活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?

なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?
なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?
(2010/06/07)
片山 修 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

2009年のビール市場は前年同期比約7%減少、
発泡酒市場は同約16%減少でした。

その縮小する市場環境にあって、サントリーのビール
「ザ・プレミアム・モルツ」(以下プレモル)は
レギュラービールに比べ30円~40円割高にも関わらず、
前年度比約110%を売り上げました。

プレモルは、6年連続過去最高の販売数を達成し、
サントリーが1963年の参入から45年間、
1円たりとも利益を出せなかったビール事業を牽引し、
初の黒字化をもたらしました。

実際に、サントリーのビール事業の累積赤字額は
天文学的数字にのぼるとまで言われていましたから、
黒字化は、奇跡的な快挙のようです。

本書は、プレモルのヒットの背景を探るレポートです。

片山修さんが執筆した、週刊ポストでの短期集中連載の
記事をベースにしていますが、
営業・開発・生産・ブランド・経営と多方面からの
取材を重ねているので、プレモルが売上を伸ばした秘密を
立体的に捉えています。

プレモルの転機になったのは、2005年に世界的な
食品コンテスト「モンドセレクション」のビール部門で
最高金賞を受賞したこと。

しかし、これはひとつの結果に過ぎません。

また、矢沢永吉さんや竹内結子さんを起用したCMも
ヒットの一要因ですが、広告やマーケティング戦略だけでは
今のプレモルの躍進はなかったでしょう。

本当のヒットの要因は「こだわり」と「執念」。

本書では、各部門の人が一丸となって
プレモルのヒットを作り上げた様子が描かれています。

また、サントリーと言えば、非上場のオーナー企業で、
創業者・鳥井信治郎さんの「やってみなはれ」の精神が有名です。

サントリー各部門の人の「こだわり」と「執念」は
この独自の企業文化に支えられているようです。

この本から何を活かすか?

私は、かなりアルコールに弱いので、
ほとんどビールを飲みません。

しかし、本書を読むと、さすがにプレモルを
飲んでみたくなりましたね。

竹内結子さんの「おいしい注ぎ方」を参考に
今日はプレモルを飲んでみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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