活かす読書

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恋愛経済学

恋愛経済学 
恋愛経済学
(2011/02/18)
勝間 和代 商品詳細を見る

満足度★★
付箋数:12

勝間和代さんが、恋愛を経済学用語で語るエッセイ。

  「この本は、私がもっとも苦手な“恋愛”を、
  もっとも得意な“経済学”で読み解けないかと
  考えたところからスタートしました。」

勝間さんは、離婚歴が2回。

自身を極端に「システム化能力」は高いが、
「共感能力」は低いと分析しています。

つまり、人の気持ちが分からないと。

そこで、恋愛の理論や、人の気持ちの理論を
しつこく、徹底して、システム化能力で
読み解こうとしたのが本書というわけです。

勝間和代さんが世に出始めたころ、その経歴から、
なんて能力の高い人だろうと思いましたが、
本書を読むと、能力の高さの代償として
勝間さんが犠牲にしていたものが分かります。

ちょっと見方を変えると、勝間さんの感覚のズレを
楽しみながら、読むことができます。

本書の巻末には、秋元康さんとの対談があり、
次のような会話が収録されています。

  秋元 : カツマって男にこんなところへ連れて行ってもらいたいとか、
       こんなふうに抱きしめられたらどうしようとか、
       考えないでしょう?

  勝間 : それよりは、どう生きていったらうまくいくのかとか、
       いま恋愛のどの段階にあって、これからどういう展開が
       あるんだろうとか、ここは前に計算しなかったから、
       ちゃんと学習しておこうとか、そういうことのほうに
       関心がありますね。
  (中略)

  秋元 : 恋愛経済学も、カツマカズヨも、恐るべしだね。

秋元さんの最後の言葉が、すべてを語っています。

確かに、「経済」も「恋愛」も、その根底にあるのは、
人の感情ですから、共通しているところもあるでしょう。

しかし、人の気持ちが分からないのに恋愛本を書き、
この本を参考にできる人がいると考えているところが、
勝間さんの凄いところです。

その凄さは「結局、女はキレイが勝ち」を上回っているかも。

怖いもの見たさで、本書を買わずとも、
書店でパラパラとページをめくってみる価値は
あると思います。

この本から何を活かすか?

勝間さんは、自分を「恋愛が苦手」と考えていますが、
それは違うと思います。

なぜななら、2回の離婚歴というのは、
2回結婚できたということ。

それ以外にも男性と付き合ったことがあるでしょうから、
本人はそう感じていなくても、
それなりに恋愛はできていると思います。

本当にできないのは、結婚生活などの
親密で期間の長い人間関係を築くこと。

離婚の原因は、人の気持ちが分からないのに、
普通の人と結婚してしまったことにあるのではないでしょうか。

勝間さんが選ぶべきは、人の価値をお金に換算して判断する相手。

お互いに経済合理性を重視した関係なら、
勝間さんがお金を生む能力がある限り、
その関係は続くはずです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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