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180日でグローバル人材になる方法

180日でグローバル人材になる方法
180日でグローバル人材になる方法

(2012/01/27)
天野 雅晴 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:22

日本企業のグローバル化は、あまりうまくいっていないようです。

なぜなら、日本企業で働く人材が、
グローバル化にうまく対応できていないから。

日本企業で働く人材とは、ほとんどの場合、
それは日本人を指します。

それでは、なかなかグローバル化できない日本人は、
他の国の人に比べて能力が劣っているのでしょうか?

本書の著者、天野雅晴さんは、全くそんなことはないと言います。

  「米国で長年暮らしてみて、日本人はとても優秀だと感じます。
  日本人はとにかく誠実で一生懸命。何をやるにも深いこだわりがあり、
  そのための努力を惜しみません。(グローバル人材に)
  他の国の人になれて日本人になれないはずはないでしょう。」

それでは、なぜ、日本人はなかなかグローバル人材になれないのか?

そこには2つの壁があると、天野さんは指摘します。

1つ目は、「言葉の壁」。

これは昔から言われていることなので、特に驚くことはないでしょう。

しかし、天野さんは実際の日本人の英語力は、
他の非ネイティブの国の人と比べて、それほど低くないと言います。

では、なぜ他国の人に遅れをとっているかというと、
それは目に見えない2つ目の壁があるからです。

2つ目の壁とは、「ネットワークの壁」。

これは、日本人と海外の人の会社や組織に対する、
考え方の違いによるものです。

日本の企業は、よく「縦社会」という言い方をされます。
これは、上下関係が明確な秩序ある組織です。

これに対して、グローバル社会でのつながりは「横社会」。
個人レベルの人脈ネットワークで社会全体とつながります。

横社会の仕事のルールは、縦社会のものとは全く違います。

そして、横社会は一見とてもオープンのようで、
実は意外とクローズな仕組みになっているそうです。

「言葉の壁」と「ネットワークの壁」は、
スキルとしては別物ですが、強い相関があり、
グローバル人材になるためには、
どうしても乗り越えなければならない課題のようです。

本書では、この2つの壁を乗り越える方法と、
MBAに代わる新しい時代の海外研修について語られています。

  PART1 ネットワークの壁をどう越えるか?
  PART2 言葉の壁をどう越えるか?
  PART3 180日でグローバル人材になる方法

本書のタイトルにもなっているPART3では、
米国での実際の研修プログラムが示されています。

このパートは、海外研修を考えている人にはすぐに欲しい情報ですが、
当面の間、日本でスキルアップを目指す人には、
必要になってから読んでもいい部分だと思います。

この本から何を活かすか?

本書で「言葉の壁」を超える基礎トレーニングとして、
挙げられていたのは、次の3つです。

  1. 発音矯正訓練(英語の発音がよくなる本
  2. 英語脳訓練(カランメソッド
  3. 単刀直入訓練(瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓

この中で私が興味を持ったのは、英語脳訓練のカランメソッド。
イギリスで考案された「話す」ことが中心の英語学習法です。

はじめて聞いた方法なので、もう少し詳しく調べてみようと思います。

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