活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2010年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年08月

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夏期休暇のお知らせ

今年の当ブログの夏休みは短めで、
7/30(金)~8/3(火)の5日間、旅行のため
ブログの更新を休止させていただきます。

同様に、いただいたコメントへも、帰ってきてからの
返答となりますので、ご了承ください。

今年は海でキャンプの予定です。
それでは、また8月にお会いしましょう。


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| お知らせ | 05:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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絶対こうなる!日本経済

田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済
田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済
(2010/06/21)
竹中平蔵 榊原英資 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:26

榊原英資さん、竹中平蔵さん、田原総一朗さんによる鼎談本。
このキャスティングで面白くないワケがありません。

  「かたや小泉内閣における経済・金融の責任者の竹中平蔵氏、
  こなた民主党の最高経済ブレーンの榊原英資氏に、
  本当の日本経済について、とことん議論してもらった。(中略)
  
  二人が一致して批判する問題は、日本が解決しなければならない
  緊急の課題である。二人が断固対立する問題は、
  これこそ日本の真の論点である。」

これは、この鼎談を仕切る田原さんの弁ですが、
サラサラ読める割には、本当に今の日本の問題が、
まる分かりになります。

田原さんは、意見が一致するところ、対立するところを確認しつつ、
ピンポイントで議論を掘り下げるように、巧みに誘導しています。

榊原さんが理想とするのは、雇用・育児に手厚いながらも
競争を促進する「フランス型の大きな政府」。

しかし、それを実現するためには3つの大きな問題があると
指摘する竹中さん。

そして、実際には榊原さんの構想からも
ズレが生じている現在の民主党政権の問題点。

二人が共に問題視するのは、
民主党にマクロ経済管理という考えがまったくないこと。

  田原 : この二人が“民主党にはマクロの経済政策がない”
       と断言するんだから、本当にないんですね?
  榊原・竹中 : ない。
  田原 : マクロの経済政策がない先進国って、世界中にありますか?
  榊原・竹中 : ない。

また、榊原さんも竹中さんも、日本の教育、
とりわけ英語教育については、もっと徹底的にやるべきと
意気投合していますね。

個人的には、竹中さんがいま最も面白いと思っている
25年で人口を1.5倍にするオーストラリアの国家戦略に
注目していきたいと思います。

この本から何を活かすか?

  田原 : 10年後に社会に出る若者は、いま小学校5年生か
       6年生くらいですよね。
       そんな子どもたちや中高生たちは、10年後を目指して
       何をしておくべきだと思いますか?
  榊原 : 第一に、英語はちゃんと勉強しなさい。
       第二に、できるだけ早い時期に外国へ出て異質なものを見なさい。
       第三に、何でもいいからプロフェッショナルになりなさい。
  竹中 : 私が学生によく言うのは、「私が君の年齢だったら、
       間違いなくインドに行くよ」と。

私の子どもも、10数年後に社会に出ていく世代。
お二人の意見、参考にさせていただきます。

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| 社会・国家・国際情勢 | 06:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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不幸になる生き方

不幸になる生き方 (集英社新書)
不幸になる生き方 (集英社新書)
(2010/06/17)
勝間 和代 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:15

  「この本は、あなたが人生において、どうやってなるべく
  不幸を避けて、幸福を呼ぶような行動習慣を身につけるかを、
  さまざまな法則や事例から、一緒に考えていく本です。」

本書の冒頭で、勝間和代さんはこのように語り、
不幸な生き方をする人を反面教師にして、
少しでも幸せな生き方に近づく方法論を示します。

幸福な人と不幸な人には、
生き方や姿勢、考え方に大きな違いがある。

それが、本書の幸福論の軸となる、「7つの法則」です。

  1.有責の法則
   責任をとらない人は、自ら不幸をつくる人です
  2.双曲の法則
   目の前の利益にとらわれると、自ら不幸を招きます
  3.分散の法則
   幸せは一つのカゴに盛ってはいけません
  4.応報の法則
   ネガティブなことはすべて、自分に返ってきます
  5.稼動の法則
   ずぼらな人は、不幸です
  6.内発の法則
   人と比べると、どんどん不幸になります
  7.利他の法則
   人への幸せが、自分への確実な幸せです

本書は、勝間さんの人生における問題解決の集大成で、
現時点で悟った幸福になる「技術論」のすべてが
詰め込まれているとのこと。

勝間さんの気持ちは分かりますが、
アンチの人からすると突っ込みどころ満載の
幸福論といった感じがします。

批判や反論を想定して、先回りで説明している部分が、
かえって墓穴を掘っていたり。

今の勝間さんは「今の自分は幸せ」と言い切っています。

これは、本書の不幸を避ける行動習慣を身につけたから
幸せと感じるようになったのでしょうか?

もちろん、それもあることでしょう。

しかし、それよりも大きな要因は、
以前、勝間さん自身が「自分は不幸」だと
強く感じた時期があったからこそ、
相対的に今が幸せと感じているのかもしれません。

本書で勝間さんは、幸福は「他人比」ではなく、
「自分比」ではかることが、繰り返し述べられていますから。

しかし、個人的には、経済学ではありませんから、
幸せをはかること自体が、そもそもあまり必要ない気がしますね。

この本から何を活かすか?

  「人生のリスク管理・3つのステップ」

  1.リスクを洗い出す。リスクをゼロにできないことを知る。
  2.リスクとリターンの比、許容できるリスクの質と量を確認。
  3.リスク制御。実行中はモニターを怠らない。

私は、投資やトレードが好きなので、
この3ステップは、リスクテイクする上で、
必要な事項だと思います。

ただ、誰もがリスクテイクすることが
その人にとって正しい選択だとは思いません。

上記のステップを踏めない人も沢山いますし、
ちょっとでもリスクをとると居心地悪く感じる人もいますから・・・

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 10:55 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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拝金

拝金
拝金
(2010/06/17)
堀江 貴文 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:14

ツイッター上で話題の、堀江貴文さん初の小説です。

ストーリーのベースにあるのは堀江さんの実体験。

堀江さんが、起業して体験した、上場、株式100分割、
球団買収、フジテレビとの攻防から逮捕劇までを、
絶妙にフィクションに織り交ぜながら、
ライト感覚の青春経済小説に仕上げています。

主人公は、年収200万円の若いフリーター藤田優作。
そして、優作を操る謎のオッサン堀井健史。

優作は、立ち上げたゲーム会社を大手IT企業に急成長させ、
時代の寵児になっていく・・・

ライブドア幹部だった宮内さんや熊谷さんはもちろん、
村上ファンドの村上さん、ソフトバンクの孫さん、
楽天の三木谷さん、USENの宇野さん、
サイバーエージェントの藤田さんさんなども仮名で登場。

私も、ライブドア(オン・ザ・エッジ)には、
株式100分割の時から注目していましたから、
当時のことを懐かしく思い出して読むことができました。

堀江さんは、さまざまなところで情報発信していますから、
一見、思ったことをズケズケと言っているように見えますが、
当然ながら、なかなか言えない本音もあります。

それが、小説の形にすると、優作やオッサンの言葉を借りて、
言えなかった本音を、外にぶちまけることができるわけです。

この小説では、堀江さん=藤田優作ではなく、
「堀江さん=藤田優作+オッサン」と自分自身を
2人のキャラクターに分けて投影しているところが、
一つのポイントとなっています。

堀江さんの中にあった、一連の買収騒動や
ライブドア事件での「自信」と「焦燥感」も、
うまく2人のキャラクターに分けて描いています。

堀江さんは、自分が感じたお金から解放された後の、
突き抜けた感じを、この小説で追体験して欲しいと、
あとがきで述べています。

  「あれ、すげえんだぜ。
  それをなんとか、みんなに知ってほしかった。」

小説としての出来はさておき、
堀江さんが伝えたかった高揚感が得られる
スピード感のある小説です。

この本から何を活かすか?

本書には選挙への出馬のエピソードは出てきませんし、
獄中体験についてもわずかな記述だけです。

なぜ、これらのエピソードは、入っていないのか?

ストーリー展開やページ数の問題として
盛り込めなかったということではないでしょう。

きっと、したたかな堀江さんのことですから、
第2弾、第3弾の小説のネタとして
温存しているのではないでしょうか。

とりあえず、本書のツイッターによるプロモーションは
成功していますから、
次作もすぐに刊行されるかもしれません。

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| ビジネス一般・ストーリー | 10:25 | comments:0 | trackbacks:2 | TOP↑

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社員をバーベキューに行かせよう!

