活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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刑務所なう。

刑務所なう。
刑務所なう。
(2012/03/15)
堀江 貴文 商品詳細を見る

満足度★★
付箋数:14

本書は、実刑を受けた堀江貴文さんの獄中日記。

数ある「獄中記」の中でも、服役中の身でありながら、
その様子を現在進行形で綴った本書は珍しい存在です。

しかし、よく考えてみると、ボールペンで便箋に書いた原稿を、
塀の外の人間がまとめて出版することは、
インターネットやSNSが発展していなかった時代だって、
服役している人は、やろうと思えば出来たはずです。

しかし、実際には誰もやっていなかった。

そんなビジネスになるネタを嗅ぎ分けて、実際に本として
出版するのは、さすが堀江さんといったところでしょうか。

堀江さんの獄中体験は、まず有料メルマガである
堀江貴文のブログでは言えない話」で配信されます。

更に、本としてまとめて出版することで、
二重にも三重にも、その体験がお金を生んでいくことになります。

ちなみに本書は、メルマガ75号~104号の内容をまとめたもの。

堀江さんのファンでも、月840円払ってメルマガを
購読するまでには至らない人がいるはずです。

そういう人にとっては、1000円で500ページを超えるの本書を
購入できるのはお徳かもしれません。

しかし、本書の内容はかなり単調。

刑務所の中の生活を綴っているわけですから、
当たり前といえば当たり前の話です。

最初は非日常的な獄中生活への興味もありますが、
だんだんそれが日常になり、新鮮さは失われます。

その意味で本書を読むと、堀江さんが味わっている
刺激の乏しい塀の中の毎日を、共有することができますね。

刑務所の面白体験だけをサックリ読みたい方は、
本書に挿入されている西アズナブルさんの実録マンガ
「ホリエモンの刑務所入門」だけを読むといいでしょう。

印象的なエピソードは、だいたい網羅されています。

4ページのマンガが全部で10篇入っていますが、
これを読むだけなら、立ち読みでもいいかもしれません。

堀江さんの獄中体験を、ちょっとだけ覗いてみたい
というニーズは十分に満たしてくれるはずです。

また、本書はコンビニ本のような装丁が、
内容とマッチしていて、なかなかいい雰囲気を醸し出しています。

このまま、コンビニに並んでいても、
全く違和感がないと思います。

この本から何を活かすか?

本書の巻末には、堀江さんが刑務所の中で読んだ
本やマンガの書評と映画評が、計150本掲載されています。

中でも映画「ソーシャル・ネットワーク」のコメントが興味深かった。

  「実はパソコンをたたき割られた経験が私にもある。
  マーク・ザッカーバーグほど頭はよくないし、不器用でもないとは思うが、
  そこが私と彼のスケールの違いかもしれない。
  しかし、IT企業で成功するにはあれだけの行動力と
  プログラミングスキルが必要だ。」

また、このリストの中で堀江さんが絶賛していた
本とマンガをいくつか読んでみようと思います。

  ・天地明察(小説)
  ・電波の城(マンガ)
  ・グラゼニ(マンガ)
  ・惡の華(マンガ)
  ・僕はビートルズ(マンガ)

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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