活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ヒット商品が教えてくれる 人の「ホンネ」をつかむ技術

ヒット商品が教えてくれる 人の「ホンネ」をつかむ技術 (講談社プラスアルファ新書)
ヒット商品が教えてくれる 人の「ホンネ」をつかむ技術 (講談社プラスアルファ新書)

(2010/10/21)
並木 裕太 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:22

商品開発のために、アンケートやインタビュー、
ユーザー座談会などが行われることがあります。

しかし、そのデータを基に作られた商品が
実際にヒットすることは少ないようです。

なぜ、アンケート通りに作っても、商品は売れないのか?

人には誰でも、「ホンネ」と「建前」があります。
特に日本人は「ホンネ」を隠す傾向が顕著。

アンケートで作った商品が売れないのは、
そのデータには、「建前」しか落ちていないからのようです。

確かに、私もアンケートに答えるときに、
本当の欲求よりも、見栄で答えている場合があるかもしれません。

「建前」で人は動きません。

隠された「ホンネ」にうまくアプローチしないと、
売れる商品は開発できないということです。

それでは、どのようにしたら、人の「ホンネ」を探れるのか?

もちろんダイレクトに聞くと、かえって「ホンネ」は
隠されてしまいますから、さりげなく聞いて、
これまでの行動パターンを探ることがポイントです。

それを科学的手法として確立したのが、
本書で並木裕太さんが紹介する「心のレントゲン」。

まさに、ドラえもんのヒミツ道具のようですが、
語られない「ホンネ」をあぶり出せれば、
ヒット商品を産み出す可能性も格段に高くなります。

商品化のポイントは、その商品を買う「建前」が前面に出ていて、
「ホンネ」の部分には密かに効くこと。

本当は、浮気を隠す機能がある携帯電話でも、
それが大々的に宣伝されていては、さすがに使えませんから。

本書では、自分の恥ずかしい部分を隠したい欲求、
自分の理解してほしい部分をアピールしたい欲求、
他人の隠したいものを知りたい欲求の、
人の心の奥に潜む3つの欲求を、うまくとらえてヒットした
13のケースが紹介されています。

かくいう本書も、「心のレントゲン」という技術で
他人の隠したいものを知る欲求を満たすので、売れるのか?

あるいは、それをタイトルに謳っているので、売れないのか?

いずれにしても、非常に面白い一冊です。

この本から何を活かすか?

本書で紹介されるのは、あくまでヒット商品の事例ですが、
日常生活でも「心のレントゲン」を応用できそうです。

  上司には、自分の直すべき点を聞くよりも、
  過去に優秀だと思った部下たちの話を聞く。

  好きな女性を口説く時には、どんな人がタイプとは聞かず、
  過去に好きになった人の思い出話しを聞く。

フォーカスするのは、相手の今までの行動パターン。

この手法、使ってみたくなりますね。

 Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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