社員をバーベキューに行かせよう! ―結束と成果はこうすれば生まれる
社員をバーベキューに行かせよう! ―結束と成果はこうすれば生まれる
(2010/06/18)
蓬台 浩明 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:19

モデルハウスなし、営業マンなしで、
「一本の映画のような家づくり」を標榜する
浜松市にある工務店、都田建設。

本書は、都田建設の社長・蓬台浩明さんが実践する
「社風づくり」の仕組みを伝える本です。

蓬台さんは、目標実現へ向けては
3つのアプローチがあると説明します。

  1つ目は、「仕組み化」
  2つ目は、「習慣化」
  3つ目は、「フィードバック」

これらをまとめて社内に浸透させる場の一つが、
都田建設では、「バーベキュー」なのです。

天気のいい平日に、仕事の手を休めて全員参加で
バーベキューをする。

これが、リーダーとしての蓬台さんの
情熱を伝える重要な機会であり、
チームワークを育てるイベントとなっているようです。

蓬台さんは米国・パタゴニア社の創業者
イヴォン・シュイナードさんを尊敬しています。

実は、蓬台さんがシュイナードさんの
社員をサーフィンに行かせよう」を読んで感銘し、
パタゴニア社のサーフィンに匹敵するものを
自社に当てはめて考えた末に思いついたのが、
バーベキューだったという訳です。

もちろんこれは単に書籍のタイトルを真似ただけではなく、
シュイナードさんの経営哲学を蓬台さん流に応用した結果が、
都田建設の経営にも反映されています。

モデル女性のバーベキュースタイルが目立つ
ちょっとオシャレな表紙だったので、
私は最初、本書を手に取るのをためらいましたが、
中には都田建設で実践されている数々の
理想の会社をつくるための秘訣が公開されていました。

バーベキューも、その中の一つ。

実際に本書に掲載されている都田建設の
社員の方たちの写真を見ると、
お客様のため、自分のためにイキイキと
働いている様子が伝わってきて、
それだけでも活力が得られる感じがします。

この本から何を活かすか?

  「自社のブランドの競争力と価値を測定するのに、
  リピート率やリファーラル(お客さまからのご紹介)率
  といった指標があります。」

特に都田建設のような住宅会社では、リピートは考えにくいので
リファーラル率を重視しているようです。

私は「リファーラル」と聞くと、ネットワークマーケティングで
行なわれている制度を連想してしまうので、
あまり良いイメージが持てません。
 
これは、私の語感の問題でしょうか?
少し、「リファーラル」の使われ方調べてみます。

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| ブランディング | 10:57 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?

「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?―将来どちらのほうが儲かるかで考える損得学
「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?―将来どちらのほうが儲かるかで考える損得学
(2010/06/11)
古谷 文太 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:21

ストーリー形式で「損得学」を学ぶ本。

それでは、損得学とは、いったい何か?

あまり聞き慣れない言葉ですが、
学問上では「経済性工学」と呼ばれるようです。

簡単に言うと、将来入ってくるお金によって
意思決定を合理的に行なう方法。

不動産の評価方法は、
原価法や取引事例比較法ではなく、
収益還元法が用いられるケースも増えています。

ビジネスで「損得学」を使って意思決定することは、
将来もたらされるキャッシュフローが判断基準となりますから、
この収益還元法で不動産を評価するのと似ていますね。

本書で使われているのは、次のような「損得計算表」です。

損得計算表廃棄する値引き販売する違い  
将来入ってくるお金通常の販売代金
120円
値引き後の
販売代金20円
▲100円
将来出ていくお金廃棄費用10円
通常販売の
仕入れ代金50円
0円▲60円
差引=将来の儲け60円20円▲40円









古谷文太さんは、実際のビジネス上の場で、
どのように「損得学」を活用するかを
「物語+解説」という形式で分かりやすく解説します。

舞台となるのは、スポーツカジュアルウェアの
製造販売メーカー株式会社クラックス。

次々と起こる難題を、主人公の山口勉が各部門の協力を得ながら、
損得学を判断材料として、意思決定する過程を描きます。

  ケース1.値引き要求、応じるべきか断るべきか?
  ケース2.山積み在庫、「安くても売れるなら捨てるよりマシ」は本当?
  ケース3.簿価400万円、「まだ使えるのにもったいない」は正しい?
  ケース4.新規投資プロジェクト、やるべきかやめるべきか?

物語は、あくまで損得学を学ぶためのものなので、
感動的なストーリーにはなっていませんが、
実際に起こりそうなケースで時系列に沿って、
経済合理的に判断する様子がよく分かるようになっています。

以前紹介した、古谷さんの
コカ・コーラに学ぶ ビッグ・ウォレット戦略」は、
どちらかと言うと、大企業向けの本でした。

しかし、本書の損得学は規模の大小を問わず利用できます。

この本から何を活かすか?

例えば、新しいパソコンを買うかどうか迷った場合。
英語と会計のどちらを先に身につけるか迷った場合。

こういった日常の意思決定の場でも
「損得計算表」を使ってみるのもアリですね。

「将来入ってくるお金」の部分が、
ビジネス上の売上予測と違って
金額表示しにくいかもしれません。

しかし、その部分を、将来もたらされる価値や
効用などの定性的なものに置き換えてしまうと、
経済合理的な判断が下せなくなってしまうので、
この表では、あくまで、定量的な数値を入れて
使うべきなのでしょう。

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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中卒の組立工、NYの億万長者になる。

中卒の組立工、NYの億万長者になる。
中卒の組立工、NYの億万長者になる。
(2010/01/09)
大根田 勝美 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:21

タイトルの通り、もともと中卒でオリンパスに入社し、
35ミリカメラの組立工だった大根田勝美さんが、
渡米して億万長者になるまでの自伝です。

大根田さんは、オリンパスに入社後、
死に物狂いで英語を勉強し、米国駐在員に任命されます。

渡米後4年間で、内視鏡のセールスで確固たる地盤を築き独立。

大根田さんが、医療機器販売で得たコミッションは、
当時、国民的スターだった、長嶋茂雄さんや
王貞治さんの年俸の3倍以上にもなりました。

この時点でも、十分アメリカンドリームを体現していますが、
その後、ユダヤ人のパートナー、ルイス・ペルさんと共に、
「カテーテル」技術などの医療分野での起業をサポート。

いわゆるベンチャーキャピタルとして成功し、
更に、莫大な利益を得ることになります。

パートナーのペルさんが、大根田さんの成功を
語る上で、重要な存在となっています。

2006年にビジネスを引退するまでに、
大根田さんが築いた資産は100億円以上。

なかなか痛快な、サクセスストーリーです。

当然のことですが、この成功の影には、
大根田さん他の、人には負けない不断の努力がありました。

また、大根田さんは、中学生の時に教頭先生から、
「チャンスの神様」の話を聞きました。

  チャンスの神様は、いつもすごいスピードで走り続け、
  時々、自分たちの方にも向かってくる。
  成功するには、このチャンスの神様をつかまえなきゃならない。
  ただし、この神様、前髪はフサフサなのに、
  頭の後はツルツルだから、来た時にはパッと反応し、
  すぐに捕まえないと、手遅れになってしまう。

この教えを、生涯に渡って実践したからこそ、
大根田さんの成功はありました。

  「努力と挑戦というものは必ず報われる」

読む人に、ハングリー精神を思い出させ、
勇気と希望を与える一冊です。

この本から何を活かすか?

水村美苗さんの小説「本格小説〈上〉〈下〉
の主人公、ニューヨークで運転手から実力で大金持ちとなった
伝説の男・東太郎は、大根田さんをモデルにしているとのこと。

私は普段、あまり小説を読みませんが、
Amazonのレビューでも期待できそうなので、
今年の夏は、この小説を読んでみようと思います。

また、大根田さんが影響を受けたという、
世界一の免税店DFSの創業者チャック・フィーニーさんの自伝、
無一文の億万長者」も面白そう。

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:27 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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競争の作法

競争の作法 いかに働き、投資するか (ちくま新書)
競争の作法 いかに働き、投資するか (ちくま新書)
(2010/06/09)
齊藤 誠 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

リーマン・ショックが引き金となった経済危機は、
「100年に一度の金融危機」と呼ばれました。

しかし、本書の著者・齋藤誠さんは、
リーマン・ショックによって失われたものは少ない
と言います。

それは、なぜか?

