活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「情報創造」の技術

「情報創造」の技術 (光文社新書)
「情報創造」の技術 (光文社新書)
(2010/05/18)
三浦 展 商品詳細を見る

満足度★★★

  「これからの時代は情報の収集、整理ではなく、
  創造の力が問われる時代だと思います。」

こう語るのは、“下流社会”という大ヒットした
キーワードを生んだ三浦展さん。

三浦さんは、履歴書の「資格」欄には、
何一つ書けるものがないそうです。
(こう言われてみると、私も履歴書に書ける資格が
全然ないことに気がつきました・・・)

それでは、三浦さんは、どうやって稼いできたか?

それこそが、情報を創造する力。

情報創造とは、新しい商品を産み、ビジネスを産み、
新しい価値を産んでいくこと。

三浦さんは、ひとまねではない、オリジナルな個性的な情報を
つくることで生き残ってきたそうです。

  「勝間和代さんのベストセラーをもじって言えば、
  本書は“まねる力”ではなく、
  “まねない力”をつけるための本でしょう。」

  ・キーワードは定義しすぎない方がよい
  ・「読書」はしない
  ・メモやノートはあまりとらない方がいい

けっこう常識とは相反することが
書かれているように思えます。

しかし、新しい情報を創造するために行なうべきことは、
仮説を立て、データを集めて分析し、結論=新しい価値を産む
という流れですから、実は先日の記事で紹介した
勝間和代のビジネス思考力養成セミナー」と
本質的には同じことをやっているわけです。

見た目は、勝間さんと三浦さんのアプローチは
違っているように見えますが、同じゴールを目指した
表裏一体の関係にあるように思えます。

思考力養成セミナー」だけではストーリーに欠けていますし、
本書だけでは、ノウハウがすっきり見えない部分があります。

三浦さん自身は、勝間さんと違うことが、
本書の存在価値であるかのように書いていますが、
一読者としては、この2人のアプローチを併せて、
効率よく新しい価値を創造したいものです。

この本から何を活かすか?

本書では、社会現象を分析する時のフレームワークが
紹介されていました。

一方の軸では、そのことが起こった原因を
「短期」「中期」「長期」の3つに分けます。

もう一方の軸では、「火薬」と「引き金」に分けて考えます。

「引き金」とはそのことが起こった直接的なきっかけ。
「火薬」とはその背景に蓄積されていた潜在的原因。

3×2のマトリックスで社会現象を分析するようです。

火薬引き金
短期
中期
長期

面白そうなので、使ってみようと思いますが、
「引き金」の列は、「短期」しか入らないような気がします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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