マンガ「ワンピース」の話ではありません。現実の話しです。

ソマリア沖からアデン湾にかけては、
ヨーロッパとアジアを結ぶ重要な航路となっています。

ここに出没する海賊の1回あたりの身代金額は平均5億円。
ソマリアの海岸沿いには、海賊御殿が立ち並んでいるそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| 社会・国家・国際情勢 | 06:23 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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