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仕事ができる社員、できない社員

仕事ができる社員、できない社員
仕事ができる社員、できない社員

(2011/09/02)
吉越 浩一郎 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:16

  「そもそも、二〇代後半から三〇代半ばまでに
  ヘッドハンターから一度も声がかからないなら、
  その人はビジネスマンとしての実力、社会人としての魅力に
  欠けていると自覚したほうがいいかもしれません。」

元トリンプ・インターナショナル・ジャパン代表取締役
吉越浩一郎さんが、本書で求める人材のレベルは高い。

恐らく、吉越さん自身、ヘッドハンターから
声がかかった経験があるので、このような基準になるのでしょう。

吉越さんは、会社に必要とされる人が2割、
その他大勢が8割と言っています。

しかし、実際にヘッドハンターから声がかかる人は、
もっともっと割合は少ないのではないでしょうか。

それはさておき、吉越さんに求められるような
レベルの高い人材に一足飛びになれなくても、
それを目標に地道に努力していくことは必要です。

それでは、どのような人が手放したくないと思われる人材なのか?

本書で示されるのは、仕事ができる人の48の特徴。

例えば、第1章の「こんな“考え方”ができる人」では、
次の7つの特徴が挙げられています。

  ・「勝ち負け」にこだわる人
  ・「結果がすべて」と考える人
  ・あえて逆境に身を置ける人
  ・運、不運にとらわれない人
  ・「損な役回り」を買って出る人
  ・いつか独立したいと考えている人
  ・バカになれる人

これらは、吉越さん自身が実践してきたこと。

更に吉越さんがトリンプで19年間にわたって経営者として
多くの社員と接する中で、絶対に手放したくないと思った
社員の特徴でもあるようです。

本書では、様々な角度から「仕事ができる人」と「できない人」の
違いを挙げ、どうしたら求められる人材になれるのか、
その方法についても述べられています。

本書の良い点は、「デッドライン」や「早朝会議」といった
ひとつの仕事のやり方に特化した内容ではなく、
どんな職場、どんな職種でも通用する
普遍的な仕事のやり方を扱っていることです。

ただし、吉越さんもトリンプの社長を辞めて既に5年。

個人的には、吉越さんが退任した当初の著書に比べて、
本書は客観的な視点で語られている分、
以前ほどの迫力がなくなったように感じました。

この本から何を活かすか?

  「常に集中力のある人などいません。
  ただ、集中力を上げるための条件や方法はあります。
  まずは、睡眠が十分であること。(中略)
  次に、静かに仕事ができる環境が整っていること。
  最後に、仕事に“デッドライン”が設けられ、
  締め切り間近な状況であることです。」

吉越さんが集中力を上げるためにトリンプの社長時代に
導入したのが「がんばるタイム」。

午後の2時間は、同僚と話をしたり、コピーをとるなど
立って歩くのも禁止して、一斉に仕事に集中する時間を
作ったことは有名です。

私は最近、集中力の欠如を感じるので、
自分で「がんばるタイム」を設定してみようと思います。

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