「ひとり会議」の教科書

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書
(2010/08/23)
山崎拓巳 商品詳細を見る
満足度★★★
付箋数:19
「今から“ひとり会議”をはじめます」
“ひとり会議”は、この宣言からスタートします。
声に出しても、心の中で叫んでもいいそうですが、
ここからは、“ひとり会議”という
線引きをすることが大切なようです。
それでは、本書で紹介される“ひとり会議”とは、
いったいどんな会議なのか?
1. 今直面している問題をすべて書き出す。
2. それぞれ「どうなればいいか?」という質問のカタチに変える。
3. それぞれ「どうすればそうなるか?」という質問のカタチに変える。
4. それぞれの答えを「〇〇する」という
ToDoのカタチにして、スケジュール帳に書き込む。
することは、いたってシンプル。
なんとなく頭の中で問題として抱えていたことを
しっかり外に吐き出して、実現する方法を考え、
スケジュールに落とし込み実行します。
本書では、次の具体例が紹介されていました。
1. [問題] 忙しくて部屋が片付かない。
2. [どうすればいいか?] 部屋がきれいになればいい。
3. [どうすればそうなるのか?]
アイディア1 朝いつもより15分早く起きて掃除する。
アイディア2 部屋にある物の数を減らす。
アイディア3 友達を家に呼ぶ。
4.[ToDo]
・目覚ましを15分早くしておく。
・次の土曜日に「いらない物を捨てる」という予定を入れる。
・友達に電話する。
確かに、これぐらいのワークなら1日10分ぐらいでできますし、
「やるべきこと」に埋もれてしまい、
結局、なにもできなかったという最悪の事態は
避けられるでしょう。
とても実践しやすい、セルフマネジメント術ですね。
“ひとり会議”を細かく分けると、テーマ会議、問題対策会議、
フリー会議、スケジュール会議、情報収集会議の5種類と
月1回行なう自分を見つめるための“ひとり会議デラックス”の
計6種類の会議があるようです。
当ブログで山崎拓巳さんの本を紹介するのは、
「人生のプロジェクト」、「やる気のスイッチ!」に続き、これで3冊目。
どの著書も、簡単な短い言葉で表現されていますが、
自分を動かすキッカケを与えてくれます。

私も“ひとり会議”をやってみました。
1. [問題] 秋になると運動する機会がなくなる。
2. [どうすればいいか?] 秋も運動できればよい。
3. [どうすればそうなるのか?]
アイディア1 なるべく車を使わず自転車を利用するようにする。
アイディア2 子どものバスケの練習に付き合う。
アイディア3 朝のストレッチの時間に軽いトレーニングを組み入れる。
4. [ToDo]
・10㎞までの距離は、自転車を使うと家族に宣言する。
・子どもとの散歩の時に、バスケットボールを持っていく。
・トレーニングメニューを紙に書き出す。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
ツイート

| 自己啓発・セルフマネジメント | 05:58 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑
宮本剛志(06/01)
数学音痴(05/06)
てんぐ(02/25)
ssigee(11/15)
アバン(08/24)
松山淳(07/27)
前田めぐる(05/06)