活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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書くことが思いつかない人のための文章教室

書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)
書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)

(2011/09/29)
近藤 勝重 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

そうか、文章ってこうやって書くのか。

  ・何を書けばいいの分からず、何も浮かんでこない。
  ・書いていても、すぐに文章が詰まってしまう。
  ・使い古された言葉ばかり浮かび、いい言葉が思いつかない。
  ・どう書き出して、どう終わればよいかわからない。
  ・思う、考える、感じるを多用してしまう。

本書を読むと、今まで文章を書くと時に抱いていた
こういった悩みやモヤモヤが、みごとに解消されます。

本書はコラムニストの近藤勝重さんが出講する、
早稲田大学大学院の「文章表現」の授業のなかで、
学生とのやりとりされた内容をもとに作られた本です。

まさに「文章教室」のタイトルにふさわしい一冊。

  第1章 記憶を描写してみよう
  第2章 伝わる文章の秘密
  第3章 そもそも書く手順とは?
  第4章 文章はこう直す

考えてみると、私たちは学生時代に文章の書き方を教わりません。

私も自分の記憶をたどってみると、小中高生の頃は、
書けと言われて、やみくもに感想文などを書いていました。

文章の上手な同級生がいて、感心したことはありますが、
それが習得できる技術だとは、
学生時代には考えたこともありませんでした。

私が、かろうじて文章の書き方を示されたのは、
大学の卒論を書くときぐらいでした。

これとて木下是雄さんの名著「理科系の作文技術」を
読めと言われただけでしたが・・・

私のように、文章の書き方を教わらないまま大人になってしまうと、
どこか自分の書く文章に自信が持てないものです。

しかし、こんな私でも本書の技術を身につけると、
自信が持てるようになるかもしれません。

本書では、文章に関する「よくある質問」に近藤さんが答える形式で、
文章を書く上での基本的なルールや表現方法が解説されています。

また、随所に「問題」が設けられているので、
自分の頭で考えながら、文章術を身につけることができます。

本書が扱うのは、どこでも通用する一般的な文章なので、
レポートやビジネス文書と違って、
型に流し込んで終わりというわけにはいきません。

ですから、簡単にマネできない部分もありますが、
何を意識して書けば良いのか、
文章の勘所はよくわかるように解説されています。

この本から何を活かすか?

  <よくある質問>
  「見方のユニークな作文は点数も高いと聞きます。
  独自の見方を身につけるノウハウはあるのでしょうか。」

この質問に対し近藤さんは、他の人と違う視点を持つには、
できるだけ社会通念にまつわる既成概念や固定観念を
自分の中から追い払う必要があると答えています。

そのために近藤さんがやっているのは、次のような方法です。

  「①納得」、「②共感」、「③驚き・不思議」の
  3つのファイルに分け、新聞や雑誌、本に登場する人の話しで
  それらに該当するものがあれば、切り抜くなどしてファイルに収める。

この作業をすると、一層記憶に残り、
こういう見方があるのかと受け止めることで、
物事のとらえ方のコツを学べるそうです。

ネットで見つけた記事も、この3つの分類で、
タグ付けやブックマークをするといいかもしれませんね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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