ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい!(2010/12/23)出口 治明 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:27日本の常識が世界の非常識であるとは、よく言われるところです。例えば、転勤や単身赴任。日本では企業に雇われる以上、本人の希望に関わらず、特殊な事情がない限り、転勤は受け入れなくてはならないものというのが一般常識です。ところが、海外では経営層を除いては、現地採用が...
世界経済を破綻させる23の嘘(2010/11/19)ハジュン・チャン 商品詳細を見る 満足度★★★★付箋数:30原題「23 Things They Don\'t Tell You About Capitalism」(資本主義について語られない23の事)本書は、まことしやかに語られる自由市場主義の常識を否定し、資本主義には本当に何が必要なのかを語ります。扇動的ではありませんが、かなり刺激的。著者は、韓国出身で現在は英ケンブリッジ大学で開発経済学を教えるハジュン・チャン...
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)(2010/12/21)長谷川英祐 商品詳細を見る 満足度★★★★付箋数:22アリといえば、働き者の代名詞。私も娘も観察セットで、アリを飼育したことがありますが、いつ見ても一生懸命に働いているので、その働きぶりに感動していました。しかし、本書の著者、長谷川英祐さんらの研究によると、実は働いているアリは、たったの2割。7割のアリは、ただうろちょろしていたり、ボーっとして...
人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」〈インディ〉から「相互依存」〈インタディ〉へ(2010/12/10)勝間 和代 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:20 「本書は、その『インディでいこう!』、あるいは 『インディペンデントな生き方実践ガイド』の内容を すでに実践している方で、“この方法でいいのか”“この先に何があるのか” “単純な自己啓発の出口は何か”などと思い悩むような、 新...
日本人が知らない日本経済の大問題(2010/12/16)野口 悠紀雄、幸田 真音 他 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:29 「厚生年金」の積立金は2033年までにゼロになる!厚生労働省の試算だと、積立金は今後100年間増え続けることになっているそうです。一方、本書のシュミレーションによると、現状の運用では、受給者の増加および納付者の減少により、厚生年金の積立金は、あと22年後にゼロになると試算されています。その事実に多く...
最高齢プロフェッショナルの教え(2010/12/17)徳間書店取材班 商品詳細を見る 満足度★★★★付箋数:28徳間書店、高嶋さんより献本いただきました。ありがとうございます。最高齢のプロフェッショナルとは、最高の技術を持ったプロフェッショナルだった。そして、最高にカッコイイ。本書は、15人の仕事の達人へのインタビュー集。達人たちの平均年齢は85.7歳。彼らの辞書には、「定年」という言葉はありません。彼らは、いかにして天職...
お金の流れが変わった! (PHP新書)(2010/12/16)大前 研一 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:27 「ずばりいおう。多くの国民がいま口には出せないが 心の中で感じていることを。 “政権交代は誤りだった!”」大前研一さんが、ズバリ言うのはいつものこと。それを期待して読む人もいるかもしれません。本書では、他にも 「民主党は市場からの制裁を受けるのではないか」 「民主党には、いいかげんで子どもだましの ...
Facebookをビジネスに使う本(2010/11/06)熊坂 仁美 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:202010年5月に「facebook フェイスブック」の記事を投稿したときは、facebookのユーザー数が4億人を超えたと書きましたが、その後、2010年の7月には5億人に達したようです。facebookの勢いは、依然、止まりませんね。映画化された「ソーシャル・ネットワーク」も話題です。本書は、Googleを超えたとも言われるfacebookの「ファンページ」をビジネ...
稼いでいる人が20代からしてきたこと (2011/01/19) 西山 昭彦;八代 比呂美;高橋 かのん 商品詳細を見る 満足度★★ 付箋数:12 ユナイテッドブックスさんより献本いただきました。 ありがとうございます。 「本書では、厳しい就職戦線を乗り越え、晴れて社会人になった 20代の若者たちが、よりよい幸せな仕事人生を送るための 自分磨きの方法を伝授したい」 本書は、主に20代~30代のビジネスパーソン向けの指南書。 ...
