活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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40歳からの知的生産術

40歳からの知的生産術 (ちくま新書)
40歳からの知的生産術 (ちくま新書)

(2011/01/07)
谷岡 一郎 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

谷岡一郎さんといえば、「ツキの法則」が有名。

主に谷岡さんが執筆している分野は「ギャンブル学」ですが、
他にも犯罪学、社会調査論、数学、歴史学、法律学、病理学、
果てはSFやパズルの本まで書かれているようです。

谷岡さんは、なぜ、こんなに多岐にわたる分野の本が書けるのか?

それは本書で披露される、少ない時間で最大の効果をあげる
知的生産術を駆使いているから。

  「本書のプロジェクトは、40歳代に突入したくらいの人からを
  対象とする“知的創造・発信”に限定しよう。
  つまり次の一手を考えている学者・研究者・ビジネスパーソンなどによる
  新しい知見の発信に向けたノウハウを紹介するつもりである。」

“40歳からの”というターゲットの絞込みに反応して、
私は読んでみましたが、本書で紹介されるノウハウは
特に年代を気にしなくていい感じがします。

  第1部 時間管理術/第1章~第3章
  第2部 情報管理術/第4章~第6章
  第3部 知的生産管理術/第7章~第8章

谷岡さんの知的生産術のキモは、
必要なことと不要なことのメリハリをつけること。

情報の密度の低いものは、バッサリ切り捨て、
集中できる環境をつくることを徹底しています。

  「こんな時代だからこそ、情報を切り離す(そして考える)
  時間が大切なのだ。また瞬時にゴミを察知し、
  それらを捨てる能力も同じことである。」

谷岡さんにとって、情報量が少ないコミュニケーションも
切り捨てるもののひとつ。

それが、谷岡さんが携帯電話を持たない理由でもあります。

本書は最近のノウハウ本では珍しく、
携帯、スマートフォン、PCなどの情報通信機器を
ほとんど利用しない知的生産術です。

谷岡さんも、それらを完全に否定しているわけではありませんが、
小手先のノウハウで得られるメリットよりも
逆に奪われる時間をなくすことに注力しているようです。

この本から何を活かすか?

  「どうでもいいこと」の仕分け

谷岡さんは、次に挙げることには、
なるべく時間を取られないようにしているそうです。

  ・ツイッターやブログは見ない
  ・同じニュースを繰り返し見ない
  ・会議を長引かせない
  ・長いスピーチを避ける
  ・どうせ議論の噛み合わない人は放っとく

谷岡さんが、ツイッターやブログを見ないのは、
つまらないものが多く、情報が希薄だから。

誰もが発信できるネットの世界では、
確かに谷岡さんの言うとおり、有用な情報の割合は低いでしょう。

個人的には、だからこそ自分が知りたい情報や
密度の濃い情報にアクセスするノウハウが必要だと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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