活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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柳井正の希望を持とう

柳井正の希望を持とう (朝日新書)
柳井正の希望を持とう (朝日新書)
(2011/06/13)
柳井 正 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:22

  「我々はビジネスマンだ。
  ビジネスマンがやることは、すなわち働いて金を稼ぐことだ。
  仕事は我々の飯の種なのだから。
  店を開け、お客様を迎え、商品を売る。
  あるいは営業に出かけて、商品やサービスを提供し、金を稼ぐ。
  そうして手にした金をふたたび社会へ送り出し、
  世の中の景気を良くしていく。それが我々の使命だ。
  そうすることで、世の中は回っていく。」

この文章から分かる通り、本書は柳井正さんの
「商人気質」が溢れた本です。

本書は、2010年4月から1年間、朝日新聞土曜版「be」に掲載された
コラム「柳井正の希望を持とう」をベースにまとまられました。

何の分野でもそうですが、確固たる信念を持ち、
徹底的にこだわって、その分野で突き抜けて行動する姿は、
人々に感動を与えます。

やはり柳井さんは、商売人として、経営者として突き抜けています。

実は、私はフリースがヒットし、ファースト・リテーリングが
急成長していた頃、ユニクロに対しても、柳井さんに対しても、
あまり良い印象を持っていませんでした。

しかし、今やユニクロは大好きですし、
柳井さんのファンにもなりました。

それは、目先の戦術は変わっても、
柳井さんの商売人としての徹底したこだわりが分かり、
その突き抜け度がだんだん感じられるようになったからです。

震災後だからといって、中途半端に自粛をせず、
自らの使命を全うすることで、日本を元気にする
柳井さんの考えに、私は賛同します。

本書では、自分に期待し、得意な部分を懸命に磨けば、
必ず活路が開けるという、柳井さん流の仕事論が展開されています。

  第1章 自己改革を急げ
  第2章 経済敗戦からの出発
  第3章 私の修行時代
  第4章 基礎的仕事力の身につけ方
  第5章 自己改革の処方箋
  第6書 希望を持とう

中には柳井さんに独善性や冷徹さを感じる方も
いるかもしれませんが、現在の日本には欠かせない個性であり、
真のカリスマ経営者だと、私は思います。

本書は、明るい希望が持てる本というよりは、
沈滞ムードの日本に、強烈な刺激を与える一冊です。

この本から何を活かすか?

柳井さんは上場した頃から、「プロフェッショナルマネジャー」や、
レイ・ロックさんの自伝、ドラッカーさんの著書を
読み直すことが多くなったと言います。

また本書では、柳井さんがビジネスマンに推薦する
ビジネス書も8冊ほど挙げられていました。

  「いずれも、ちゃんと読むには集中力がいる。
  深く理解するには他の本を調べて勉強しなくてはならないことも
  あるだろう。しかし、本を読むとはそういうことだ。
  脳から汗が出るくらい、うんうんうなりながら読むことだ。」

最近、うなりながら読書してないな。
月に一冊くらいは、そういう本を読まなければ・・・

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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