活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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伝える力2

伝える力2 (PHPビジネス新書)
伝える力2 (PHPビジネス新書)

(2011/12/15)
池上彰 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

私たちは、ビジネスでもプライベートでも、
なんとなく分かったつもりになっていることがたくさんあります。

中には、今さら、こんなこと聞けないと感じていることも。

池上彰さんは、多くの人のそういう部分を感じ、
そこで流さず、キチンと立ち止まって意味を説明します。

更に一歩踏み込んで、もっと深い知識をエピソードとして語るので、
話しが分かりやすいと多くの人に支持されるのでしょう。

  「豊後水道というのは、水道なのですか?」

これは池上さんが「週刊こどもニュース」をやっていたときに、
番組に寄せられた質問です。

これを聞いて、小学生だからこんなことも知らないのかと
終わらせてしまうのと、「水道」の意味を国語辞典で確認し、
「海峡」と同じ意味があるのを確認するのでは大違いです。

池上さんは、ここから更に掘り下げます。

それではなぜ、津軽海峡などの「海峡」を使う名称と、
豊後水道などの「水道」を使う名称があるのか?

そこまで調べて、「へー、そうなんだ」というところまで
伝えるのが池上流です。

本書は、ベストセラーになった「伝える力」の第2弾。

池上さんは前作を20代~40代までのビジネスパーソンを
想定読者として書いたようですが、いざふたを開けてみると、
小学生から90代の方までに読まれる大ヒット作になりました。

そこで本作は、同じく幅広い層の方が手に取ることを想定して、
多めにルビをふったそうです。

  「多くの方が手に取ってくださった『伝える力』では、
  私が日々考え、実践している“伝えるための方法や
  コミュニケーションについての考え方”を紹介しました。
  しかし、もちろんそれらのすべてではありません。
  書ききれなかったことも、たくさんあります。
  この『伝える力2』では、その書ききれなかったことを
  数多く盛り込みました。」

非常に悪い言い方をすると、本書はボツになったネタの寄せ集め。

しかし、そんなことをまったく感じさせず、
一気に読ませてしまうところが、
池上さんの持つ「伝える力」なのでしょう。

本書は、「伝える力」を体系立てて学べるわけではありませんが、
「なるほど」と思えることが満載の、読んで面白い本です。

この本から何を活かすか?

  「“いけしゃあしゃあ”ってどういう意味?」

これを小学生にわかるように、簡単に説明できますか?

実はこれ、昨日、私が小学生の娘に聞かれたことです。

こういう質問をされた瞬間、私はいつも脳をフル回転させ、
ズバッと一言で説明し、その後で例を挙げるように心掛けています。

本当は、自分で辞書を引かせた方が、
子どものためにはいいのでしょう。

しかし、こんな質問を親にするのも今のウチだけ。

だったら、私の「伝える力」を訓練するために、
活用しようと、今のところは考えています。

日常の中で、子どもから学ぶべきことはたくさんあります。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 06:43 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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