「働きがい」なんて求めるな。(2010/07/22)牧野正幸 商品詳細を見る満足度★★★付箋数:232010年の「働きがいのある会社」調査で、NO.1に選出された株式会社ワークスアプリケーションズ。その代表取締役CEOを務める牧野正幸さんは、次のように語ります。 「働きがいのある会社っていうのは確かに色んな意味で 良い会社であろうが、多くの人にとっては・・・ いや多くの現代日本人(すなわち、あなただ!)にとっては、 ...
ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階(2010/07/22)ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins) 商品詳細を見る満足度★★★★付箋数:38ジェームズ・コリンズさんの「How The Mighty Fall」の邦訳本。『ビジョナリー・カンパニー』と『ビジョナリー・カンパニー2』で、一度は「偉大」として取り上げた企業が、いかにして衰退の経過をたどったかを解き明かします。調査対象は、モトローラ、メルク、HP、ラバーメイド、サーキット・...
特捜神話の終焉(2010/07/22)郷原 信郎 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:18元東京地検特捜部検事と有罪判決を受けた元被告の対談集。検事側で本対談のホストを務めるのは、郷原信郎さん。郷原さんは、2006年に検事を退官した後、俗に言うヤメ検弁護士として刑事事件を取り扱わず、コンプライアンスの専門家として活躍する変り種。検察という組織を、内側からも外側からも、客観的な視点で見てみきた人物という印象です。一...
アインシュタインと猿 パズルでのぞく物理の世界 (サイエンス・アイ新書)(2010/07/17)竹内 薫 原田 章夫 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:20あまりこんなこと聞かれる機会はありませんが、「好きな科学作家は?」と問われれば、私が挙げるのは、福岡伸一さんと竹内薫さんのお二人。本書は、その竹内薫さんの処女作の復刻版。 「いまあなたは、恐るべき“迷著”の世界に一歩、 足を踏み入れようとしています。 この本は、...
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則(2010/07/15)カーマイン・ガロ 商品詳細を見る満足度★★★★付箋数:30 「ジョブズのテクニックは分析し、身につけることが可能で、 そうすればあなたも聞き手に身を乗りださせることができる。」本書は世界最高のプレゼンテーションを行なう、スティーブ・ジョブズさんのテクニックを学ぶ本。確かにテクニックは身につけることができるでしょう。だからと言って...
マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選)(2010/07/07)マルコム・グラッドウェル 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:19「ティッピング・ポイント」で有名なマルコム・グラッドウェルさんが1996年からTHE NEW YORKER誌で発表した記事の傑作集。 「誰かの目を通して、他の人間の頭の中から 眺めてみたらどうなる...
お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則~(2010/06/16)有吉 弘行 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:12 いい大学出て、いい会社に入って、(中略) そんな人がいつクビ切られたり、会社がなくなったり、 給料ゼロになるかわからない世の中ですからね。 「大変だよな~、サラリーマンやってるのも」 っていう時代ですよね。 まあ僕からすれば、「ザマアミロ!」って思いますけどね。のっけから毒舌を...
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか(2010/07/07)ダニエル・ピンク 商品詳細を見る 満足度★★★★付箋数:38ブログに貼った付箋数を表示してから記録更新。今まで、出口治明さんの『「思考軸」をつくれ』が最多でしたが、本書があっさりとその記録を塗り替えました。本書は、著者が「ハイ・コンセプト」のダニエル・ピンクさん、翻訳が大前研一さんという最強のタッグ。テーマは、モチベーション。モチベー...
「4分割」ですべてがうまくいく マトリックス図解思考(2010/07/01)水野俊哉 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:28数千冊のビジネス書を読破し、多くの「まとめ本」を執筆する水野俊哉さん。本書では、水野さんが複雑な情報を整理し、成果を出すために用いている2種類のマトリックスを使った思考法が解説されています。紹介される2種類のマトリックスとは、「マッピング・マトリックス」と「シナジー・マトリックス」。 「まず...