経済の善し悪しは、「豊か」かどうかが一つの基準。

築き上げられた「豊かさ」が、金融危機によって
喪失してしまったのなら、失ったものは大きいでしょう。

しかし、そもそも2002年から2007年の
「戦後最長の景気回復」と表現された日本経済は脆弱で、
これが「豊かさ」を伴わない景気回復であったなら、
リーマン・ショックによって失われた実体が、
最初からなかったことになります。

「戦後最長の景気回復」は、
目に見える円安(円ドルレート上昇)と
目に見えない円安(国際水準に比べた国内物価水準の低下)の
2つの円安が作り上げた幻影と齋藤さんは解説します。

ここで問われるのが、やはりGDPだけでは
豊かさは測れないということでしょう。

本書では、齋藤さんが丁寧に統計数字と経済理論を
追いかけて日本経済の実態を明らかにします。

そして、その現状を踏まえて、
いかにして豊かな幸福を実感できる社会に
近づいていけるかを考察しています。

私たちは、経済で活動する一個人として、何をすべきなのか?

  「一人一人が真摯に競争に向き合うときにこそ、
  真に人間性が培われ、豊かな幸福を実感できる社会に
  近づけるのではないかと、漠然とであるがそう思っている。」

数字を使って経済を論じながらも、
最後は、その経済をつくる人間の美学や道徳性といった
ところまで言及されているのが、本書のキモです。

この本から何を活かすか?

本書の競争原理の考察の中で、
中島敦さんの「山月記」の引用がありました。

懐かしい・・・

高校の教科書出ていたような気がします。

40歳を過ぎて、あらためて李徴の独白を読んでみると、
高校時代には実感できなかった想いが伝わりますね。

内容を忘れた方は、こちらからどうぞ。

  ・李陵・山月記 (新潮文庫)
  ・山月記(テキストファイル)
  ・山月記YouTube朗読 第1章
  ・山月記YouTube朗読 第2章
  ・山月記YouTube朗読 第3章
  ・山月記YouTube朗読 第4章
  ・山月記YouTube朗読 第5章

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| 経済・行動経済学 | 10:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?

なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?
なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?
(2010/06/07)
片山 修 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

2009年のビール市場は前年同期比約7%減少、
発泡酒市場は同約16%減少でした。

その縮小する市場環境にあって、サントリーのビール
「ザ・プレミアム・モルツ」(以下プレモル)は
レギュラービールに比べ30円~40円割高にも関わらず、
前年度比約110%を売り上げました。

プレモルは、6年連続過去最高の販売数を達成し、
サントリーが1963年の参入から45年間、
1円たりとも利益を出せなかったビール事業を牽引し、
初の黒字化をもたらしました。

実際に、サントリーのビール事業の累積赤字額は
天文学的数字にのぼるとまで言われていましたから、
黒字化は、奇跡的な快挙のようです。

本書は、プレモルのヒットの背景を探るレポートです。

片山修さんが執筆した、週刊ポストでの短期集中連載の
記事をベースにしていますが、
営業・開発・生産・ブランド・経営と多方面からの
取材を重ねているので、プレモルが売上を伸ばした秘密を
立体的に捉えています。

プレモルの転機になったのは、2005年に世界的な
食品コンテスト「モンドセレクション」のビール部門で
最高金賞を受賞したこと。

しかし、これはひとつの結果に過ぎません。

また、矢沢永吉さんや竹内結子さんを起用したCMも
ヒットの一要因ですが、広告やマーケティング戦略だけでは
今のプレモルの躍進はなかったでしょう。

本当のヒットの要因は「こだわり」と「執念」。

本書では、各部門の人が一丸となって
プレモルのヒットを作り上げた様子が描かれています。

また、サントリーと言えば、非上場のオーナー企業で、
創業者・鳥井信治郎さんの「やってみなはれ」の精神が有名です。

サントリー各部門の人の「こだわり」と「執念」は
この独自の企業文化に支えられているようです。

この本から何を活かすか?

私は、かなりアルコールに弱いので、
ほとんどビールを飲みません。

しかし、本書を読むと、さすがにプレモルを
飲んでみたくなりましたね。

竹内結子さんの「おいしい注ぎ方」を参考に
今日はプレモルを飲んでみようと思います。

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| マーケティング・営業 | 10:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(2009/12/04)
岩崎 夏海 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:11

ある日、知り合いの方から、
書店カバーをつけたままの本を、こっそり渡されました。

  「家族の前や、人前ではカバーを外さないほうがいいよ」

そんな忠告とともに受け取ったのが本書。
ベストセラーとなっている、岩崎夏海さんの「もしドラ」です。

私もAmazonにアクセスするたびに、本書の書影を
目にしていましたが、あまりに萌え系の表紙のために
何度となくスルーしていました。

せっかく人目を忍んでまで、本書を渡していただいたので、
私も早速読んでみました。

  主人公は、川島みなみ。高校2年生。

  彼女が通うのは、進学校だがスポーツはさっぱりな
  「東京都立程久保高校」という普通の公立校。

  この高校の野球部女子マネージャーになったみなみが、
  ドラッカーさんの「マネジメント」を読み、
  野球部をマネジメントして、甲子園を目指すという物語。

さすがのドラッカーさんも、このような形で
自分の著書が利用されるとは想像しなかったでしょうね。

しかし、ただ読んだだけで終わらせない姿勢には、
ドラッカーさんも喜んでくれるはずです。

岩崎さんには失礼ですが、
正直、予想していたより面白かった。

もちろん女子高生×ドラッカーさんという
ミスマッチな意外性が、企画として受けていることは
間違いありません。

しかし、それでけではなく、
経営の現場とはあまり関係ないように思える高校の野球部で
マネジメントの考えを取り入れる姿勢には、
見習うべきところがありました。

本の価値は、読んだ人が、どのように解釈し、
どういった行動に移すかで変わるという、まさにお手本。

私も読んだ本を、もっといろいろな場面で
活かす可能性があることを、本書によって知ることができました。

この本から何を活かすか?

日本のビジネス書が、英訳されて世界で出版される例は
あまり数多くないように思えます。

大前研一さんのように、英語で書いた本を、後から日本語訳にして
出版する例もありますが、それは稀なケースです。

素晴らしいオリジナルな内容でなければ、
ビジネス書は、世界で売れないのか?

確かに、欧米の出版業界の審査基準は非常に高いようですが、
本書のように、優れたオリジナルを加工して、
2次製品をつくることで、コンテンツを世界に向けて
発信するという路線は考えてみてもいいかもしれません。

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| ビジネス一般・ストーリー | 10:32 | comments:0 | trackbacks:2 | TOP↑

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Mad Science

Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54
Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54
(2010/05/24)
Theodore Gray 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:12

  「良きにつけ悪きにつけ、科学実験の炎や煙や轟音こそが、
  多くの科学者が科学者になろうとするそもそものきっかけを
  与えたのである。その面白さは、他にたとえようがない。」

本書はテオ・グレイさんがPopular Science誌に連載する
科学実験コラム「Gray Matter」を元にまとめたもの。

54の科学実験が、美しい写真付きで紹介されています。

  「使ったもののほとんどは、普通の台所用品や
  ホームセンターか園芸用品店で買った薬品だ。」

このようにグレイさんは書いていますが、
なかなか入手しにくい実験試料も多く、
更に装置や設備を必要とするものもあって、
本書の実験は、簡単にマネできるものではありません。

紹介される実験は、危険を伴うものも多く、
科学知識や科学実験の経験なしに本書のマネをすると、
大惨事になる可能性さえあります。

実際に本書の実験を一般家庭でやると、
「炎や煙や轟音」が出ますから、
近所の家から通報されることは間違いないでしょう。

しかし、それでも本書に掲載されるキレイな写真を見たり、
グレイさんのユーモアある解説を読んでいると、
その実験をやってみたくなる衝動に駆られます。

それが本書の最大の魅力。

  「科学に内在する面白さと冒険心、
  さらには科学の真実と美が盛り込むように努めた」

以下、本書で紹介される実験の中で、
比較的危険も少なく、実験可能なもの。

  ・鋼鉄を燃やす(スチールウールに火をつける実験)
  ・雪の結晶を永久保存する(瞬間接着剤で結晶を硬化させる)
  ・自然に引きあう(磁)力を暴く(砂鉄の実験)
  ・凍てつく熱さ(酢酸ナトリウムの凝固実験)

Gray Matter」の連載は、まだ続いているようですから、
危険な実験はグレイさんにまかせて、
かわいい手軽な実験だけやってみるのが賢明です。

この本から何を活かすか?

