活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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藤田晋の成長論

藤田晋の成長論
藤田晋の成長論

(2011/11/21)
藤田晋 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

サイバーエージェント社で面接に受ける方法。

ある時、藤田晋さんは、自社の採用面接で、
面接官である社員が、学生を差し置いてずっと1人で
しゃべっている光景を目にしたそうです。

普通なら、学生が必死に自己アピールする採用面接。

しかし、その学生は面接官に共感し、自分は聞き役に回り、
面接官に気持ちよく語らせたようです。

求められるのは「共感力」。

サイバーエージェント社では、自社のカルチャーに合うかどうか、
一緒に働きたいと思われる人材かどうかが、面接で重視されます。

自分がアピールすることよりも、面接官に気持ちよく話しをさせた
この共感力の高い学生は、当然ながら面接を突破したとか。

これは、採用面接だけでなく、ビジネス全般で言えることですね。

藤田さんは、自身の営業や交渉においても、
聞き役に徹するように意識してから、
交渉の成功率が驚くほど上がったそうです。

  「話したい衝動を歯を食いしばってでも我慢し、聞き役に徹せよ」

さて、本書ではこうしたビジネスでヒントとなる
50のメッセージがまとめられています。

「日経ビジネスアソシエ」に連載された
「渋谷ではたらく社長のキャリアアップ塾」を元に、
加筆修正されたもののようです。

いつまでも成長を続ける人と、成長が止まる人の違いは何なのか?
成長を鈍化させないために、何をすべきなのか?
長いキャリアの中で常に成長を続けるために、何を意識したらよいのか?

  「私は現在38歳ですが、24歳で起業してからこれまで、
  環境変化が激しいネット業界で走り続けてきました。
  自分の成長過程を振り返っても、何が成長のために必要なのか、
  何が成長をさまたげるのかということを“実感値”で理解しています。
  経営者として、若手社員が一気に伸びる様を間近で
  数多く見てきた経験もあります。
  そこで本書では、私が考える『成長論』をまとめてみました。」

私は、最初に藤田さんの「渋谷ではたらく社長の告白」を
読んだ時は大きな衝撃を受けました。

2005年の本ですから、この本が出てから7年が経過しています。
その間、IT業界やベンチャー企業を取り巻く環境では大きな変化がありました。
一瞬、注目を集めても、あっという間に消えていった企業も数知れず。

しかし、その中でも、サイバーエージェントは生き残りました。

そして、今なお自身が成長を続ける藤田さんは、
やはり本物の経営者だと思います。

本書で語られているのは、ビジネスでは王道と言われる内容です。

藤田さんは、どんな困難な状況になっても、
判断の軸を変えずに、その王道を実践してきました。

本書の藤田さんの話しには、静かながらも本物の迫力を感じました。

この本から何を活かすか?

  自分の“心のホーム”を作る

同棲は賃貸マンションに住むようなもので、
結婚はマイホームを持つようなもの。

  「生涯寄り添って生きていける相手と結婚するというのは、
  自分の“ホーム”を作るうえで必要なのかもしれません。」

藤田さんも、かつては女優の奥菜恵さんとの結婚と離婚が
話題を呼んでいましたが、その後、再婚されていたんですね。

普通の家庭を持つことが、藤田さんの支えになっていることが、
本書からも伝わってきます。

私も、新年を迎えて、普通の結婚生活が送れていることに、
改めて妻や子どもに感謝したいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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2012謹賀新年

あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。

年明けの記事は、「藤田晋の成長論」からスタートします。

本年も、よろしくお願いします。

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