活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2011年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年01月

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社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか?

社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか?―イエスマンこそが会社を救う
社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか?―イエスマンこそが会社を救う

(2011/11)
小山 昇 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

  「今、あなたが手に取ったこの本は“魔法の書”です。
  それは、本書に記してあることを1つずつ確実に実行していくだけで、
  部下を成長させることができるようになり、
  しかも悪魔のごとく自在に采配できるようになり、
  結果として大きな成果を上げることができるようになり、
  当然社長の覚えもめでたくなり、
  ひいてはあなた自身も大きく成長できるからです。」

本書は、株式会社武蔵野社長の小山昇さんが、
管理職向けに書いた本です。

社長が管理職に言いたいけど、言えなかった本音が書かれています。

  ・社長の決定に不満があるなら会社を辞めよ
  ・イエスマンが会社を強くする
  ・間違った決定でもすぐに実行する管理職が正しい

このように書かれている本書は、かなり刺激的。

社長の決定に従って、スピーディーに動ける管理職を目指します。

それでは、社長の判断が間違った場合はどうなるのか?

小山さんは、社長である自分も、
しょちゅう間違った決定を下すと言います。

社長が明らかに間違った決定をした場合でも、
管理職は即座に実行した方がいい。

なぜなら、即座に実行されれば、失敗するのも早いから。

すると社長も早い段階で自分の判断ミスに気づき、
被害の軽微なうちに、次の手が打てるそうです。

少なくとも、株式会社武蔵野では、この方法で成功してきたと。

私はこの話しを読んで、いくつかの会社の例を想像してみました。

もし、アップルの管理職や役員がスティーブ・ジョブズさんの
決定に100%従っていたら?

スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」を読む限り、
幹部がジョブズさんをなんとか説得して、成功した例もあります。

一方、ジョブズさんが他の幹部と対立することで、
アップルは窮地に陥ったのも事実。

誰も反対せず、100%ジョブズさんの考えに従っていたら、
アップルはどんな製品を世に送り出していたのか、
見てみたかったですね。

また、オリンパスや大王製紙が、誰も社長に反対しなかったら?

小山さんは、なにも社長を性善説で考えているわけではありません。

社長だって間違うけれど、間違った場合はすぐに
失敗に気づくと言っています。

仮に、社長が犯罪に手を染めるような人物なら、
社長自身は考えを改めないことでしょう。

すると社長は暴走し、ますます犯罪を重ねる。

しかし、この場合も犯罪が明るみに出るのが早くなり、
社長が逮捕されたり、市場から制裁を受けるなどして、
正しい方向に修正されるのかもしれません。

この本から何を活かすか?

  「社員の実力を簡単に見分ける方法」

  「最も適しているのは、シュレッダーを使った作業です。
  部下に1人ずつ同じ量の紙束を渡して、シュレッダーで裁断させます。
  このとき、始まりと終わりの時間をチェックするのを
  忘れないようにしてください。」

社員の実力を測るには、単純作業をやらせるといいようです。

最初からゆっくりと、一定のペースで
淡々とシュレッダーするのはダメ社員。

一方、すぐに紙を詰まらせてしまうのは優秀な社員。

優秀な社員は、すぐに仕事を終わらせようと
紙を入れ過ぎ、詰まらせます。

しかしその後、差し込み方などを工夫し、
少しでも改善しながら作業を続けるそうです。

どんな単純な作業でも漫然と取り組まず、
常に改善の方法を探っているかが差になるということですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 組織・社内教育・コーチング | 06:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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