活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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そのかめはめ波は違法です!

そのかめはめ波は違法です!──ワクワクドキドキ大冒険しながら法律武装
そのかめはめ波は違法です!──ワクワクドキドキ大冒険しながら法律武装

(2011/10/28)
間川 清 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:19

  「この本は、現代ビジネスマンに必要な法律知識を、
  漫画『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』の登場人物や
  数々の名シーンを利用しながらわかりやすく楽しく解説し、
  読み終わった時には、ドラゴンボールの世界を堪能しながら、
  現実の生活に活かせる法律知識を身につけることが
  できるように書いてあります。」

このように説明するのは、本書の著者で弁護士の間川清さん。

本書を執筆するにあたり、間川さんの選択肢は2つあったと思います。

1つは、アニメやドラマを題材に、シリーズで法律本を書くこと。

柳田理科雄さんが「空想科学読本」をシリーズ化しているように、
「空想法律読本」刊行するという試みです。

アニメだけでなく、数々のドラマに登場する人物の行為に、
法律の解釈を加えることができますから、
きっとネタには事欠かないでしょう。

もう1つは、ドラゴンボール愛を前面に押し出し、
ドラゴンボール好きな読者をターゲットに法律本を書くこと。

こちらは題材をドラゴンボール以外には求めない
特化した戦略ですから、シリーズ化はできません。

せいぜい続編が1冊出るかどうかというところでしょう。

間川さんが選んだのは後者です。

個人的には、前者を選んでいろいろなアニメやドラマを題材に、
シリーズ化しても面白いと思いますが、
間川さんのドラゴンボールへの愛情はかなり強いので、
あえてドラゴンボールに絞った内容を選択したのでしょう。

そもそも間川さんは弁護士で、本業が忙しいことでしょうから、
この本をシリーズ化して生活の糧にしようという
発想自体がなかったのかもしれません。

本書は、私のように中途半端にしかドラゴンボールを
読んでいなくても十分楽しめましたから、
ファンの方にとっては、かつてドラゴンボールを
読んでいた頃の感覚が蘇ってくる、たまらない一冊だと思います。

  ・孫悟空の「ぱんぱん」で男女判定は強制わいせつ?
  ・かめはめ波で壊した家の賠償金。支払うのは悟空かピッコロか?
  ・セクハラ亀仙人の責任は重罪
  ・捨て子だった孫悟空。孫悟飯の遺産を相続できるのか
  ・トランクスを「認知」しないベジータ。超サイヤ人でも父親失格

  「孫悟空はワクワクしながら厳しい修行に耐えて、
  強くなっていきました。読者のあなたも、これから始まる
  本書というワクワクドキドキの大冒険にでかけ、
  法律知識を身につけてください。」

この本から何を活かすか?

40代の私にとっては、ドラゴンボールはそれほど
ど真ん中ではありません。

ちゃんと読んでいたのが、恐らく「ピッコロ大魔王編」
ぐらいまでだったと思います。

ですから、本当にドラゴンボールが人気絶頂になった頃には、
たまにしか読んでいない状態で、
最後がどういう終わりかたをしたのかも知らないぐらいです。

間川さんは、少年時代から何十回も読み返してきた
ドラゴンボール1巻~42巻までを、本書の執筆にあたり、
再度、一気に読み通したそうです。

そのワクワク感が、ちゃんと読んでいない私にも伝わってくる・・・

今度、漫画喫茶に行ったら、
ドラゴンボールを最後まで読んでみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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