活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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脳から血~でるほど考えろ!!

脳から血~でるほど考えろ!!
脳から血~でるほど考えろ!!
(2010/08/03)
春山 満  春山 哲朗 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:25

24歳の時に進行性筋ジストロフィーの宣告を受け、
現在、首から下の運動機能が全くない春山満さん。

そんな病気が進行する中で、1988年、福祉のデパート
「ハンディ・コープ」を開業。

その後、ハンディネットワーク インターナショナルを設立し、
介護・医療のオリジナル商品を開発・販売し、
春山さんは、車椅子社長として知られるようになりました。

本書は、春山さんが社員向けに語るセミナーやコラムの
メッセージをまとめたものです。

タイトルの「脳から血~出るほど考えろ!!」とは
春山さんの口ぐせ。

社内では、いつもこのような檄が飛び交っているようです。

  「まもなく車椅子になる。その車椅子もすぐに自分では
  動かせなくなる」

  容赦ない医者の言葉に腹を決めて発想を変えた。

  車椅子になる前に、僕の車椅子を押してくれる社員が
  雇えればいいんだ。字がかけなくなる前に、僕の手の代わりを
  してくれる会社というチームがつくれればいいんだ。

  たとえ手足は動かなくなったって、僕には首から上の機能が
  残っている。失くしたものを数えるな、残っている首から上を
  人よりも使うことで、必ず生き残れる。
  僕は、こうやって生きてきた。

これは、たまたま春山さんの病気に関係したメッセージですが、
その他の多くの言葉は、ビジネス上での、
あるいは人間力を高めていくためのアドバイスです。

一つ一つの言葉は、鋭く激しいですが、
その奥には社員へ向けての愛情も感じられます。

私は、本書で春山さんの頭の使い方を知ると、
いかに自分が頭を使っていないかを、思い知ることになりました。

また、本書は、部下として同じ会社で働く、
春山さんの息子さんが、メッセージをまとめ、
解説を加えています。

25歳、まだ社会人3年目の息子さんですが、
偉大な父に残された時間は多くないと自覚し、
必死に学び、自分なりに社長からのメッセージを
解釈しようとする姿が伝わってきます。

ちょと親子愛も感じられる、異色のビジネス本です。

この本から何を活かすか?

  「いろんな本を読んだりするのは大事やけど、
  アクセサリーにしたらダメですよ、本当に。
  
  ちょっと学び出すと、ちょろちょろと身の回りで
  アクセサリーにしたがるね、これはダメですよ。」

これは、毎日、本を読んでいる私にとっては、
ギクリとする言葉でした。

つい、時間のないときなど、上っ面だけを
読んでしまいがちになりますが、
浅い読み方をして、アクセサリーにしないよう、
意識しなくてはなりませんね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:06 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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