グレイさんは、「元素コレクター」で、自ら集めた
元素の美しい写真を使った「世界一美しい周期表」を
製作・販売しています。

日本のAmazonでも仮説社が販売していますが、(2010年7月現在)
送料を考えるとちょっと二の足を踏んでしまいますね。
世界一美しい周期表A4日本語版
世界一美しい周期表A4日本語版
商品詳細を見る

今度、子どもと科学館に行った時に、
この周期表が売っていないか見てみます。

ところで、今回、周期表についてネット検索していると、
以下の文部科学省のサイトを発見しました。

  ・科学技術週間

「一家に1枚」シリーズ(?)がいくつかあるので、
プリントアウトして、トイレに貼りたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 科学・生活 | 06:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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新書がベスト

新書がベスト (ベスト新書)
新書がベスト (ベスト新書)
(2010/06/09)
小飼 弾 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:27

私の中では、小飼弾さんのベスト本。

その意味では、「新書がベスト」という
小飼さんの言葉に偽りなし。

  「新書以外は買わなくていい」

本を読むことの自体の大切さは、今までも多くの人から
語られるところで、この点に異論がある人は少ないでしょう。

しかし、出版される本のうち、わずか5%の割合にも
満たない「新書」が、なぜ、そんなにイイのか?

小飼さんが挙げる理由は3つあります。

  1. 形態 (収納性、携帯性、“しなる”こと)
  2. 価格 (ほとんどが1000円以下であること)
  3. 中身 (最低限の品質を満たしていること)

特に3番目の理由、新書はレーベルごとにカバーが
統一されていて、装丁でごまかせないため、
中身で勝負せざるをえない、という点には説得力があります。

本書は前半が新書を中心とした読書論、
後半は、「新書レーベルめった斬り!」と銘打った、
レーベルごとの「新書本」ガイドとなっています。

本好きの人には、たまらない内容で、
まだこんなに読んでいない良書があったのかと、
ワクワクさせるものがありますね。

本書が出版されているレーベル、KKベストセラーズの
「ベスト新書」についても、持ち上げるわけでもなく、
ページを多く割くわけでもなく、他のレーベル同様に
評価しているところにも好感が持てました。

かつて、勝間和代さんは2000円以上の本を
買うことを勧めていました。

一方、本書で小飼さんは、1000円以上出す価値の本は、
そんなにないと言っています。

お2人の意見を併せると、1000円~2000円までの
最も目にする価格帯の本が、
一番手を出してはいけない本ということになりますね。

ところで、対談もされているこのお2人ですが、私の中では、
新しい本を出すたびに質が下がり気味の勝間さん、
新しい本を出すたびに質が上がっている小飼さん、
というイメージになってきました。

この本から何を活かすか?

「二丁拳銃読み」をやってみました。

両手に1冊ずつ新書を持って2冊同時に読む、
「二丁拳銃読み」が本書で紹介されています。

smoothさんのブログ「マインドマップ的読書感想文」では、
その実演の様子の動画がアップされています)

で、私も、この技にチャレンジしてみました。

以下、やってみた感想です。

・やってみると、意外とできなくもない
・短いサイクルで2冊を行き来するので、少し不思議な感覚あり
・特に読む時間が短縮されるわけではない
・あまり右手がスムーズに動かない(特に読み始めの段階)
・両手は中に浮かせず、机のうえに置いたほうがいい
・付箋が貼れない(これが一番のストレス)

できるかできないかと言われれば、
きっと誰でもできます。

しかし、小飼さんのように、
1冊を数分間で読了する人でなければ、
実用的な技ではないような気がします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 読書法・速読術 | 06:16 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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情熱思考

情熱思考
情熱思考
(2010/05/07)
是久 昌信 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:12

著者の是久昌信さんは32歳で起業しました。
会社は7年間かけて順調に大きくなり、
あと一歩で上場というところまで成長。

しかし、その矢先、社運をかけた一大プロジェクトが
うまくいかず事業で失敗。

信頼も、仲間も、資金もすべて失い、
多額の借金だけが残ったそうです。

  「私の夢は終わった・・・」

そう思った是久さんの心から、情熱の炎が消えかけた時、
偶然にも、ある男の物語と出合ったそうです。

  その男は、30代半ばでガソリンスタンドの事業に失敗。
  
  そして、新しくレストランの経営を始めるも、
  一緒に働いていた息子を亡くし、さらに店舗が火事に。
  
  その後、独自のスパイスと調理法を考案したが、
  近くのハイウェイ建設で客の流れが激減。

  ついに、その男はレストランを手放し、
  手元に残ったのは、たった1台の車だけになった。

  しかし、そんなどん底の中でも、その男は夢をあきらめず、
  自分の開発したスパイスと調理法を教える、
  フランチャイズ・ビジネスを思いつく。

  その時、彼の年齢は65歳。

  車で生活しながら全米をまわり、売込みを続けた結果、
  1010人目でやっと最初の契約を取り付ける。

  その後、彼のつくったフランチャイズ・ビジネスは、
  世界80カ国・1万店舗以上に展開される。

  この不屈の精神を持つ男の名は、カーネル・サンダース。

今となっては、「ケンタッキー・フライドチキン」の
起業者であるサンダースさんの物語は、
いろいろなところで耳にする機会も多いと思いますが、
実際に是久さんは、この物語を知ったことをきっかけに、
夢を叶える情熱に、再び火をつけることができたそうです。

本書は、サンダースさんのような、
絶望の淵から這い上がって、夢を叶えた
45人の物語が紹介されています。

スティーブン・スピルバーグ、ココ・シャネル、J.Kローリング、
チャールズ・リンドバーグ、ハワード・シュルツ、
アンソニー・ロビンズ、デール・カーネギー、トム・クルーズ・・・

どの物語も、4~6ページの短いストーリーにまとめられ、
シンプルな言葉で語られています。

自分が尊敬していたり、詳しく知っている人物の物語は
ちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、
少ない行数の中でも、その人の人生をうまく切り取って
紹介していますね。

心が折れそうになった時に、本書のページを
パッと開いて読めば、そこにはあなたを勇気づける
物語が載っているかもしれません。

この本から何を活かすか?

是久さんのブログにアクセスしてみました。

  「情熱思考」幸せと夢を叶える思考術

すると、本書で紹介されている45人以外の物語が、
日々紹介されているようです。

私の場合は、書籍だと一気に読み倒してしまいますから、
せっかくのいいストーリーも、
あまり噛みしめていない面があります。

ひょっとすると、ブログ記事で読んだ方が、
心に染み入るのかもしれません。

心のカンフル剤が欲しい時には、
また、是久さんのブログにアクセスしてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 成功哲学 | 06:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本の大問題が面白いほど解ける本

日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える (光文社新書)
日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える (光文社新書)
(2010/05/18)
高橋 洋一 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:16

新聞やテレビで話題になっている日本の問題点に
Q&A形式で高橋洋一さんが答える本。

  ・高速道路無料化が天下の愚策のわけ
  ・「子ども手当」はバラマキなのか?
  ・民主党には成長戦略がないけど大丈夫?
  ・借金が973兆円もあって、日本は大丈夫なの?
  ・スウェーデンみたいに、消費税を年金の財源にすればいいの?

こういった質問に対する、高橋さんの答えは、
「コスト・ベネフィット分析」と「世界標準」を
ベースにしています。

ちなみに、高橋さんの立場は、いわゆる“リフレ派”。

本書で示される状況分析と解決策は、
サブタイトルにある通り、シンプルでロジカルそのものです。

読んでいて気持ちがいいくらい、歯切れがいい解答です。

しかし、現実の世界では高橋さんの
模範解答通りにいかないことは、
高橋さん自身が、身をもって知っています。

霞ヶ関を敵に回しては、いくら正論を言っても
無駄になるどころか、
自らが窮地に追い込まれることは証明済み。

また古い話になりますが、
ロジックでは天下無敵の大前研一さんでさえ、
東京都知事選では、情緒に訴える青島幸男さんに
敵わなかった訳ですから、論理だけでは
人は動かないことは、火を見るより明らかです。

本書のような問題を解決するには、
高橋さんが示すような模範解答を見据えながらも、
情の面では既得権者をフォローして、
落としどころを探るのが、現実的なところでしょうか。

この本から何を活かすか?

