活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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業界のセオリー

ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリー
ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリー
(2010/07/21)
鹿島 宏 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:25

  「出版業界では当たり前のセオリーでも、違う業界の人が知ると、
  非常に斬新で有益な技になるということです。(中略)
  
  以来、仕事に行き詰まると他業界にも広げて
  ヒントを探すようになりました。」

このように語るのは、本書の著者、鹿島宏さん。
(実は「鹿島宏」というのは、フリーライターの内藤孝宏さんと
フリーエディターの高嶋ちほ子さんのユニット名のようですが、
この記事では、著者を鹿島宏さんと統一します)

本書は、鹿島さんが20年以上に渡り取材してきた
1万件を超えるメモから、各業界のセオリーを洗い出し、
200個に厳選してまとめたものです。

インターネット業界、食品業界、小売業界、製造業界といった
比較的大きな業界から、画商、ランドセルメーカー、宝石商、
マジシャン、とび職人、大道芸人といったニッチな業界まで。

90以上もの業界からセオリーは集められ、
「なにがなんでも数字が欲しいときに効くセオリー」というように、
使うシチュエーション別にまとめられています。

へ~、あのセオリーって、大工業界が発祥なんだと、
初めてルーツを知るものもあり。

飲料業界と出版業界で同じようなセオリーがあるんだなと、
発見するものもあり。

本書では、各業界で蓄積された叡智が
一堂に会していますから、いろいろな化学反応もあります。

個人的には、職人さんの業界の知恵が
数多く紹介されてるのが、けっこう新鮮でしたね。

いくら転職しても、ひとりの人が一生のうちに
経験できる業界数は限りがありますから、
本書のような「業界セオリー辞典」があると便利です。

一度読んで、なるほどと納得するだけでなく、
机の上に置いておいて、手詰まりの時のヒントとして
パッと活用できるようにしておきたい一冊です。

この本から何を活かすか?

鹿島さんは本書の中で、
単に昔からある業界のセオリーを並べるだけでなく、
セオリーの裏をかきヒットした例も紹介しています。

ですから、本書のセオリーを他業界に
転用するだけでは物足りないかもしれません。

例えば、「オズボーンのチェックリスト」に照らし合わせて、
各セオリーを考えてみるのも一つの手ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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