活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2010年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年09月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

「問題即解決」101の方法

「問題即解決」101の方法
「問題即解決」101の方法
(2010/06/01)
ダレン・ブリッジャー デヴィッド・ルイス 商品詳細を見る
 
満足度★★
付箋数:14

決して悪い本ではありませんが、
私の満足度が高くないのは、事前期待が高まりすぎたからです。

「訳者のことば」で小宮一慶さんが、次のように書いています。

  「最近、読んだ中でダントツに面白い―。
  この本を書いた人は、じつに頭がいい。
  それがこの本に惚れ込んだ一番の理由です。」

相当な数のビジネス書を読んでいる小宮さんが、
「ダントツに面白い」と表現するなんて、
いったい、どんな内容の本なのか?

否が応でも、期待が高まりましたが、
実際に読んでみると、「あれ?」という感じでした。

確かに、本書では問題を解決するための
101個のアプローチが示されているので、
解決法の引き出しを増やすにはいいでしょう。

しかし、いずれも1~3ページで書かれた
軽めのTips集といった感じで、参考にはなるものの、
私には「ダントツに面白い」とは感じられませんでした。

ひょっとすると、原書を翻訳する作業が
エキサイティングだったため、
このような表現になったのかもしれません。

あるいは、小宮さんが実践する気分転換法、
「手首に輪ゴムをはめておき、パチンと弾く方法」が
紹介されていたので、本書に惚れ込んだのかも。

いずれにしても、問題解決のためのちょっとしたヒントや
フレームワークが数多く紹介されていますから、
問題に行き詰った時にパラパラとめくって
利用するには良い本かもしれません。

ちなみに、本書は日本のAmazonはもちろん、
2008年に刊行されているオリジナルUK版の
Think Smart, Act Smart」も、
US版の「Get It Done」もそれぞれの出版国での
Amazonでのレビューが一つも入っていません。
(2010年8月4日現在)

とすると、原書の評判は良くても邦版の評判が
イマイチというパターンでもないようです。

この本から何を活かすか?

  「オッカムの剃刀(Occam's razor)」

本書では、必要以上に複雑な解決方法を好み、
簡単な方法に目を向けないのは、
いっそうの混乱を招くと指摘しています。

それを防ぐ方法が、「オッカムの剃刀」の原則。

  「はっきりしないのなら、最も簡潔な答えがベストである」

ちょっと単純化され過ぎているような気がしますが、
分かりやすく解釈して、実際にこの原則を
使うことが大切ということでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
 

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 07:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |