活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「思考軸」をつくれ

「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由
「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由
(2010/06/25)
出口治明 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:32

当ブログでは2010年7月8日の記事から、
私がその本に貼った「付箋の数」を記事冒頭に表示し始めました。

本書は、約1ヶ月、24記事の中で最多の付箋数。

これは私が、出口治明さんの本を初めて読んだから
ということもありますが、それを差し引いても
得るものが多くありました。

出口さんは、日本生命保険を退職後、
60歳の時に岩瀬大輔さんと組み、
ライフネット生命を立ち上げました。

ライフネット生命は、保険会社を親会社としない
独立系ベンチャー企業では、戦後初の金融庁から
開業免許を取得したネット専業の生命保険会社。

なぜ、出口さんは定年退職するような年齢になってから、
生保業界の常識を打ち破るような挑戦をしたのか?

  「風が吹いたときに凧を上げる」

つまり突然、チャンスが訪れたからということ。

しかし、チャンスを逃さないためには、
いつ風が吹いてもいいように
準備をしておく必要があります。

その準備が、自分だけの「思考軸」をつくり、
それを磨いておくことだと、出口さんは説明します。

本書では、ライフネット生命の設立の熱い想いと共に、
自分の中に「思考軸」をつくる方法が語られています。

また、出口さんは、リーダーに必要な旅の仲間を集める能力を
「共感力」として、次の名文を引用しています。

  「探検隊員募集。わずかな報酬。極寒。まったく太陽を見ない日が
  何日も続く。生存の保証なし。ただし、成功すれば
  名誉と賞賛が手に入る」

これは1914年、シャクルトン卿が大英帝国南極横断探検隊員を
募集した時の有名な広告。

私も読むたびにワクワクさせられる、大好きなコピーです。

本書を読むと、出口さんもシャクルトン卿と
同じような共感力を持っているように感じます。

そして、出口さんの想いが込められたライフネット生命のマニュフェストは、
南極探検隊員の募集広告と同様に、
冒険を求める人材を集めているのかもしれません。

※ シャクルトン卿の精神を受け継いだ佐藤克文さんの科学書、
「ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ」の記事はこちら。

この本から何を活かすか?

以下、本書から実践してみようと思う事、2点。

1.「タテ」と「ヨコ」2つの思考軸で考える

  タテ思考とは、歴史から俯瞰すること。
  ヨコ思考とは、他の国や地域と比較してどうか見ること。

一歩引いて、この2つの軸を基準に物事を見ることで、
「森の姿」をとらえ、自分の軸をつくることができるようです。

2.まず「分厚い本」から読む

出口さんはある分野の知識を身につけたいとき、
薄い入門書から読むのではなく、
分厚く難しそうな本から読むそうです。

その方が全体像を把握しやすいため。

私は、いつもその逆をやっていますが、
一度、厚い本から入ることに挑戦してみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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