活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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最強の人生時間術

最強の人生時間術(祥伝社新書247)
最強の人生時間術(祥伝社新書247)

(2011/09/02)
齋藤 孝 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:17

  「本書はよくある時間管理術の本ではありません。
  “人生”を見据えた“最強の時間術”の本です。
  では、どんなところが“最強”なのでしょうか?」

本書のプロローグは、このように始まります。

齋藤孝さんが、本書を「最強」と謳う理由。

それは、本書が「人生」という視点で時間管理を語っているから。

確かに、今を効率良く生きるタイムマネジメントも必要ですが、
一生の人生を振り返ってみて、充足感の高い過ごし方が
できていれば、それは幸せなことですね。

齋藤さんは、人生はギアチェンジすることが
必要だと言っています。

そこで本書ではヒンドゥー教の「四住期」に習って、
人生を4つに区分し、それぞれのライフステージに合った
時間管理の仕方を提案しています。

  第1期 狩猟期 30歳~45歳
    社会的人生の盛りの時期、最優先事項は「向上」
  第2期 ダブルスタンダード期 45歳~60歳
    仕事と余生の準備の2つの価値観を持つ時期
  第3期 円熟期 60歳~75歳
    自分の望む第2の人生を再デザイン
  第4期 ゼロ出力期 75歳以上
    時を過ごすことで悟りに近づく

ちなみに、0歳~30歳までは、齋藤さんの「四住期」に
含まれていません。

それは、20代までは時間について考える前に、
ガムシャラに頑張ってみることの方が大切だから。

齋藤さんは、あえて20代までを外したようです。

また本書では、人生の中には第1期の「一人前山脈」と
第3期の「ゴールデンタイム山脈」という
2つの質の異なるピークがあるとも説明されています。

大切なのは、この2つの山脈をスムーズに移行すること。

既存の時間術の本では、あたかも今が永遠に続くように、
ひたすら時間の効率化を目指しますが、
本書では、終わりを見据えて、
時間の使い方を意識的に変えていくことが新鮮でした。

と言っても、齋藤さん自身が現在50代なので、
四住期の中では、まだ前半の第2期を過ごしているわけです。

ですから、第3期・第4期については、
齋藤さんが目標としている生き方なのだと思います。

この本から何を活かすか?

私は、齋藤さんの四住期で考えると、
丁度、第1期から第2期に移ったところです。

今までは、効率を高める時間術にしか目が行きませんでしたが、
もう少し人生の質を高める時間の使い方に注目したいところです。

本書の中で、私が気になったのは次の2点。

  ・死ぬまでにやっておきたいことを始めよう
    ここでのポイントは、新しく始めることの上達を考えないこと

  ・45歳から始める質の高いダラダラ読書
    速読ではなく、時間をかけてその作家のワールドに浸る

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 


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