活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ホワイトスペース戦略

ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ
ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ

(2011/03/29)
マーク・ジョンソン 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:23

どんな優秀な企業でも、既存の顧客のニーズを満たす
コアビジネスの拡大だけでは、成長の限界が訪れます。

次なる成長の原動力になるのは、
コアビジネスに隣接する分野。

しかし、その隣接分野でも、いずれ限界がきます。

コアビジネス・隣接分野で、成長の限界が訪れたらどうするのか?

その時こそ、更なる成長を持続するために、
「ホワイトスペース」で、ビジネスモデルの
イノベーションを起こす必要があります。

ホワイトスペースとは、既存のビジネスモデルでは
活動の対象としていない領域。

そこは、コアスペースと隣接スペースの外にあり、
新しいビジネスモデルを確立しないと生かせない領域です。

本書では、経営者の才能やひらめきに頼らず、
ホワイトスペースで、イノベーションを起こす方法を、
再現可能なプロセスとして提示します。

そのために必要なのは、ビジネスモデルの「4つの箱」。

これは、「顧客価値提案」、「利益方程式」、
「主要経営資源」、「主要経営プロセス」からなる
フレームワークです。

本書では、このフレームワークを使って、
新しいビジネスモデルを設計し、導入する方法が、
豊富な事例と共に解説されています。

著者は、名著「イノベーションのジレンマ」の
クレイトン・クリステンセンさんの盟友である
マーク・ジョンソンさん。

2008年にジョンソンさん、クリステンセンさん、
ヘニング・カガーマンさんの3人は、
ハーバード・ビジネス・レビュー誌に
「ビジネスモデル・イノベーションの原則」という
論文を発表しました。

この論文は、優秀な論文に送られるマッキンゼー賞を受賞。

本書は、その論文を発展させたものです。

正直、実用性という面では厳しいかもしれませんが、
企業のイノベーション研究としては、面白い一冊です。

この本から何を活かすか?

当然、本書の事例で登場するのは主に欧米の企業。

  アップル、アマゾン、IKEA、ホールフーズ、P&G、
  サウスウェスト航空、ダウ・コーニング・・・

日本の企業は、ほとんど出てきません。

ならば、自分の手でホワイトスペース戦略の事例に
当てはまりそうな日本企業を探してみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| 経営・戦略 | 09:34 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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