活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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まさか!?

まさか!?―自信がある人ほど陥る意思決定8つの罠
まさか!?―自信がある人ほど陥る意思決定8つの罠
(2010/04/09)
マイケル・J・モーブッサン 商品詳細を見る

満足度★★★★

マイケル・J・モーブッシンさんの新作を
待っていた人は多いのではないでしょうか?

ウォール街で最も影響力のある人物と評され、
名著「投資の科学」の著者としても有名なモーブッシンさん。

本書は、そのモーブッシンさんの最新作。
(本書での著者名表記は“モーブッサン”ですが、
当記事では馴染みのある“モーブッシン”で統一しています)

原題は“Think Twice”。

これは、「よく考える、熟考する」という意味で、
「再考」の意味の“second thought”とは異なります。

本書は、投資に興味がない方でも読める一般的な内容。
「意思決定の8つの罠」がテーマです。

モーブッシンさんは、いわゆる「頭のいい人」ほど、
重大な意思決定の誤りを犯すと言います。

ただ、それは言葉のあやで、賢い人ほど、
重要な意思決定場面に関わっているということでしょう。

人は誰でも、判断ミスを起こすもの。

本書ではまず、人はどのようなミスを犯すかを知り、
その背景を十分に認識した上で、
繰り返さないための防止策を考えます。

テーマは、「誰にでも共通すること」、「日常的に起こること」、
そして、「防ぐことが可能であること」の3つの観点から選ばれ、
多くの事例を上げて解説されています。

  ワナ1. 自分だけはうまくいくと思い込む罠
  ワナ2. 他の選択肢が見えなくなる罠
  ワナ3. 専門家の意見を鵜呑みにしてしまう罠
  ワナ4. 周りに影響されてしまう罠
  ワナ5. 木を見て森を見ない罠
  ワナ6. 正解は、時と場合により違う罠
  ワナ7. 突然訪れる大規模な変化の罠
  ワナ8. 運を実力と混同する罠

モーブッシンさんは、判断ミスを防ぐためには、
チェックリストが効果を発揮するとし、
各章の最後には罠に陥らないためのチェックリストが
掲載されています。

更に、訳者の関谷英里子さんも、
本書の総括として、独自に「8つのチェックリスト」を
まとめてくれているので、ぜひ活用したいところです。

この本から何を活かすか?

本書では、2つの簡単なゲームが紹介されていました。

1つは、サム・トゥ・フィフティーン(Sum to 15)

 ルールと手順:
  ・1~9までの9枚のカードを表にして並べる
  ・そこから2人のプレーヤーが交互に3枚選ぶ
  ・集めたカードの合計が15になったプレーヤーが勝ち
  ・自分は15を目指し、同時に相手の阻止も考える

もう一つは、ブロットー大佐のゲーム(Colonel Blotto's game)

 ルールと手順:
  ・各プレーヤーは、100人の兵力を3つの戦場に自由に配分する
  ・具体的には各プレーヤーが(戦場A:5、戦場B:65、戦場C:30)
   のように相手に見えないように紙に書く
  ・各戦場では、最も兵力が多いプレーヤーがその戦場で支配者
  ・最も多くの戦場を支配したプレーヤーが勝者となる

ちょっとした空き時間にできそうなので、
今度、家族でやってみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経済・行動経済学 | 06:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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