活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ

99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ
99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ
(2012/03/12)
河野 英太郎 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

  「例えばレストランで“パンにしますか?ライスにしますか?”と
  聞かれたとき、“ごはん”と言ったのに、ウェイトレスが
  “ライスですね”と言ったとしたら、ちょっとカチンときませんか?

  言葉を合わせるというのはコニュニケーションにおいても
  とても大事なツールなのです。」

このレストランでの話し、あるあるですね。

私も、こちらが「ごはん」と言ったのに、
「ライス」と復唱されて、何か嫌な感じがした経験があります。

これは、本書の第1章に書かれていた「言葉を揃える」という仕事のコツ。

本書には、「報連相」、「会議」、「メール」、「文書作成」、
「コミュニケーション」、「時間」、「チームワーク」、「目標達成」
の合計8つの分野で、すぐに使える「仕事のコツ」が紹介されています。

著者は、日本IBMで現役で働く河野英太郎さん。

さすがに、現役のビジネスパーソンだけあって、
仕事のうえで、本当に必要なことが、コンパクトに書かれています。

  「書いてあることは当たり前のことや、本当に些細と感じるような
  ことかもしれません、意外に実行している人は少ないものです。
  おそらく99%の人が実行していない、と言ってもいいかもしれません。」

河野さんは、以前にある実験を行ったことがあるそうです。

それは、同じ内容のメールを2つのグループに、
別々の枕詞をつけて送るという実験です。

1つ目のグループには「まだ不十分ですが」という言葉を
頭につけて送信。

2つ目のグループには「結構うまく、まとまっていると思います」
という言葉を頭につけて送ったそうです。

その結果、前者は「もっと考えてから持ってこい」といった
ネガティブなコメントが多く返ってきました。

一方、後者は「お見事」といったポジティブなコメントが多かった。

河野さんは、この結果を心理学で言う
「プライミング(呼び水)効果」によるものと説明しています。

本当にそこまで極端に変わるかどうかは分かりませんが、
自信のない言葉を添えるか、自信に溢れる言葉を添えるかで、
相手が受け取る印象に一定の違いはありそうです。

河野さんの実験はメールでしたが、
対面で報告する場合の方が、より顕著に差が出ると思います。

  「(報連相では)自信があるようにふるまう」

本書は200ページ前後の本で、それほど文字数も多くありません。

しかし、シンプルに紹介されている仕事のコツが、
いずれも、見事なまでに的を射ています。

紹介されている仕事のコツは、全部で87個。
1つ1つを実践することは、それほど難しくありません。

しかし、このちょっとしたコツの積み重ねが習慣になり、
数年後には「デキる人」と「デキない人」の大きな差になります。

個人的には、社会人3年目までは、本書を必読にしてもいいと思います。

4年目以降の中堅に差し掛かるビジネスパーソンの方も、
本書の内容を実践できているかどうか、チェックした方がいいでしょう。

この本から何を活かすか?

  「オフォスでは真ん中を歩く」

これは、本書に紹介されていた、
特に労力を必要とせずにコミュニケーションの機会を
増やすことができるコツです。

社内を歩くコース取りを、ちょっと変えるだけで、
気軽に会話をしながら、情報収集などができるようになると。

すると、これを応用してこんなコツはどうでしょうか。

「男性限定:トイレでは、常に真ん中の小便器で用を足せ」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:36 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑

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