活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2010年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年07月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

残念な人の思考法

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
(2010/04/09)
山崎将志 商品詳細を見る

満足度★★★

「残念な人」とはドキッとするタイトルです。

それは、自分が「残念な人」に
当てはまっているのではないかと、考えてしまうからでしょう。

本書の定義する、「残念な人」とは、
ヤル気OK、能力OK、しかし、何かが間違っているために、
結果がいまひとつの人を指します。

例えると、一生懸命勉強して受けたテストで、
本当は答えが分かっていたのに、
時間配分を間違えて書けなかった悔しい場合で、
そもそも、あまり勉強しなかったので、
いくら考えても答えが分からなかった場合は
残念にも該当しないというイメージでしょうか。

  「残念な人」≒「もったいない人」

残念かどうかは、結果が出るかどうかで決まります。
また、結果は事前期待に対してどうだったかで判定されます。

個人的には、「残念な人」と思われたくないと
他人からの評価を気にしがちですが、
自己評価としての残念度を重視したほうが良いように思えます。

それでは、「残念な人」はいったい何を間違っているのか?

著者の山崎将志さんは、仕事の成果を次の式で表します。

  仕事の成果=プライオリティの正しさ×能力×ヤル気

つまり、能力もヤル気もある残念な人が、
唯一間違っているのは、「プライオリティ(優先順位)」です。

ですから、本書は「プライオリティ思考」のススメでもあります。

山崎さんは、本書でプライオリティのつけ方が間違ったために、
残念になってしまった「ビジネス」や「人」の事例を挙げながら、
プライオリティ思考の重要性を伝えます。

本書では、ビジネス上と個人の両方のプライオリティ付けを
扱っているので、「残念な人」を軸にした
ビジネスエッセイ風な本に仕上がっています。

この本から何を活かすか?

それでは、「プライオリティ思考」をするためには、
どうしたらよいのか?

本書には、「こうしなさい」という結論は
はっきりと書かれていませんから、
自分なりに「プライオリティ思考」のための
3つのポイントを考えてみました。

1.時間管理マトリックスで考える

プライオリティを決める場合、手をつける順番と割く時間の両方を
考えなければなりません。

目の前の仕事をひたすらこなすことに囚われず、
緊急度と重要度を2軸とした時間管理マトリックスで、
それぞれのタスクのプライオリティを決める必要があります。

2.ボトルネック解消を優先する

問題の原因を特定して解決しなければ、
常に発生する事象の対応に追われることになります。
従って、最もプライオリティが高いのは
ボトルネックの特定とその解消です。

3.自分でやるべき仕事、アウトソースする仕事の分類

「比較優位」を考えて、自分ですべてやろうとせず、
自分にしか出来ないことに集中することが重要です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 時間術 | 06:39 | comments:0 | trackbacks:4 | TOP↑

| PAGE-SELECT |