活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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華僑流おカネと人生の管理術

華僑流おカネと人生の管理術
華僑流おカネと人生の管理術

(2011/05/20)
宋 文洲 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:22

  「華僑とは、国外にチャンスを求めて、また戦乱や文化大革命などで
  やむなく、母国・中国を離れ、海外で暮らしている中国人のこと。」

華僑の人たちは、異国の地で暮らしますから、
自国では遭遇しないような様々な困難に直面します。

しかし、それはチャンスを広げるために、
自らの判断で選択したリスクです。

彼らは、リスクの中で生き抜く術を見つけ、
そのノウハウを代々言い伝えていく。

  「本書では、そんな華僑のノウハウの一端を、
  宋文州という一人の人間の体験を通した形ではありますが、
  できる限り伝えていきたいと思います。」

宋さんは、ソフトブレーンの創業者で、
現在は同社マネージメント・アドバイザーを務めています。

発行するメルマガの登録者が9万人もいますから、
ご存知の方も多いでしょう。

人気の秘密は、起業して成功したからというよりも、
日本人の経営者とは少し違う視点を持っているからだと思います。

その根底にあるのが、本書で紹介される華僑の考え。

リスクを負うようなチャレンジをするが、
まずは現実的なところから始めて、資金を貯めながら
チャンスを探していく。

仮に失敗しても、それを生きる力として身につける。

そして、リスクをとる裏側では、
二重三重にリスク対策を行っていく。

実際に海外に出るか出ないかは別にして、
宋さんが本書で勧めるのは、そんな「華僑的な生き方」です。

  「あなたには、ぜひ華僑ならぬ“和僑”を
  目指していただきたいのです。」

個人的に、考えさせられたのは、
宋さんが、日本を離れ北京で暮らすようになった理由。

それは、お子さん(小学3年生と小学2年生)の子育てを、
あえて競争の過酷な中国で行おうと決意したから。

生活環境は、日本と比べて決して良いとはいえません。

それでいて、受験競争は激しい。

しかし、だからこそ子供の将来を考え、
生きる力を鍛え上げるために中国での生活を選んだようです。

私は、子供をぬるく緩く育てていますから、
見習うべき点がありました。

この本から何を活かすか?

  「家書抵万金(ジィア・シュウ・ディ・ワン・ジン)」

家書とは、その家に代々伝わる門外不出のノウハウで、
万金とは、たくさんの富という意味のようです。

  「代々伝わるノウハウは巨額の富に値する」

門外不出ではありませんが、自分がこれまで読んできた本で、
代々読み継いで欲しい「家書」を選定するのは、
面白い試みかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 07:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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