活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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遠足型消費の時代

遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか? (朝日新書)
遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか? (朝日新書)

(2011/03/11)
中沢明子、古市憲寿 他 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:24

  「本書は“お父さん”にとってはマーケティング本テイスト
  でありながら、未知の野遭遇のような異世界体験記。
  もしかすると、救世主となるかもしれません。」

デフレ不況の中でも支持される
IKEA、コストコ、ルクエ、H&M、DEAN&DELUCAなどから
時代の消費動向を読み解く本。

女性誌のライターである中沢明子さんと
社会学を専攻する大学院生の古市憲寿さんの共著。

  「ハワイのオアフ島ではなく、
  車でいけるスーパー温泉やショッピングモール。
  高級レストランのフレンチではなくて、
  ちょっと素敵なキッチン道具を使っての、おうちご飯。」

そこにあるのは、日常から地続きのちょっとした非日常感。

キーワードは「キラキラ」。

海外旅行型の「ギラギラ」した消費ではなく、
日帰りの遠足型の「キラキラ」した消費が受ける時代。

主役は「お父さん」ではなく「女こども」。

  「この“女こども”だけが知っている“キラキラ消費”を
  とらえることが、“モノが売れない時代”に
  “モノを売る”秘訣だと“お父さん”も思えるはずです。」

そして、本書では日本社会そのものが、
徐々に「女こども」化しつつあるとも指摘されています。

それは、退屈な日常をささやかな幸せと共に
しぶとく生き抜く知恵のようです。

確かに時代はそうなっているのかもしれません。

しかし、個人的にはそれがあまりイイとも思えません。

別に豪遊するつもりはないけれど、
IKEAに行くより、やっぱりハワイに行く方がいいけどな。

ちょっと、論点がズレてる?

でも、それはきっと、私が「お父さん」である証。

だからこそ、私にとっては、読む価値のある本でした。

この本から何を活かすか?

我が家には「お父さん」が3人?!

本書の冒頭にある「お父さんのためのチェックリスト」です。

  あなたは次のキーワード10個のうち、いくつ知っていますか?

  □ 日本経済新聞を読んでいるおじさんより街で見つけやすい、
   「DEAN&DELUCA」のトートバッグ

  □ 蒸し器「ルクエ」が起こした空前の蒸し料理ブーム
 
  □ 小瓶で400円もする!と当初見向きもされなかった
   「辛そうで辛くない少し辛いラー油」

  □ 年会費が4200円もするのに、会員数が右肩上がりの
   倉庫型スーパー「Costoco」

  □ 洗いあがってもザ・アメリカンな匂いがガンガン香る
   柔軟剤「Downy」

  □ 日常の中でのちょっとした幸せ消費を特集する
   雑誌「Mart」

  □ 6000個が販売目標のはずが、17万個も売れた
   「スーホルム」のトートバッグ

  □ ガタガタする本棚が飛ぶように売れる
   北欧インテリアショップ「IKEA」

  □ 女性通販サイト「リーマルシェ」で売れている、
   “雑貨”問屋「松野屋」のヒット商品「針葉樹洗濯板」

  □ グッドデザイン賞を受賞した
   蚊帳生地の台ふきん「花ふきん」

5つ以下かしか知らない人を、家族のあるなし、性別を問わず、
本書では「お父さん」と呼びます。

ちなみに、本書を読む前から私が知っていたのは4つ。
私の妻は5つ、娘は2つ。

つまり、トレンドに疎い我が家は
3人とも「お父さん」になってしまいました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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