2010年7月14日、日本振興銀行元会長の木村剛さんが、
銀行法違反(検査忌避)の容疑で逮捕されました。

高橋さんと木村さんの共通点は、
お2人とも、かつて竹中平蔵さんのブレーンとして活躍し、
その言動が、論理的で歯切れがいいことです。

木村さんについて、報道で言われていることが、
事実かどうか、あるいはその善し悪しについては、
私は現時点で、判断できる材料をもっていません。

ただ、個人的には、本の著者
そしてブログでの発言者としては、
木村さんに注目していただけに、今回の件は残念です。

できれば、高橋さんや堀江貴文さんのように復活(?)して、
また木村さんの独自の意見を聞かせて欲しいものです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 社会・国家・国際情勢 | 06:25 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑

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知的生産ワークアウト

仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
(2010/05/28)
奥野 宣之 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:26

やってみたいこと満載のTips集。

ただし、既存のHACK本とは一味違います。

出来上がりの便利グッズの紹介だけではない、
「手作り」された生産性を上げる工夫が
本書には数多く盛り込まれています。

著者は「情報は1冊のノートにまとめなさい」の
奥野宣之さん。

「情報は1冊」の時もそうでしたが、
奥野さんは、ハンドメイドな工夫が得意ですね。

  「僕は、勉強や留学、転職よりも、もっと安全かつ確実で、
  見返りの大きい道があると思っています。
  それは“知的生産力を高めること”です。」

本書では、ずっと知的生産力を高める方法を考えてきた
奥野さんが、長年培ってきた73個のノウハウが
次の3つのカテゴリに分けて紹介されています。

  1.発想からアウトプットをつくる
  2.生きた時間をつくる
  3.創造的な環境をつくる

紹介される73のメニューが役に立つことは
もちろんですが、本書を読んで一番に感じるのは、
「工夫は楽しい」ということです。

奥野さんが整えているような環境だから、
知的生産力が高まるというより、
知的生産力を高める工夫を常に考え、実行しているからこそ、
少しずつ知的生産力が高まるように思えます。

永久機関ではありませんが、知的生産力の自家発電
といった感じでしょうか。

まさに、日常的な小さな工夫を続けることが、
大きな成果を生むことのお手本です。

本書には、奥野さんの机周りの環境も
写真を使って紹介されているので、見ているだけで、
自分もオリジナルな知的生産環境を作り上げたい
という気持ちが湧き上がってきます。

この本から何を活かすか?

まずは、本書で紹介されていることの真似から始めます。

  To Do 02
  読書は「これから体験すること」とリンクさせろ
  →「カラ-完全版 日本食材百科事典」を食卓に置きます。

  To Do 13
  ウェブの「高校講座」を見ながらノートをまとめよう
  →奥野さんは日本史、世界史、地学をよく見ているそうですが、
   NHK「高校講座」には、理系科目もそろっています。
   ノートをとるためのレジュメがあったり、
   理解度チェックができたり、至れり尽くせり。
   毎週、時間をとって見てみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ノウハウ本 | 06:25 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

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がんばっても成果は出ない

がんばっても成果は出ない 凡才のための超現実的サバイバル術
がんばっても成果は出ない 凡才のための超現実的サバイバル術
(2010/07/15)
別所諒 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:24

ユナイテッドブックス、松尾さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

本書は、エリートではない凡才が、未来を生き抜くための
超現実的なサバイバル読本です。

著者の別所諒さんの、人生そのものが濃縮されている感じがします。

別所さんが、もがき苦しみながらも、身を切って獲得した
机上の空論ではないノウハウがまとめられています。

  「カメが陸で普通に競争してウサギに勝つことなどあり得ない。
  成功している人は、(中略)陸でウサギと勝負するのではなく、
  水の中を猛烈な勢いで泳いでいるのだ。」

つまり、凡才はエリートと同じ土俵に上がるのではなく、
自分が勝負できる場所を選び、そこで猛烈に努力をする
必要があるということです。

本書では凡才が浮上するための方法を、5ステップで解説します。

  ステップ1.危ない立場を脱出する (トータルシェイプ理論)
  ステップ2.社内やお客様に評価される (段階式成功理論)
  ステップ3.猛烈に勉強して、能力を磨く (二宮金次郎理論)
  ステップ4.社外で評価され、自分の選択肢を知る (大海を知る蛙理論)
  ステップ5.自分らしく生きる (自分の名刺を持って、街に出よう理論)

最初に自分の身の安全を確保するところから
始めるところが、いかにも凡才ならではですが、
ここを怠ってしまうと、路頭に迷う可能性がありますから、
実は欠かせない重要なステップになっています。

別所さんのノウハウは、正直に言って、
かっこいいスマートなものではありません。

非常に泥臭く、努力を必要とするものばかりです。

しかし、これが現実。
厳しい現実から逃げてはいけません。

「凡人の凡人による凡人のための」打開策はこれしかないのです。

そして、常にゴールを見据えながら、
水の中を猛烈な勢いで泳ぎ続けていると、
あるときから、人生が「雪崩式ブレーンバスター」のように、
良い方向に一気に動き出すことがあることを教えてくれます。

後半はメソッドを通り越して、別所さんの気持ちが
ビンビンと伝わってくる感じがしました。

ちなみに、こちらはマスコットキャラクターの「カバ」。
なんか、いい味が出ていますね。

  カバ
この本から何を活かすか?

  「会議でコミュニケーション力を発揮する4つの技」

本書では、会議で使える以下の4つの技が紹介されていました。

  ・第1の技-まとめ技
    「部長がお話なさっていることは、〇〇のことですね」
  ・第2の技-プラス技
    「Aさんの意見とBさんの意見を足して考えればどうでしょうか」
  ・第3の技-つなぎ技
    「Aさんの意見で思いついたのですが・・・」
  ・第4の技-終わりの技
    「とりあえずやってみましょう。ぼくは〇〇を担当します」

いずれも難しい技ではありませんが、
しまりのない会議では、ピリッと効きそうですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事論 | 09:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか

世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか
世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか
(2010/05/28)
野口 悠紀雄 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

本書は、野口悠紀雄さんが2009年4月から約1年間
「週刊ダイヤモンド」とダイヤモンド・オンラインに
掲載した記事を、大幅な加筆と編集によってまとめたものです。

かなり、データも新しいものが採用されて、
章立てもスムーズになっていますので、
新たに書き下ろされたと言っても、違和感がないくらい
うまくまとめられています。

最近の指標を見るとアメリカ経済は、ゆっくりではあるものの、
着実な回復への道を歩んでいるように見えますが、
日本経済はあまり回復へ向かっている気配がありません。

本書で野口さんは、この日米の違いの理由を
豊富なデータと冷静な分析で解明します。

日米の大きな違いは、「製造業比率」にあると。

  「アメリカが回復しているにもかかわらず日本が回復できないのは、
  アメリカは製造業の比率が低い輸入国であり、
  日本は製造業の比率が高い輸出国であるためだ。」

まさに「モノ作り大国」である日本だからこそ、
より大きな影響を受けているようです。

特に製造業は、設備投資した後に需要が急減した時の
後遺症が長く残ることが、大きな問題でもあります。

更に、野口さんは日本経済の現状を次のように表現しています。

  「日本経済もJALと同じ状態に陥っているということだ。」

これは、言い得て妙ですね。

私たちには、JALがこのままでは破綻することが見えていました。

これは、JALを外部から見ていたので、
その問題点がよく認識できたのでしょう。

同様に、日本経済についても、外からの視点で見ると、
既に破綻が秒読み段階に入っているように見えるのかもしれません。

野口さんは、日本経済の問題は、経済そのものにあるのではなく、
政治が機能していないところにあると、指摘していますので、
私も、もう少し政治に関心を持つべきだと実感しました。

この本から何を活かすか?

本書は、様々な経済データをどのように
読み解いていくのかの手本となります。

仮説を立て、データを分析し、結論を導く
まさに理想的な展開。

野口さんは、本書で熱く語っているわけではありませんが、
論理的に書いていますから、非常に説得力があります。

今度は、内容よりも論理的な展開に注目して、
もう一度、本書を読んでみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経済・行動経済学 | 10:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これからの「正義」の話をしよう

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
(2010/05/22)
マイケル・サンデルMichael J. Sandel 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:26

  1884年の夏、4人のイギリス人船乗りが、
  南大西洋沖合いを小さな救命ボートで漂流していた。

  ボートに乗っていたのは、ダドリー船長、スティーブンズ一等航海士、
  甲板員のブルック、そして17歳の雑用係のパーカーの4名。

  持っていた食料は缶詰2個だけで、飲み水はなかった。
  
  漂流8日目で、ついに食料は尽きた。
  そのころ、パーカーは他の者の忠告を聞かず、
  海水をがぶ飲みして、体調を崩し、死にかけていた。
  
  漂流19日目、船長は生き延びるために、誰か一人がクジ引きで
  死ぬべきだと提案したが、ブルックが反対した。
  翌日、船長はブルックに目をそらしているように言い、
  スティーブンズと共に、死にかけているパーカーを殺害した。
  
  漂流24日目、ついにボートが救助されるまで、
  3人の男は、雑用係の少年の肉と血で命をつないだ。
  
  イギリスに戻ると3人はただちに逮捕され起訴された。
  
  船長とスティーブンズは、パーカーを殺して食べたと
  臆することなく証言した。
  
  あなたは裁判官だとしよう。どう裁くだろうか?

