活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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メッシュ

メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる
メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる

(2011/02/17)
リサ・ ガンスキー 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:19

共有(シェア)する方が、イイものがある。

本書が提案するのは、新しいシェアのかたち。

  「基本的に、メッシュはネットワーク対応のシェアリングを
  基盤に置く-モノやサービスを所有するためではなく、
  モノやサービスにアクセスする手段を提供する
  ビジネスを指す。」

こう説明するのは、著者のリサ・ガンスキーさん。

デール・ドハーティさん、ティム・オライリーさんと共に、
写真共有サイト「Ofoto」を立ち上げた
シリコンバレーの名物起業家です。
(Ofotoは、後にイーストマン・コダックが買収)

なぜ、ガンスキーさんは、シェアリングサービスを
あえて「メッシュ」と呼ぶのか?

それは、メッシュ=網というイメージが
このビジネスにぴったりだから。

  「網の結び目からさまざまな方向に糸が伸びて行くように、
  ネットワークがほかのネットワークと結びついて
  どんどん広がっていく、というのがメッシュ・ビジネスの
  イメージである。」

メッシュ・ビジネスの特徴は4つ。

  1. シェアする
  2. ウェブとモバイル情報ネットワークを駆使する
  3. 有形のモノや具体的なサービスを扱う
  4. 顧客との接点がソーシャルネットワーク上である

そして、メッシュ・ビジネスにとって最もおいしい市場は、
「高価で使用頻度の少ない」モノやサービスの提供すること。

確かに、時代は所有から共有へと流れています。

本書は「メッシュ」という新しいキーワードこそ
登場しますが、結局、シェアリングサービスのこと。

私のようにレイチェル・ボッツマンさんらの
シェア」を読んでいる人にとっては、
あまり目新しさを感じないかもしれません。

また、本書のイントロダクションで紹介される事例は、
クリスマスツリーの「レンタル」の話です。

目の付け所によって、購入し消費するのが習慣となっている
モノでさえ、シェア型のビジネスへ転換できるという意味で
紹介されています。

しかし、「この本ってレンタルの話なの?」と思わせる面があり、
ガンスキーさんが本当に伝えたいことと、
少しズレている印象を与えています。

この本から何を活かすか?

子供に見る「シェア」。

私の小学生の娘は「ちゃお」という月刊のマンガ雑誌を購入しています。

娘には、2人の仲の良い友達がいるのですが、
1人には「なかよし」、もう一人には「りぼん」という
自分とは別のマンガを買うようにすすめました。

3人で貸し借りをすれば、毎月3冊の新しいマンガが読めるよと。

シェアに巻き込まれた友達の方はどう思っているわかりませんが、
娘は自分の考えたこのシステムに非常に満足しているようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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