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マーケティング・メトリクス

マーケティング・メトリクス
マーケティング・メトリクス
(2010/01/13)
田村 正紀 商品詳細を見る

満足度★★★

メトリックスとは、metricの複数形。
基準とすべき尺度や指標のことを言います。

本書はマーケティングに必要な指標の活用ガイド。

経験や勘といった属人的な要素ではなく、
マーケティングを客観的指標で制御することを目指します。

マーケティングで使われる判断指標は、
売上高や市場シェアなど、もともと数量で表されていた
指標だけでなく、質的な要素をスコア化したものまで様々。

本書で紹介されるメトリクスも実に150種類以上あります。

その中から、どの判断指標をマーケティングを
コントロールするための計器類として採用するのか?

著者の田村正紀さんは、次の条件を挙げています。

  ・市場の動きの前兆を示すもの
  ・営業キャッシュフローに有意に関連するもの
  ・理解しやすく、データが入手しやすいもの

実際のところは、それぞれのマーケティングで抱える
課題は違いますから、上記の条件を考えつつ、
意思決定の質を高めるための指標を選ばなければなりません。

本書では実例も交えながら、次の9章にわたって
マーケティング・メトリクスを体系的に展望します。

  Ⅰ章 魅力的な対象市場を選ぶメトリクス
  Ⅱ章 市場シェアを確保するメトリクス
  Ⅲ章 売上の収益性を高めるメトリクス
  Ⅳ章 顧客創造で売上を積み上げるメトリクス
  Ⅴ章 バリュー顧客を狙うメトリクス
  Ⅵ章 ブランド化で競争力を維持させるメトリクス
  Ⅶ章 広告で市場普及を加速するメトリクス
  Ⅷ章 強い販路を構築するメトリクス
  Ⅸ章 営業力を効果するメトリクス

あまりマーケティングの経験がない方にとっては、
視野を広げるために。

また、ある程度経験がある方にとって方には、
自分の使いやすい指標だけに偏らないように。

本書は、手に届く所において、
さっと調べるような使い方が最適です。

この本から何を活かすか?

マーケティング・メトリクスは、
マーケターのためのダッシュボード(計器盤)。

マーケティングとはまったく関係ありませんが、
私たちの日々の生活をコントロールするための、
ダッシュボードを決めておくのもアリですね。

健康管理のための体重や体脂肪率はもちろん、
歩数やエクササイズの回数。
更には、精神の充実度を測るスコアなど。

例えば、私の場合、新しく知り合った人の人数や
子どもとのコミュニケーションの時間など。

あまり欲張りすぎると、
「理解しやすく、データが入手しやすい」という原則に反し、
長続きしませんから、せいぜい4~5個に絞って、
自分のダッシュボードを設計するのが、いいかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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