活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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絶対こうなる!日本経済

田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済
田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済
(2010/06/21)
竹中平蔵 榊原英資 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:26

榊原英資さん、竹中平蔵さん、田原総一朗さんによる鼎談本。
このキャスティングで面白くないワケがありません。

  「かたや小泉内閣における経済・金融の責任者の竹中平蔵氏、
  こなた民主党の最高経済ブレーンの榊原英資氏に、
  本当の日本経済について、とことん議論してもらった。(中略)
  
  二人が一致して批判する問題は、日本が解決しなければならない
  緊急の課題である。二人が断固対立する問題は、
  これこそ日本の真の論点である。」

これは、この鼎談を仕切る田原さんの弁ですが、
サラサラ読める割には、本当に今の日本の問題が、
まる分かりになります。

田原さんは、意見が一致するところ、対立するところを確認しつつ、
ピンポイントで議論を掘り下げるように、巧みに誘導しています。

榊原さんが理想とするのは、雇用・育児に手厚いながらも
競争を促進する「フランス型の大きな政府」。

しかし、それを実現するためには3つの大きな問題があると
指摘する竹中さん。

そして、実際には榊原さんの構想からも
ズレが生じている現在の民主党政権の問題点。

二人が共に問題視するのは、
民主党にマクロ経済管理という考えがまったくないこと。

  田原 : この二人が“民主党にはマクロの経済政策がない”
       と断言するんだから、本当にないんですね?
  榊原・竹中 : ない。
  田原 : マクロの経済政策がない先進国って、世界中にありますか?
  榊原・竹中 : ない。

また、榊原さんも竹中さんも、日本の教育、
とりわけ英語教育については、もっと徹底的にやるべきと
意気投合していますね。

個人的には、竹中さんがいま最も面白いと思っている
25年で人口を1.5倍にするオーストラリアの国家戦略に
注目していきたいと思います。

この本から何を活かすか?

  田原 : 10年後に社会に出る若者は、いま小学校5年生か
       6年生くらいですよね。
       そんな子どもたちや中高生たちは、10年後を目指して
       何をしておくべきだと思いますか?
  榊原 : 第一に、英語はちゃんと勉強しなさい。
       第二に、できるだけ早い時期に外国へ出て異質なものを見なさい。
       第三に、何でもいいからプロフェッショナルになりなさい。
  竹中 : 私が学生によく言うのは、「私が君の年齢だったら、
       間違いなくインドに行くよ」と。

私の子どもも、10数年後に社会に出ていく世代。
お二人の意見、参考にさせていただきます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
 

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