活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「見える化」勉強法

「見える化」勉強法
「見える化」勉強法

(2010/11/25)
遠藤 功 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:27

  ・一流のコンサルタントは「ロジック」で勝負しない
  ・「MECE」は実はモレだらけ
  ・「ロジックツリー」は大きな制約を抱える
  ・限られた情報をもとにした「仮説思考」は役に立たない

これらは、本書の著者、戦略系コンサルティングファーム
「ローランドベルガー」の会長を務める遠藤功さんの弁。

バリバリの経営コンサルタントである遠藤さんから、
こういったコンサルタントの道具に対して、
その使い方に否定的な意見を聞くのは、意外ですね。

遠藤さんは、最近のビジネスパーソンが、
コンサルタントを真似て論理思考や仮説思考を
盲目的に信奉することに危惧を抱いています。

これらのコンサルタント的思考技術は、
身につけるべき基礎ではあるけれど、
弱点や制約を把握した上で、使いこなすことが重要だと。

例えば、モレもダブリもないはずのMECE。

そもそも、MECEは最初に設定した「枠」の中において、
モレもダブリもなく網羅するもの。

つまり「枠」の外には、当然、モレた選択肢が存在するし、
「枠」の設定自体が偏っていては役に立ちません。

MECEは、この前提を知り、使いこなす必要があるようです。

それでは、論理思考や仮説思考に編重しないために、
本書では、何を追及するのか?

それは、「筋の良さ」と表現される力。
瞬時に相手を納得するだけの説得力、現実感、迫力です。

それでは、どうしたら「筋の良さ」を身につけることができるのか?

実は、そう簡単には身につきません。

しかし、頭脳だけでなく身体全体、五感をフルに使って
「感じる力」、「考える力」、「伝える力」の3つを
地道に鍛えることで、徐々に「筋の良さ」を
身につけていくことができるようです。

本書では、戦略コンサルタントとして活躍してきた
遠藤さんの勉強法が、「感じる力」、「考える力」、「伝える力」
の3つを軸に解説されています。

また、遠藤さんと言えば、「見える化」の生みの親。

どのようなアイディアをもとに、「見える化」が生まれたのか、
その構想メモが本書では公開されているので、
これもまた必見です。

この本から何を活かすか?

本書では、各章の最後に「実践トレーニング」が掲載されています。

その中の一つ、ビジネスの「原理原則」を学ぶトレーニング。

次の書籍を読み原理原則と思われる箇所に
マーキングし、ノートに書き写し、自分の仕事にどのように
活用できるかを考える。

  ・マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
  ・商売心得帖 (PHP文庫)
  ・俺の考え (新潮文庫)
  ・大野耐一の現場経営

原理原則を探すように読む。やってみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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