活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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今日から始める思考のダイエット

今日から始める思考のダイエット
今日から始める思考のダイエット
(2010/03/25)
佐野 研二郎 商品詳細を見る

満足度★★★★

世の中は携帯電話やインターネットなどの恩恵を受け、
どんどん便利に進化しています。

しかし、同時に情報は氾濫し複雑化も進行しています。
エントロピーが増大する方向に進むのは自然の法則。

本当はもっと簡単にできるハズの仕事が、
メタボ化したシステムや溢れる情報によって、
無駄な時間を費やし、効率を下げるどころか
モチベーションさえも下げているかもしてません。

そこで必要なのが「思考のダイエット」。

著者の佐野研二郎さんは、かつて佐藤可士和さんの下でも
仕事をしていた気鋭のアートディレクター。

リスモ、Tブー!S、とろっ豆、ニャンまげ
などの生みの親としても有名な方のようです。

  「念のために書いておくとこの本はいわゆる
  痩せるためのダイエット本ではありません。 

  無駄をなくし、考え方のプロセスや時間管理を
  あらためて見直すことで、効率を上げてよりいい仕事をするための、
  “考え方のダイエット”本なのです。」

佐野さんは、能率とパフォーマンスを向上させるため、

  シンプル(単純に)-クリア(明快に)-ボールド(太く)

をキーワードに、考え方のダイエット方法を説明します。

具体的にダイエットするのは、

  ・コミュニケーション
  ・時間とコスト
  ・思考のプロセス
  ・ブランド構築

の4つの分野です。

そして、ダイエットで大切なのがリバウンドしないこと。

佐野さんは思考のダイエットを習慣化して、
リバウンドを防止する対策まで、本書でフォローしています。

取り上げられている事例は、いずれも広告やデザインに
関するものですが、どんな職種の人が読んでも
参考になるヒントが満載。

余分なものを削ぎ落として、短時間で刺さるメッセージを
伝えることを生業とするアートディレクターならではの、
39のメソッドが紹介されています。

この本から何を活かすか?

  「プレゼンで伝えたいことを、いったん英語にしてみてください」

これは佐野さんが本書の中で紹介していた、
簡単に言いたいことを伝えるためのトレーニング。

中学で習った程度の簡単な英語に翻訳できないなら、
コンセプトはまだ固まり切れず、弱い部分があるとのこと。

このトレーニングは英単語力に頼るのではなく、
しっかりとコンセプトを煮詰めることがカギとなります。

確かに、「思考のダイエット」も、
シンプル(simple) - クリア(clear) - ボールド(bold)
とコンセプトが英語化されていますね。

英語化による言葉の蒸留、試してみたいと思います。 

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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