活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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超カンタン アメリカ最強のFX理論

超カンタン アメリカ最強のFX理論
超カンタン アメリカ最強のFX理論
(2009/12/19)
ロブ・ブッカー&ブラッドリー・フリード 商品詳細を見る

満足度★★★

私はトレードの本を読むとき、注目する点が3つあります。

1つ目は、資金管理の重要性が強調されているか。
2つ目は、ストップを置くことをルール化しているか。
3つ目は、バックテストを行なうことを必須としているか。

この3つの視点において、ファンキーな表紙に反して、
本書は信頼できるトレード指南本と言えます。

著者はFXコーチを生業とするロブ・ブッカーさんと、
その弟子のブラッドリー・フリードさん。

本書で挙げられているいくつかのポイントを見ると、
次のようになります。

  <最初に知ってほしい4か条>
    ・手法を容易に乗り換えないこと
    ・目先の損失にとらわれない
    ・トレード数量を減らす
    ・バックテストを繰り返す

  <トレードで勝つための4要素>
    ・マネーマネジメント(資金管理)
    ・トレードジャーナル(日々のトレード日誌)
    ・バックテスト
    ・テクニカルシステム(いわゆる手法のこと)

  <FXで成功するための3つの条件>
    ・トレーダーに必要なのはバックテストの習慣である
    ・トレーダーはリスクマネジメントについて理解する必要がある
    ・トレーダーは根拠のある自信と確信が必要である

いずれの項目にも「バックテスト」は入っていて、
ブッカーさんも「僕の本当の仕事はバックテスターなんだよ」
と言っているぐらい、検証することの重要性を訴えています。

  「リアルトレードの前に1000回のバックテストを!」
  「さらにライブ口座の前にデモ口座で資金を2倍に」

また、本書で紹介されている取引手法は、
2trendy、NYボックス、アリゾナルールの3つ。

これらは、本書のタイトルになっている通り、
非常にシンプルな手法で、使うインディケーターも
移動平均とMACD、スローストキャスぐらいです。

最初の2つの手法については、ZAi ONLINEでの
ブッカーさんのインタビュー記事でも紹介されていますから
興味のある方は、そちらをごらんください

いずれにせよ、これらの手法が有効かどうかは、
バックテストで検証する必要があるということです。

参考までに、ブッカーさんが使用する
バックテスト用のソフトは「Forex Tester」です。

この本から何を活かすか?

「今日の予定は何だっけ?」と思った時に、
「あ~今日は、FOMC政策金利と声明発表の日だったな!」と
トレードのことしか思い浮かばず、
生活がトレードだけになってしまうことに、
ブッカーさんは警鐘を鳴らしています。

私も一時期、トレード一色になっていたことがあり、
今考えるとあまり健全な精神状態ではなかったように思えます。

バックテストを徹底することも大事ですが、
没頭し過ぎて、現実世界を見失わないように注意したいものです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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