活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2010年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

小室淑恵の即効プレゼン術

小室淑恵の即効プレゼン術
小室淑恵の即効プレゼン術
(2010/03/10)
小室 淑恵 商品詳細を見る

満足度★★★★

プレゼン技術の向上には、場数を踏むことが欠かせません。

だからといって、はじめてプレゼンに挑む人もいますし、
自分で好きなだけ経験を積める訳ではありません。

それでは、プレゼン技術を向上させるのに、どうしたらよいのか?

それは経験を移植すること。

つまり、プレゼン経験豊富な人からノウハウを学ぶことで、
ある程度、経験の少なさはカバーできます。

しかし、実際のビジネスの現場で、プレゼンについて、
一から体系立てて教えてくれる職場は少ないものです。

そこで役に立つのが、本書のようなプレゼンの教科書。

著者の小室淑恵さんのプレゼン実施回数は3000回以上。
また、プレゼン技術を指導したビジネスパーソンは500人以上。

そのノウハウを詰め込んだのが本書です。

私のイメージする「良いプレゼン」は2種類あります。

ひとつは、ありきたりではない、尖がったプレゼン。

誰もがすぐにマネできるわけではなく、とにかく印象的。
プレゼンテーション Zen」でガー・レイノルズさんが目指す、
プレゼンの最高峰です。

もうひとつは、ありきたりだけど、効果的なプレゼン。

見た目は普通ですが、課題解決の提案ができ、
誰もが練習によって身につけられる技術です。

本書が目指すのは後者。

ですから、本書はプレゼン上級者にとっては
物足りないと感じるかもしれませんが、
経験の浅い人にとっては、実に頼りになる一冊です。

プレゼンの準備から始まり、シナリオ作成、スライド作り、
練習方法、本番の臨み方、そしてフォローの方法と、
一連の流れについて、分かりやすく解説されています。

ビジュアル的に映える小室さんを、
カラー写真で前面に押し出し過ぎかな~
という感じも少しあります。

しかし、中身もシッカリしていますし、
手本として掲載されている「本番プレゼン実況中継」も
実際のプレゼンの裏側まで分かって参考になりますね。

また、小室さんのプレゼンを動画で学びたい方には、
DVD付きの「小室淑恵の超実践プレゼン講座」も発売されています。

この本から何を活かすか?

小室さんは、プレゼンには「降ってくるプレゼン」と
「作り上げるプレゼン」の2種類があると説明しています。

「降ってくるプレゼン」とは、普段の仕事の中で、
上司やお客様に課題を与えられて取り組むもの。

「作り上げるプレゼン」とは、自主的に課題を見つけて、
解決策を提示するもの。

どちらも大切ですよという話しですが、
私が、この「作り上げるプレゼン」と聞いて思い出すのが、
課題を見つけて、解決策を示したばかりに
会社をクビになってしまった男の話。

男の名は、ジェリー・マクガイア。

実はこれ、トム・クルーズさん主演の1996年の映画、
ザ・エージェント」の話しです。

まだ有名になる前のレニー・ゼルウィガーさんが相手役で、
いい味を出していました。

かなりベタなストーリーですが、私の大好きな映画です。
今日は、久しぶりにこの映画を見ようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


このエントリーをはてなブックマークに追加

| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 06:15 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

| PAGE-SELECT |