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ユニクロで学んだ「巻き込み」仕事術

日本一の「実行力」部隊 ユニクロで学んだ「巻き込み」仕事術
日本一の「実行力」部隊 ユニクロで学んだ「巻き込み」仕事術

(2011/05/27)
田中雅子 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:22

一人で、できることには限界があります。

ならば、周りを巻き込んで、チームで成果を出す。

巻き込みができると、
  ・リーダーシップや時間など、ないないづくしでも大丈夫
  ・今いるメンバーで結果が出せる
  ・自主性が生まれ、全員のモチベーションが上がる
  ・自分の力以上の成果が出せる

本書で披露されるのは、外資系企業からユニクロに転職し、
女性マネジャーとして、現場実践マネジメント術を学んだ
田中雅子さんの「巻き込み」仕事術。

  「巻き込みとは、自分以外のメンバーを徐々に増やしながら、
  彼らに無理やりやらせるのではなく、
  彼らのモチベーションに火をつけながら、
  自発的に動いてもうことを意味します。」

巻き込んでいく中心は、現場のマネジャー。
だからマネジャーは中間管理職ではなく、「中心管理職」。

マネジャーが台風の目となって、プロジェクトメンバーはもちろん、
部下、上司、他部署のメンバー、役員、社長までを
徐々に巻き込んで、大きな成果を出します。

巻き込む手順は、次の5ステップ。

  ステップ1. 「データベース」を整理する
  ステップ2. 口説く相手を分析して「戦略」を立てる
  ステップ3. 口説き方の「戦術」を練る
  ステップ4. 「コミット&期限」の確認
  ステップ5. 議事録にかぶせた「リマインドメール」の活用

田中さんもユニクロに転職した当初は、
外資系から来た女性マネジャーとして、
既存の社員からは、かなり警戒心をもたれたようです。

しかし、本書の巻き込み術で、徐々に協力する仲間を増やし、
ユニクロがV字回復する原動力となった
「ダイバーシティ・プロジェクト」を成功させたようです。

通常、この手の本は、ノウハウをベースに
事例を紹介するケースが多いと思います。

しかし本書は、田中さんのユニクロでの苦闘のストーリーの中に、
うまくノウハウ解説が組み込まれているので、
どのような変化が起こり、どんな成果が出るのかが、
非常にイメージしやすく、また、共感できる内容になっています。

この本から何を活かすか?

私が本書で興味を持ったのは、
最初に巻き込む相手の「データベース」を作ること。

ここのステップをしっかり行うことで、
その人の得意なことや強みを活かした
適材適所の協力体制が築けるようです。

ここでのポイントは、噂やステレオタイプな見方を
いったん削除して、自分の判断や直感をもとに
データベースを整理していくことです。

当然のことかもしれませんが、田中さんは、
ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の
柳井正さんのデータベースも作っているようです。

仕事だけでなく、プライベートな人脈の
データベースを整理するのも面白いかもしれませんね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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