活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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希望をはこぶ人

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希望をはこぶ人

(2011/04/15)
アンディ・アンドルーズ 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:20

本書は2009年にアメリカで刊行された「The Noticer」の翻訳本。

世界20カ国で翻訳が決まった話題の自己啓発小説です。

著者のアンディ・アンドルーズさんは、
高校卒業後、両親を相次いで失い自暴自棄になっていました。

そして、数年のうちに桟橋の下で暮らすホームレスに。

しかし、23歳のときに不思議な老人と出会います。

その老人の名は、ジョーンズ。
ジョーンズさんではなく、ただのジョーンズです。

年齢不詳で、65歳から80歳くらいに見え、
船渠の管理人にジョーンズのことを聞くと、
「おれがガキだった時分から、ジョーンズはもう老人だったよ。
今、おれは52歳だ。」との答え。

アンドルーズさんは、この老人から「ものの見方」を教わります。

例えば、お腹をすかせたアンドルーズさんに、
ジョーンズが、イワシとソーセージを差し入れし、
2人で一緒に食べるシーンで。

  「君は、砂の上に腰を下ろしてイワシとソーセージを
  食べていると言ったね。
  私は浜辺で海の景色を眺め、潮の香りを満喫しながら
  ごちそうをいただいていたよ」

アンドルーズさんは、ジョーンズからものの見方を教わり、
人生を前向きに考えるようになります。

その後、アンドルーズさんさんはコメディアンとして成功し、
後に作家に転身。

現在は、ニューヨーク・タイムズ誌で
「アメリカで最も影響力のある人物の1人」と
称されるまでになりました。

本書は、そのアンドルーズさんの体験を織り込んだ、
アラバマ州オレンジビーチを舞台にした物語。

第1章は、ほぼアンドルーズさんが体験した実話。
第2章以降、町の人々が謎の老人ジョーンズによって
救われるストーリーは、創作のようです。

和田裕美さんの「陽転思考」をストーリー形式にしたら、
本書のようになるのかもしれませんね。

  「5羽のカモメが防波堤にとまっている。
  そのうち一羽が飛び立つことを決意した。
  残っているのは何羽だい?」

  「四羽です。」

  「そうじゃない。5羽だよ。
  飛び立とうと決意することと、
  実際に飛び立つことはまったく別物だからね。」

ストーリーは、多少ベタなところがありますが、
ジョーンズの含蓄のある言葉が散りばめられていて、
素直によい本だと思います。

この本から何を活かすか?

日本でアンドルーズさんの本は、今のところ
2冊しか刊行されていません。

本書と「バタフライ・エフェクト 世界を変える力」。

しかし、米アマゾンを覗いてみると、
数多くのレビューが書き込まれている本は他にもあるので、
原書でがんばって読んでみたいですね。

  ・The Traveler's Gift
  ・The Final Summit
  ・The Heart Mender

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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