活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2011年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

トム・バッソの禅トレード

トム・バッソの禅トレード (ウィザードブックシリーズ)
トム・バッソの禅トレード (ウィザードブックシリーズ)

(2011/01/21)
トム・バッソ 商品詳細を見る
 
満足度★★★
付箋数:22

  「フラストレーションなしの資産運用に向けての
  第一歩を歩み出したいと思っているすべての投資家に
  本書をささげたい」

著者のトム・バッソさんは、「新マーケットの魔術師」や
魔術師たちの心理学」にも登場する著名トレーダー。

「トレーダーの鑑」とか「ミスター冷静沈着」とも称されています。

コイントスで買いか売りを決めるランダムな投資であっても、
手仕舞いのタイミングとポジションサイジングだけで
利益を上げれることを証明したエピソードでも有名。

本書は、バッソさんが「投資の心構え」について語った本です。

かなり平易に書かれていますから、投資心理学の本の中では
非常に読みやすい本となっています。

タイトルに「トレード」とついているので、
“投資”ではなく“投機”について書かれていると思われがちですが、
原題「Panic-Proof Investing」の通り、
平静を保ってイライラすることなく投資するための
メンタル面の話が中心です。

バッソさんが考える、「投資で成功する条件」は3つ。

  1つ目は、投資を始めるときとやめるときに関して
  戦略を持っていること。

  2つ目は、うまくいくだろうと思っていた投資がうまくいかないときに
  自分の資産を守るリスク管理や資金管理の対策を講じていること。

  3つ目は、自分のことをよく理解し、自分の置かれている状態、
  使えるリソース、そして自分の性格に合った投資戦略を
  組み立てていること。

この中で、バッソさんは3つ目が、投資で成功するために、
最も重要な鍵になると説明しています。

インデックスファンドを買って資産運用する場合も
短期でトレーディングを行う場合であっても、
結局は投資する人の心の持ちようがパフォーマンスに
大きな影響を与えます。

ですから、本書には投資でもトレードでも、
マーケットに参加するすべての人に必要な心の鍛錬方法が
書かれていると言えます。

ちなみに本書は、2000年に日本短波放送から刊行された
成功者への道―ウォール街実践投資マニュアル」の復刻版。

翻訳者も出版社も異なるので、再翻訳版と言うべきでしょうか。

この本から何を活かすか?

  「わたしは12歳のときから投資をしているが、
  すべては新聞配達をして稼いだお金で投資信託を買うことから始まった。
  それから30年たつが、わたしはまだ自分の技能を磨いている。
  完璧な投資家には絶対になれないことを知っているからだ。
  ただ、投資の腕を磨くプロセスを楽しむことはできる。」

私は、最近、投資に限らずどの分野においても
自分の腕を磨くという意識が欠如していました。

「腕を磨くプロセスを楽しむ」ことを再開したいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 投資 | 06:11 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

| PAGE-SELECT |