これは、本書に掲載されている「ミニョネット号事件」のエピソードを
抜粋要約したものです。

本書では、この事例を元に、哲学者ジェレミー・ベンサムの
功利主義「最大多数の最大幸福」について考察します。

著者のマイケル・サンデルさんは、机上の空論とも
見なされがちな哲学の問題を、現実の問題を引き合いに出し、
正義とは何なのか、正しい行いとはいったい何なのかを、
私たちに問います。

本書の元になっているのは、ハーバード大学でサンデルさんが
指導する「Justice(正義)」と銘打った講義です。

あまりの人気ぶりで、あのハーバード大学が、
ついに公開授業に踏み切ったという伝説の講義です。

本書は、その講義を書籍化したもの。
  
  ・原書はこちら、「Justice: What\'s the Right Thing to Do?
  ・テキストはこちら、「Justice: A Reader

私は見ていませんが、NHKでもこの講義を
ハーバード白熱教室」として、2010年4月4日から
全12回で放送していたようです。

残念ながら既に放送が終わっていますが、
「ハーバード白熱教室 in JAPAN」が2010年8月25日に
開催される予定で、特別番組として放送される予定ですね。 

実際の講義は、対話によって議論を深めていく形式で、
さすがにその議論の様子は本書では再現されていませんが、
読み物として非常に高い完成度い本となっています。

本書は、間違いなく、読者の知的好奇心を刺激し、
道徳と政治をめぐる深い考察の旅に誘ってくれるでしょう。

この本から何を活かすか?

NHKでの「ハーバード白熱教室」の放送は終わり、
YouTubeの映像も既に削除されています。

しかし、この講義の様子は本家・ハーバード大学の
Justice with Michael Sandel」のサイトで見ることができます。

もちろん英語ですが、12本すべてのエピソードがUPされています。

サマリーも掲載され、意見も投票できるし、
参考文献も紹介されているという充実ぶり。

英語が厳しい方は、先に本書を読んでから
このサイトで講義を見ると理解が深まるのではないでしょうか。

私も、今週末、エピソードを順次見ていく予定です。

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゆるい生き方

ゆるい生き方 ?ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣~
ゆるい生き方 ?ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣~
(2010/05/22)
本田 直之 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:12

昨日の記事から、私がその本を読了した時点で
貼った「付箋の数」を表示するようにしました。

実は、「レバレッジ」シリーズの頃から、
私が、本田直之さんの本に貼る付箋の数は少なめでした。

それは、なぜか?

本田さんの考えに納得できなかったり、
書かれていることが参考にならないからではありません。

それは、元々持っている考えや、思考が似ているから。

本田さんが書いている内容は、
「そうそう、それが言いたかった」という部分が多く、
付箋を貼るにはいたらないケースがあるからです。

本書のテーマは「ゆるい生き方」。

既に、十分、ゆるい生き方をしている私にとっては、
本書も目から鱗というよりは、共感できる内容が多い本でした。

本書は、効率を求める「レバレッジ」シリーズとは、
その対極にある一冊で、「ゆるく・楽しく・ストレスフリーな毎日」を
過ごすことを提案しています。

ところで、「ゆるい生き方」とは、どんな生き方なのか?

それは、ダラダラと「サボる」こととは違います。

ギスギス、セカセカせず、ゆっくりと構えながらも、
目的地に向かって確実に前進する生き方です。

もちろんこれは、仕事以外での話しで、
徹底した効率化をプライベートにまで
持ち込まないようにするということです。

  ・仕事上の問題は「正しいか/正しくないか」で判断する。
  ・プライベートの問題は「楽しいか/楽しくないか」で判断する。

「レバレッジ」と「ゆるさ」、一見、
相反するように見えるこの考えですが、
仕事ではレバレッジをかけ、徹底的に効率化するからこそ、
プライベートでは、ゆるく生きることが可能なのでしょう。

本書で紹介される60個のヒントの中には、
「街中でもビーチサンダルを履く」など、
ハワイでなければ難しそうな提案もありますが、
大切なのは、その精神を取り入れることでしょう。

  「ゆるい生き方を選ぶには、それなりの覚悟が必要なのです。」

実際に、アロハシャツ姿の本田さんの写真を
見かける機会が多くありますが、
本田さん自身も一種の覚悟を決めて、
そのスタイルを貫き通していることが分かります。

この本から何を活かすか?

縛られない生き方をするためには、何が必要か?

やはりその筆頭にあげられのは、お金でしょうか。

それでは、どのようにしたらお金が得られるのか?

もちろんビジネススキルを磨き、
給与収入を上げたり、起業するとが王道でしょう。

しかし、個人的には「投資・資産運用スキル」を向上させ、
給与以外の不労所得の柱を太くしていくことが、
縛られない生き方を実践するための、
欠かせない要素だと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 10:13 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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成果を生む人が実行している朝9時前のルール

成果を生む人が実行している朝9時前のルール
成果を生む人が実行している朝9時前のルール
(2010/05/22)
美崎 栄一郎 商品詳細を見る

満足度★★★

あなたは、一番好きなものを最初に食べるタイプですか?
それとも、最後の楽しみにとって置くタイプですか?

食べ物の話なら、一番好きなものを
最後に食べる人も多いかもしれません。

でも、考えてみてください。

もし、あなたが、ほんの少ししか食べられない体質だとしたら?
あるいは、最後にとって置くと、恐ろしいぐらいに
他人に奪われるリスクが高まるとしたら?

こういう環境だと、やっぱり好きなものは
一番最初に食べるべきでしょう。

これが、本書の基本的なコンセプト。

  「あなたの人生においてやってみたいことを朝一番にやってみる。

  極めて、シンプルな方法ですが、そすることで、
  私は、自分のしたいことができる人生に変えていくことが
  できるようになってきました。」

こう語るのは、本書の著者・美崎栄一郎さん。

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
がベストセラーになった後も、ますます精力的に活動し、
スーパーサラリーマンとして、メディアにも多く登場しているようです。

過去に何冊か、美崎さんの著書を紹介してきましたが、
本書のコンセプトが、私は一番好きですね。

美崎さんが、本書で提案するのは、
朝することの、優先順位の変更です。

  「やるべきことからやりたいことへ」

無理に早起きをするのではなく、やりたいことをするから、
自然と早起きできるという好循環を生みます。

そして、美崎さんにとって、やりたいことは、
社外での人脈・ネットワークを作ることだったようです。

その手段として、「セルフブランディング」があり、
「朝食会」があり、個性的な「名刺」作りがあります。

本書では、どうやって朝に時間を作るのかではなく、
主に、美崎さんの朝の時間を活用した人脈術が解説されます。

個人的には、自分の好きなこと得意なことを
「タグ」として書き出して、セルフブランディングする方法や、
魅力的な数多くの名刺の実例などが参考になりました。

この本から何を活かすか?

  「手ぶらで人と会ってはいけない」

本の著者と会うときは、著書を読んだことを土産にするのが
一番のようですが、中でも「付箋のついた読書本」が
著者をメロメロにさせる最高の破壊力があるそうです。

このブログでは、最初に私の「満足度」を★の数で
表していますが、これはあくまで相対的なもの。

著者に気に入ってもらうために、すべての記事の満足度を
★5つで表すことはしていませんし、個人的な満足度ですから、
他の本に対して、事前期待に対して、あるいは価格に対して
変わるもので、読んだタイミングでも違ってきます。

そこで、美崎さんの意見も参考にして、試験的にですが、
今後は、私が貼った付箋の数を各記事に表示したいと思います。

本書に貼った付箋数:18枚

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 09:29 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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WOMマーケティング入門

WOMマーケティング入門
WOMマーケティング入門
(2010/05/24)
アンディ・セルノヴィッツAndy Sernovitz 商品詳細を見る

満足度★★★

「WOM」とは、“word of mouth(クチコミ)”の略。

つまり、WOMマーケティングとは、
クチコミを使ったマーケティング手法のこと。

本書は、お金をかけずに戦略的にクチコミを誘発して
宣伝するための手引書です。

今までも、クチコミを使ったマーケティングは、
バイラルマーケティングやバズマーケティングと
言われてきましたが、本書の手法も基本的に
大きな違いはありません。

ただし、以前よりブログやSNSによってクチコミされる
スピードが速く、強力になっていますので、
WOMマーケティングでは、そんな時代だからこそ
「誠実さ」、「正直さ」を重要視しています。

本書で示されるWOMマーケティングの基本、
「5つのT」は以下の通り。

  1.トーカー(Talker):話題にしてくれる人を見つける
  2.トピック(Topick):話題にする理由を提供する
  3.ツール(Tool):トピックを素早く広範囲に広める
  4.テイキング・パート(Taking Part):話題になっている場に参加する
  5.トラッキング(Tracking):話題の中身を調べて把握する

簡単に言うと、宣伝してくれるブロガーやコミュニティを見つけて、
話題を提供し、関係者と分かるようにコメントし、
その話題のされ方や広がり方を追跡・分析します。

本書ではWOMマーケティングを進める上での、
チェックシートやワークシートが
何枚も掲載されていますから、それを埋めることで、
初めてでもすぐに実践することができるでしょう。

なかなか分かりやすく解説されていますが、
本書で残念なことは、次の2点です。

1つ目は、ツイッターへの言及がないこと。

クチコミということでは、今後、ますます影響度が大きくなる
ツイッターの活用方法が載っていないのは、
ちょっと片手落ちという感じがします。

もう1つは、本書自体のアマゾンレビューが寂しいこと。

米国アマゾンでの「Word of Mouth Marketing」への
レビューは100件を超えていますが、
日本のアマゾンでのレビューは、2010年7月7日時点で、
わずか1件の投稿しかありません。

訳本なので、著者のアンディ・セルノヴィッツさん自身が
仕掛けるのは難しいかもしれませんが、
本書の中でもアマゾンレビューの重要性に言及していますから、
出版社には、少しフォローして欲しいところですね。

この本から何を活かすか?

