活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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突破する力

突破する力 (青春新書インテリジェンス)
突破する力 (青春新書インテリジェンス)

(2011/02/02)
猪瀬 直樹 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

将来に明るい展望を描けない。

特に、今の若い世代は、こういった閉塞感を
持っている人が多いのかもしれません。

作家にして、東京都副知事。

いつも自信にあふれるたたずまいの猪瀬直樹さんも、
20代の頃は、将来の展望は何も見えていなかったそうです。

  「本気で仕事をしよう。
  孤独を自分の友にしよう。
  出来合いの希望を蹴り飛ばして、自分の手で希望をつくろう。
  未来は、その先につながっている。」

実は、60歳を過ぎた現在も、猪瀬さんにとって
いまだ未来は不透明だそうです。

だからこそ、今も仕事と真剣に向き合う猪瀬さんがいる。

そして、自分の手で希望をつくりながら、
徹底的に仕事と対峙してきた結果、
猪瀬さんは、さまざまな壁を突破してきました。

一匹狼でありながら、組織を、政治をも動かす。

本書は、そんな猪瀬さん流の仕事論が語られています。

  Ⅰ 壁を打ち破るには“頭”を使え
    ―不安な時代を「図太く生きる」章
  Ⅱ 自分の最大の武器は、弱点の中にある
    ―「自分らしさ」を磨き込む章
  Ⅲ 成果につながる努力、無駄に終わる努力
    ―人生を面白くする「本気の仕事力」の章
  Ⅳ 10人の知人より、1人の信頼できる味方
    ―「本物の人間関係」を築く章
  Ⅴ いくら稼いだかなんて、二流の発想
    ―「人生」と「仕事」の究極の目的の章

本書は、雑誌「月刊BIG tomorrow」に猪瀬さんが連載した
「サル知恵 ワル知恵 ヒトの知恵」に加筆・再構成したものなので、
1つ1つは非常に読みやすく書かれています。

190ページ弱の新書なので、
1~2時間でサラッと読めてしまいます。

しかし、その経験に裏打ちされたアドバイスは、
たとえ他の人と同じ内容の助言であっても、重い。

仕事や人生で行き詰まりを感じたときに、
前に進む力を与えてくれる一冊です。

この本から何を活かすか?

  「問題を解決する思考力は、頭の良し悪しではなく、
  頭の持久力で決まります。
  斬新な発想がなくてもいい。
  壁にぶち当たったら別の方法を考え、また行き詰ったら、
  さらに他の方法を試してみる。
  その繰り返しこそが、新しい道を拓きます。」

最近、問題解決のノウハウやロジカルシンキングを
解説する本を目にする機会が増えましたが、
それはあくまで「道具」の話。

結局、どんな道具を使おうとも、あきらめずに
最後まで自分で思考し続けることが、
本当の思考力ということですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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