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編 (Nanaブックス)(2010/06/25)美崎 栄一郎 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:182009年9月に刊行されて話題を呼んだ、美崎栄一郎さんのデビュー作、『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の続編。デビュー後、1年も経っていませんが、この本が5作品目となる多作ぶりは、さすがスーパーサラリーマンの美崎さんです。本書には、美崎さんが25名の一般社会人に対して...
佐藤可士和のクリエイティブシンキング(2010/06/26)佐藤 可士和 商品詳細を見る 満足度★★★★付箋数:25「佐藤可士和の超整理術」に続く第2弾。本書は、佐藤可士和さんが日経産業新聞に2008年6月から半年間連載した「クリエイティブをひとつまみ」をベースに加筆修正して、書籍化したものです。空間、情報、思考の整理術について書かれていた「超整理術」は、正直に言って、ちょっと真似しにくい部分がありました。それに比べると本...
特別講義 コンサルタントの整理術 (2010/06/18) 三谷 宏治 商品詳細を見る 満足度★★★★ 付箋数:21 私の中では、この著者の本はハズレがないと 思っている方が、何人かいます。 その一人が、この本の著者である三谷宏治さん。 本書は、過去の三谷さんの作品と比べると、 若干、行間が広く文字数も少なめですが、 簡潔な文章の中にも鋭い視点が満載されています。 今回のテーマは、仕事の整理術。 三谷さんは、締め切りに追われる...
私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~(2010/06/11)アロン シェパード 商品詳細を見る満足度★★★付箋数:16米国Amazonに的を絞った、オンデマンド印刷で自費出版(セルフパブリッシング)するためのマニュアル本。冒頭には、「電子書籍の衝撃」を著した佐々木俊尚さんの特別寄稿が4ページほど掲載されています。本書では、著者のアロン・シェパードさんが長年にわたって築き上...
プレゼンテーション Zen デザイン(2010/06/25)Garr Reynoldsガー・レイノルズ 商品詳細を見る 満足度★★★付箋数:1817カ国で10万部以上売れ、大反響を呼び起こしたガー・レイノルズさんの「プレゼンテーション Zen」。本書はその第2弾。前作で「抑制」「シンプル」「自然さ」を原則としたプレゼンの「幹」を示したのに対し、本作はデザインに特化した「葉」の部分を解説します。ちなみに第3弾、プレゼンの実演部分をテーマに...
頭がよくなる「経済学思考」の技術(2010/04/16)木暮 太一 商品詳細を見る満足度★★★★付箋数:17「1つの武器」を徹底的に鍛えて、経済学思考の柱を作る本です。著者は、「今までで一番やさしい経済の教科書」など分かりやすい経済学のシリーズ本を執筆する木暮太一さん。どんなに複雑に見える問題でも、本書では、次の3ステップでその本質を見極めます。 1. 当事者(プレイヤー)の「インセンティブ」を明らかにする 2. ...
交渉の達人(2010/05/21)ディーパック・マルホトラ マックス・H・ベイザーマン 商品詳細を見る満足度★★★★付箋数:25 1912年、セオドア・ルーズベルト元大統領は3期目を目指して 厳しい大統領選挙を戦っていた。 そんなとき、誰もが予想しない難題が持ち上がる。 遊説先で配るための写真入ビラ300万枚の印刷を終えたとき、 選挙対策責任者は大失態に気がついた。 写真家にルーズベルトの写真の使用許可をと...
「問題即解決」101の方法(2010/06/01)ダレン・ブリッジャー デヴィッド・ルイス 商品詳細を見る 満足度★★付箋数:14決して悪い本ではありませんが、私の満足度が高くないのは、事前期待が高まりすぎたからです。「訳者のことば」で小宮一慶さんが、次のように書いています。 「最近、読んだ中でダントツに面白い―。 この本を書いた人は、じつに頭がいい。 それがこの本に惚れ込んだ一番の理由です。」相当な数のビ...