セルノヴィッツさんは、WOMMAの名誉会長。

ちなみに、WOMMAとは、WOMマーケティング協会で、
「word of mouth marketing asociation」の略です。

この団体は、クチコミマーケティングの
改善と推進を図る非営利団体。

けっこう有名企業もWOMMAに参加しているようですね。

日本から参加している企業はあるのでしょうか?

WOMMAのサイトで、この団体が実際にどんな活動をしているか、
よく見てみたいと思います。

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| マーケティング・営業 | 06:29 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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世界でもっとも美しい10の物理方程式

世界でもっとも美しい10の物理方程式
世界でもっとも美しい10の物理方程式
(2010/04/22)
ロバート・P・クリース 商品詳細を見る

満足度★★★★

  「ひとつの式を学ぶことは、
  まさに一種の旅なのだということに気づかせてくれる。」

その旅は、その式を知らないという無知の状態から、
その式を理解したいという苛立ちを伴った段階を経て、
最後にはその式を理解して、新たな世界へ到達します。

この旅は、その方程式の第一発見者が辿るだけでなく、
その後に学ぶ者、すべてによって再発見される旅です。

著者のロバート・P・クリースさんは本書で、
偉大な10の方程式を取り上げ、誰がそれを発見したのか、
その背後にはどのようなストーリーがあったのか、
そして、その方程式が私たちの世界に何を語っているのかを説明します。

取り上げられる物理方程式は以下の通りです。

  第1章 文明の礎 - ピタゴラスの定理
  第2章 古典力学の魂 - ニュートンの運動の第二法則
  第3章 科学革命の頂点 - ニュートンの万有引力の法則
  第4章 科学的理想美の基準 - オイラーの等式
  第5章 科学におけるシェークスピア戯曲 - 熱力学第二法則
  第6章 19世紀最大の出来事 - マクスウェルの方程式
  第7章 方程式セレブ - E=mc2
  第8章 金の卵 - アインシュタインの一般相対性理論の方程式
  第9章 量子論の基本方程式 - シュレーディンガーの方程式
  第10章 不確定性と共に生きる - ハイゼンベルクの不確定性原理

紹介される方程式は、発見に至るまでの過程と
その到達点で、どれも違った旅の景色を見せてくれます。

正直なところ、本書に登場する方程式のいくつかは、
完全に私の理解の範囲を超えているものがあります。

しかし、クリースさんの分かりやすい説明と、
魅力的なストーリーテリングによって、
その方程式によってもたらせる世界が見えてきます。

圧巻は、熱力学第二法則。

エントロピーは最大値へ向かって
増加の一途をたどるという法則で、
数多くの科学者が携わることで導かれました。

クリースさんは、この法則が導かれる過程を
「シェークスピア風の戯曲」に仕立てて、紹介しています。

本書は、「世界でもっとも美しい10の科学実験」に続く、
シリーズ第2弾で、前著同様にフィジックス・ワールド誌に
連載したコラムを下書きにして本書を執筆したようです。

この本から何を活かすか?

メノン」(プラトン著)登場する、
ソクラテスが奴隷の少年にピタゴラスの定理を導かせる話。

ソクラテスは少年に、どうしたら正方形の面積を
2倍にできるか問います。

少年は、すぐに1辺を2倍にすると答えますが、
それでは面積が4倍になることに気づきます。

次に1辺を1.5倍にしますが、それでもまだ大きいことがわかり、
少年はその方法を自分が知らないことに気づきます。

ソクラテスはこの後、「対角線」の説明を加え、
少年の持っている知識から、
正方形の面積を2倍にする方法を導き出させます。

これは、「ひし形の面積=対角線×対角線÷2」
さえ知っていれば、導き出すことができますので、
わたしも自分の子どもに対して
ソクラテスと同じようにやってみようと思います。

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| 科学・生活 | 06:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「情報創造」の技術

「情報創造」の技術 (光文社新書)
「情報創造」の技術 (光文社新書)
(2010/05/18)
三浦 展 商品詳細を見る

満足度★★★

  「これからの時代は情報の収集、整理ではなく、
  創造の力が問われる時代だと思います。」

こう語るのは、“下流社会”という大ヒットした
キーワードを生んだ三浦展さん。

三浦さんは、履歴書の「資格」欄には、
何一つ書けるものがないそうです。
(こう言われてみると、私も履歴書に書ける資格が
全然ないことに気がつきました・・・)

それでは、三浦さんは、どうやって稼いできたか?

それこそが、情報を創造する力。

情報創造とは、新しい商品を産み、ビジネスを産み、
新しい価値を産んでいくこと。

三浦さんは、ひとまねではない、オリジナルな個性的な情報を
つくることで生き残ってきたそうです。

  「勝間和代さんのベストセラーをもじって言えば、
  本書は“まねる力”ではなく、
  “まねない力”をつけるための本でしょう。」

  ・キーワードは定義しすぎない方がよい
  ・「読書」はしない
  ・メモやノートはあまりとらない方がいい

けっこう常識とは相反することが
書かれているように思えます。

しかし、新しい情報を創造するために行なうべきことは、
仮説を立て、データを集めて分析し、結論=新しい価値を産む
という流れですから、実は先日の記事で紹介した
勝間和代のビジネス思考力養成セミナー」と
本質的には同じことをやっているわけです。

見た目は、勝間さんと三浦さんのアプローチは
違っているように見えますが、同じゴールを目指した
表裏一体の関係にあるように思えます。

思考力養成セミナー」だけではストーリーに欠けていますし、
本書だけでは、ノウハウがすっきり見えない部分があります。

三浦さん自身は、勝間さんと違うことが、
本書の存在価値であるかのように書いていますが、
一読者としては、この2人のアプローチを併せて、
効率よく新しい価値を創造したいものです。

この本から何を活かすか?

本書では、社会現象を分析する時のフレームワークが
紹介されていました。

一方の軸では、そのことが起こった原因を
「短期」「中期」「長期」の3つに分けます。

もう一方の軸では、「火薬」と「引き金」に分けて考えます。

「引き金」とはそのことが起こった直接的なきっかけ。
「火薬」とはその背景に蓄積されていた潜在的原因。

3×2のマトリックスで社会現象を分析するようです。

火薬引き金
短期
中期
長期

面白そうなので、使ってみようと思いますが、
「引き金」の列は、「短期」しか入らないような気がします。

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 10:15 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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勝間和代のビジネス思考力養成セミナー[基礎力養成編]

勝間和代のビジネス思考力養成セミナー[基礎力養成編]
勝間和代のビジネス思考力養成セミナー[基礎力養成編]
(2010/05/20)
勝間 和代 商品詳細を見る

満足度★★★

ディスカヴァー社の「マジビジ」シリーズからの1冊。

社会人3年目からをターゲットとしたこのシリーズ、
既に10冊以上刊行されていますが、
本書は勝間和代さんのオーディオブックの一部を
書籍化したもののようです。

元になっている勝間さんのオーディオブックは、
コンプリートセット全4巻が28,999円(テキストは別途26,000円)、
基礎力養成講座だけだと6,800円(テキストは別途6,090円)です。

本書では、ビジネス思考力をつけるために、
仮説を立て、データを集めて分析し、検証して結論を出す過程を、
MECE、ロジックツリー、ピラミッドストラクチャーなどを
作る演習を交えながら学びます。

私が、本書の内容よりもまず驚いたのが、
アマゾンのカスタマーレビューでの評判の悪さです。

2010年7月3日現在、11件のレビューが寄せられていますが、
このうち半数以上の6件が★1つです。
★2つを併せたネガティブレビュー率は、72%を占めます。

私が読んだ限りでは、「マジビジ」シリーズの枠としては、
特に可もなく不可もなくという感じで、
そんなに悪い印象はありません。

一時期、流行ったビジネス書の大型ムック本的なイメージで、
質(文章)よりも、シンプルさを重視した作りです。

雑誌の特集記事をまとめたような手軽さとも言えますね。

他の「マジビジ」本より、ページ数は若干少ないものの、
サイズが少しだけ大きくなっているので、
定価にていても、目くじらを立てるほどではないと思います。

逆に私が残念に思うのは、本書の「勝間色」の薄さです。

  「私がなぜ、多くの著書や書籍以外のさまざまな分野でも、
  ある程度の安定した実績を残してこれたのか?
  それは、この“ビジネス思考力の基礎体力”があるからだと
  自負しています。」

冒頭で、このような発言はあるものの、
それ以外は、勝間さんらしさは影を潜めています。

「まえがき」以外では、これって、本当に勝間さんが書いてるの?
と疑ってしまうほど、余計な発言もありません。

この本から何を活かすか?