はやぶさ、そうまでして君は~生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話(2010/12/10)川口 淳一郎 商品詳細を見る 満足度★★★★★付箋数:26打ち上げから7年後の2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」は、約60億kmに及ぶ航海を終え、地球に帰還しました。カプセルを切り離したのち、大気圏に再突入し、最期は巨大な火球となってその使命を終えました。本書は、前人未到のプロジェクトを成功させたプロジェクトマネージャー、川口淳...
グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた(2010/11/22)辻野晃一郎 商品詳細を見る 満足度★★★★付箋数:20私は、ソニー製品を買わなくなってから、久しくなります。最近では、グーグルの提供するサービスや、アップルの製品に、かつてのソニー製品が持っていた、魅力を感じます。きっと、そう感じるのは私だけではないでしょう。なぜ、ソニーはかつての輝きを失ってしまったのか?どうして、グーグルやアップルは創造的な...
トリガー・フレーズ―自分にスイッチを入れる170の言葉(2010/12/02)本田 直之 商品詳細を見る 満足度★★付箋数:16トリガー・フレーズとは、一瞬で自ら動き出すきっかけとなり、自分にスイッチを入れる言葉。本書は、本田直之さん自身が選ぶ「本田直之名言集」。本田さんの過去の著作、17作品から170フレーズが選ばれ、新たに解説が加えられています。 「ぱっと開いただけで、私の主な著作に書かれていることが 一瞬で理解でき...
プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術(2010/12/10)永田 豊志 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:23なぜ、残念なプレゼンは眠くなるのか?もちろん、ハンドアウト(配布資料)を先に渡してしまうことがその原因ではありません。ハンドアウトをやめてしまうと、かえって不便なことが多くなってしまいます。残念なプレゼンで眠くなる本当の原因は、わかりずらい、具体的でない、面白くないから。こう説明するのは、本書の著者、永田...
ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法(2010/11/26)デビッド・アレン 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:24デビッド・アレンさんの「GTD」シリーズ第3弾。GTDとは、Getting Things Doneの略で、デビッド・アレンさんが提唱する心理的ストレスを減らしたシステマチックなタスクの管理手法です。日本では、本書の監訳者で百式管理人の田口元さんによって広められま...
日常生活に潜むゲーム理論(2010/12/02)レン・フィッシャー 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:28原題「Rock, Paper, Scissors: Game Theory in Everyday Life」。本書は、ゲーム理論の入門書。本書が特徴的なのは、単に日常生活に潜むゲーム理論の例を取り上げるだけでなく、そのジレンマから、いかに抜け出すかを考察している点です。そのため、本書は「ナッシュ均衡」をあえて「ナッシュの落とし穴」と呼んでいます。ゲーム...
人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ(2010/11/27)奥野 宣之 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:28ノートに残す「ライフログ」についての本。著書は「100円ノート」シリーズでお馴染みの奥野宣之さん。本書は、シリーズ第3弾です。ライフログとは、日々の生活の記録。マイクロソフト研究所ゴードン・ベルさんの「ライフログのすすめ」で有名になったので、一般にはデジタルに記録することと...
日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか(2010/11/25)竹中 平蔵、池田 信夫 他 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:23プライマリーバランス(基礎的財政収支)とは、国の債務に関わる元利払い以外の歳出と、公債発行などを除いた歳出との収支。プライマリーバランスの均衡と、金利が上昇するしないは無関係です。これは、2001年の「骨太の方針」で、経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵さんがはじめて政府...
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」(2010/11/24)安宅和人 商品詳細を見る 満足度★★★★★付箋数:55私は、この本を2010年の大晦日に読みました。その時感じたのは、こんな素晴らしい本で1年を締めくくれたことの幸せ。そして2011年は、この本の記事からブログをスタートできることも、また極上の喜びです。私にとっては、1月1日にして、今年はこの本を上回る本が出てこないのではないかと思わせるような一冊。著者の...