活かす読書

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どんな問題もシンプルに解決する技術

どんな問題もシンプルに解決する技術 (DO BOOKS)
どんな問題もシンプルに解決する技術 (DO BOOKS)

(2012/02/17)
車塚 元章 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

  「MSGに陥らないように」

MSGとは、問題に直面したときの、
私たちがよくとりがちな行動パターン。

  M=無視する
  S=先送りする
  G=我慢する

問題が発生しても、それを見て見ぬふりをする。

それが今すぐ解決しなければならない問題とわかっていても、
後回しにしてしまう。

そして、何か問題があってもそれを我慢することが、
日本人の美徳として語られることさえあります。

しかし、MSGは問題を避けているだけですから、
いつまでたっても問題は解決しません。

本書は、MSGから脱却して、シンプルに問題を解決する
方法を解説する本です。

著者は、研修講師などの経験が豊富な車塚元章さん。

それでは、なぜ、問題解決は、
シンプルな方法でなくてはならないのでしょうか?

  「難しい問題を、難しい手法で解決することほど
  たいへんなことはありません。解決が難しい問題だからこそ、
  わかりやすくシンプルな手法でなければならないのです。
  そのため、本書では事例を交えながら、
  問題解決の基本をわかりやすく解説しています。」

そもそも、私たちの日常では、仕事でもプライベートでも、
解決しなければならない問題がたくさんあります。

問題とは、「あるべき姿と現状のギャップ」。

ですから、生きていれば、どうしても問題だらけに
なってしまいますし、それが人として生きている証でもあります。

それらの日々発生する数多くの問題を
複雑な方法で、時間をかけて解決に当たることは、
あまり現実的ではありません。

ですから、本書で示される問題解決方法はシンプルなのです。

  「問題解決はセロ込みプランで!」

まずは、一見、解決できなそうだったり、
複雑に見える問題を「問題解決の3要素」で考えます。

  1. ゼロベース思考(固定観念にとらわれず)
  2. コミュニケーション力(人と協力して意思疎通をはかり)
  3. 問題解決の手順(3ステップで解決する)

この3要素をまとめて、「ゼロ込みプラン」と言うそうです。

そして、問題解決の3ステップとは、
問題を特定し、その原因を究明し、解決策を決めるという
これまた極めてシンプルなものです。

だだし、シンプルな方法であればあるほど、
実際にやってみると、意外と難しく感じることもあります。

そこで本書では、「問題解決シート」を9種類掲載して、
それに書き込むことで問題解決ができるようサポートしています。

また、主要なフレームワークも紹介されていますから、
問題解決法を、スッキリと体系的に学ぶことができます。

この本から何を活かすか?

問題は解決して終わりではありません。

本書では最終章の「問題解決した後は、これをやる」で、
その後のフォローについても言及されています。

まず、やるべきことは問題解決の効果の測定。

完璧な問題解決策はありませんから、PDCAサイクルを回し、
その後も改善を重ねます。

そして、次にやるべきは、問題を発生させない予防策を打つこと。

予防策を別の機会に行うと、それはまた大変ですから、
一連の流れの中で、一気にやってしまう方が得策です。

最後にやるべきことは、問題解決マニュアルの作成。

組織としては、マニュアルまで作っておけば、
今後も暗黙知が形式知として活用されます。

個人では、マニュアル作りまでの大袈裟なことはしなくても、
チェックリストまで落とし込んでおけばいいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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