勝間さんのサイトに「勝間力診断テスト」なるものが
あったので、やってみました。

「あなたの勝間度は●●%です!」といった
診断が出るのかと、勝手に想像していましたが、
以下のような結果でした。
=====================================
引っ込み思案なところがあり、友人関係ではたまにつらい思いを
してしまうことがあります。本質的には温厚な温かい性格です。
自分では望まないので、目立つことはありませんが着実に
成功の礎を築いていきます。
とはいえ、残念ながらまだまだ学ぶべきことが沢山あります。
まずは基本から身に付けましょう。
変わるキッカケを掴んだのなら、その気持ちが冷めてしまう前に
変わること、学ぶことを仕組化しましょう。
今変われない人は、10年後もきっと同じ自分のままです。

<お勧めアイテム>
・人生戦略スタートアップセミナー(一番オススメ!)
・人生戦略手帳
・ビジネス思考力基礎力養成講座
※このテストの結果は商品選びの参考資料として活用してください。
 特定の商品の購入を強制するものではありません。
=====================================

ちなみに、私が“勝間さんの気持ちになりきって”
解答した場合の診断結果は、このようになりました。
=====================================
人とのつながりを大切にし、あきらめない心で目標に向かって
努力する姿勢をもっています。そんなあなたは外資系企業のような
カルチャーの異なる環境にもよく対応し、能力を発揮できます。
とはいえ、本来は孤独なので、自己中心的な発想が相手を驚かせ、
信頼を失ってしまうこともあります。孤立しないためには、
抜きん出た能力をよりいっそう磨く必要があります。
また、人生の分岐点においてミスを犯さないために
学んでおくべき知識があります。
過去の失敗を未来に生かすのは口で言うほど簡単ではありません。
辛くて目を背けたくなることを無理に続けようとしても効果はありません。
無理なく続く仕組みを取り入れましょう。

<お勧めアイテム>
・人生戦略ゼミ(一番オススメ!)
・人生戦略手帳
・ケーススタディマラソン
※このテストの結果は商品選びの参考資料として活用してください。
 特定の商品の購入を強制するものではありません。
=====================================
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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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まだ科学で解けない13の謎

まだ科学で解けない13の謎
まだ科学で解けない13の謎
(2010/04/22)
マイケル・ブルックス 商品詳細を見る
 
満足度★★★

  「あなたは自由意志がないと言われたら、
  たいていの人はむきになって、
  そんなことはないと反論するはずだ。」

どうやら、現代脳科学では、自由意志の存在を
否定する証拠があるようです。

著者のマイケル・ブルックスさんは
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの実験室で
操り人形のごとく、自分の手の指が他人の操作によって
動かされる実験に参加しました。

  「わたしたちは脳によって動かされる機械なのだ。
  わたしたちが自由意志だと思っているものを、
  じつはわたしたちは持っていない。」

自由意志があると思い込むとは好都合で、
わたしたちが、複雑な環境に対処するのを助けてくれます。

実際のところ、あると思われている自由意志が
存在しない証拠はいくつかあるものの、
現時点で「ない」と完全に言い切ることもできないようです。

本書は、このような科学の変則事象(アノマリー)を
集めたレポートです。

「すでにわかったこと」ではなく、
「まだわからないこと」に注目します。

科学ジャーナリストで、量子物理学で博士号を持つ
ブルックスさんが体当たり取材をすることによって、
「わからないこと」の本質に迫ります。

レポートされる謎は、次の13項目。

暗黒物質、パイオニア変則事象、物理定数の不定、常温核融合、
生命とは何か?、火星の生命探査実験、“ワオ!”信号、巨大ウィルス、
死、セックス、自由意志、プラシーボ効果、ホメオパシー

それでは、なぜ、行き詰まり状態の
「わからないこと」に注目する必要があるのか?

それは、科学において手詰まりの状態の時は、
大躍進の前触れであることが多いから。

  「破局のあとには、ほどなくパラダイム・シフトが起こり、
  誰もが、画期的に新しい世界観を手に入れる。」

相対性理論、量子論、プレート構造論なども、
この過程をたどったそうです。

来るべき科学のパラダイム・シフトに向けて、
革命の種子を「わからないこと」の中に
見つけようとするのが本書の目的です。

この本から何を活かすか?

少し前からtwitterで、オバマ大統領のフォローを始めました。

それで感じたのが、twitterの文章量なら、
英文であっても、あまり読むのが苦にならないということ。

英語のブログだと、さあ読むぞと構える必要があったので、
ちょっとしたハードルがありましたが、
その点、twitterなら気軽に読み流せる感じです。

本書の著者のブルックスさんもtwitterでつぶやいています。

ブルックスさんを含め、もう少し外国人で
フォローする人を増やすのも面白いかもしれません。

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| 科学・生活 | 06:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビジネスマンのための「勉強力」養成講座

ビジネスマンのための「勉強力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
ビジネスマンのための「勉強力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
(2010/05/20)
小宮 一慶 商品詳細を見る

満足度★★★

小宮一慶さんの養成講座シリーズ、第7弾。

  「“勉強力”というテーマは、わたしそのものであり、
  『発見力』から始まって、『数字力』『解決力』『読書力
  『社長力』『時間力』ときたこのシリーズの集大成が、
  この『勉強力』だという気がしています。」

小宮さんが、「勉強力はわたしそのもの」
とまで言うには訳があります。

それは、小宮さんが、なりたいと思っていたもの
すべてになれたのは、勉強力があったからです。

経営コンサルタント、大学教授、社長、上場企業の役員、
ベストセラー作家、テレビのコメンテーター・・・

これらの夢を実現した一番の根幹が、
勉強だという確信が小宮さんの中にあるので、
自分=勉強とまで言い切っているようです。

あと、小宮さんの「趣味が勉強」というのも
あるかもしれませんね。

本書では、勉強オタクと言っても過言ではない
小宮さんが勉強法のエッセンスを伝えます。

と言っても、勉強法の細かなノウハウではなく、
語られるのは、小宮さんの持つ「勉強観」が中心です。

HowTo部分については、

  「このあたりのことは、“〇〇力”養成講座に書きましたので、
  よろしければお読みください」

と本書では詳しく説明せず、他の本に振っています。

ですからこのシリーズ、最初に本書を読んで、
勉強を中心に自分の人生をデザインし、
その後で、今まで刊行されている各養成力シリーズの本で、
ノウハウを吸収するというのが、正しい順番なのでしょう。

つまり、本書の「勉強力」が人生戦略の中心で、
発見力数字力解決力読書力社長力時間力
戦術を示しているというわけです。

この本から何を活かすか?

  「人生観を磨く」

本書の勉強の中で大きく取り上げられているのが、
人生観を磨くこと。

これは、ビジネスマンとしてポジションが上がれば
上がるほど求められるものです。

小宮さんは、本書の中で人生観を磨く方法を
3つ挙げています。

  1. 長い間、読み継がれた本を読む
  2. 人間性のいい人とつきあう
  3. 素直になる

私は、この「人生観を磨く」ということを
今まで、あまり意識していませんでした。

その証拠に、小宮さんが挙げる人生観を磨くための本を
1冊も読んでいません。

  ・道をひらく
  ・生き方
  ・論語の活学
  ・菜根譚
  ・現代語訳 論語と算盤

まずは、これらの本をコツコツと心に染み入るまで
読むことから始めたいと思います。

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| 勉強法 | 06:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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