活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ホウレンソウはいらない!

ホウレンソウはいらない!―ガラパゴス上司にならないための10の法則
ホウレンソウはいらない!―ガラパゴス上司にならないための10の法則

(2011/11/10)
本田 直之 商品詳細を見る

満足度★★
付箋数:14

メールによる仕事術は、レガシーになりつつある。

ホウレンソウに時間をかけることも、
ものすごくレガシーな仕事になってしまった。

そして、大きな時代の変化に気づかず、
従来の方法でマネジメントしている上司も、
レガシーな上司、すなわちガラパゴス化してしまった。

本田直之さんが、本書でキーワードとして多用する
「レガシー」とは、過去の遺産、つまり時代遅れな
仕事のやり方という意味です。

本田さんの説明の通り、レガシーは「遺物」という意味ですが、
私はつい最近まで、スバル自動車のレガシィを愛用していたので、
この意味での使われ方に、ちょっと抵抗がありますね。

それはさておき、それではなぜ、
従来のマネジメント方法は時代遅れになってしまったのか?

本田さんは、本書でその原因を2つ挙げています。

1つ目は、若手社員の思考の変化。

現在30代のプレイングマネジャーは
異なる二つの世代の板ばさみになっています。

自分の上司に当たる40代は肉食系。
一方、自分の部下に当たる20代は草食系。

30代のプレイングマネジャーは、
肉食系の上司から受け継いだ仕事術が、
草食系の部下には通用しないという
大きなジェネレーションギャップに悩まされているようです。

そして、2つ目の理由はITの進化。

ITの進化によって、仕事の効率化が進みましたが、
最近では、ITがあるがゆえに、
逆に非効率化になっている部分も生じています。

それが冒頭のメールによる仕事術がレガシーになったという
本田さんの主張です。

そして、これらの問題を解決し、新時代のマネジメント方法として
本田さんが紹介するのが、クラウドベースの仕事術です。

本書の後半では、クラウドアプリケーションを導入た
仕事の方法が解説されています。

本田さんの問題の提起は、よく分かります。

しかし、そのソリューションとして示されているのが、
個人のクラウド活用ではなく、
組織へのクラウドアプリケーション導入ですから、
立場上実践できる人は、かなり限定されていると思います。

この本から何を活かすか?

本田直之さんが、本を書くときにいちばん気をつけていること。

  「私が本を書くときにいちばん気をつけているのも、
  体系立たせるということです。
  本で読んだことを真似しようと思ったとき、体系立てて
  “1、これをやる。2、これをやる。3、これをやる”
  という枠組みがないと、真似するのがすごく難しくなるからです。」

さすがに本田さんは、本を読んで利用する立場の考えが
よく分かっていますね。

ただし、この本で示された「3、これをやる」だけは、
いくら体系立てて書かれていても、話しが大がかりなので、
真似するは難しいでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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