活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネスで一番、大切なこと

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
(2010/08/27)
ヤンミ・ムン 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:26

  「ビジネスの成功の要は、競争力にある。
  競争力とは、競合他社といかに差別化できるかである。
  
  ところが、その差が細かくなりすぎて、
  多くの消費者がいぶかしく思う段階に達すると、
  ある日突然、差別化は無意味になる。」

本書は、邦題からは分かりにくいかもしれませんが、
「差別化のジレンマ」をテーマにした一冊。

原題は「Different: Escaping the Competitive Herd」ですから
そのものズバリといったタイトルです。

著者は、ハーバード・ビジネススクール教授の
ヤンミ・ムンさん。

本書が、初の著書とのこと。

確かに、ムンさんが言っている通り、
どんな商品、どんなサービスでも差別化を目指し、
逆にそれが進みすぎて、差別化ではなくなっている面があります。

  「選ぶだけで大変すぎて、愛着どころではない」

それでは、差別化というレッドオーシャンから
抜け出すには、どうしたら良いのか?

本書では、ウェスティンホテル、フィジーウォーター、グーグル、
ジェットブルー、IKEA、MINIクーパー、ベネトン、アップルなど
多くの企業のケースを用いながら、
差別化のレッドオーシャンから抜け出した
「アイディア・ブランド」の共通点を見ていきます。

その一つは、これらの企業の差別化戦略は、
いわゆる市場調査に基づいていないことがあります。

そして、得がたいものを提供し、大きな理想を掲げ、
非常に人間的なことが、共通の特徴として挙げられるようです。

本書は、非常に親しみやすい語り口で、
ハーバード・ビジネススクールという敷居の高さを感じさせず、
ビジネスエッセイのような気軽さで読むことができます。

ムンさんの授業は、他のクラスとは違って
人間味溢れ、驚きや笑いに満ちているという評判のようですが、
本書からも、暖かみのある授業風景を想像することができます。

以下、本書の紹介映像。

"Different" by Youngme Moon from Youngme Moon on Vimeo.

この本から何を活かすか?

ムンさんのプロフィールには、スターバックスのケースが
ハーバード・ビジネススクールで2009年に
ダウンロード数ナンバーワンになったと書かれていました。

探してみると、それらしいのがありました。

Starbucks: Delivering Customer Service($6.95)
最初の2ページほどは、こちらで読めます

・日本語版 スターバックス―顧客サービスの提供(¥11,550)
最初の2ページほどは、こちらで読めます

今の時代、こんな風に、ケースもダウンロードして読めるんですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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