活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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地アタマを鍛える知的勉強法

地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)
地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)
(2009/12/17)
齋藤 孝 商品詳細を見る

満足度★★★

「勉強」とは、何か?

この問いに、齋藤孝さんは次のように答えています。

  「勉強とは“生きる力”を身につける最強のスキルである」

幸いなことに現在の日本には、勉強しなくても
最低限生きていくことが可能な環境があります。

しかし、齋藤さんが言う「生きる」とは、
ただ日々を生き長らえるのではなく、
充実した人生を送り、生きている幸せを実感すること。

そのためには、能動的に学ぶ習慣が必要というわけです。

本書では、齋藤さんが今まで研究してきた
「知的」勉強法が数多く紹介されています。

いわゆる齋藤メソッドの集大成ですね。

孔子、夏目漱石、ニーチェ、ニュートンなどの偉人からも
多くのことを学び、勉強法として吸収しています。

知的な頭を移す勉強法、大物一点豪華主義勉強法、
交渉力を生かす勉強法、目次勉強法、「文章の図化」勉強法、
問いを立てる勉強法、境界線勉強法、「虚心坦懐」勉強法・・・

正直に言って、あまりにも種類が多すぎて、
どの方法を実践しようか迷うぐらいです。

しかし、基本となっているのが「身体性」と「感覚」なので、
実際に試してみて、自分の体や感覚に合う方法を
選ぶのが一番いいと思います。

受験や資格試験のための勉強には、
どちらかと言うと否定的な齋藤さん。

本書で紹介されるのは、地アタマを鍛え、
人格を磨くための勉強法が中心ですが、
サービス精神が旺盛なので、
実際には受験勉強へのアドバイスも盛り込まれています。

春は「学習強化月間」。

齋藤さんは学生のころから、3月の1ヶ月間で、
その年度に勉強する内容をすべて予習していたそうです。

これで、4月からの1年間は、高い所から見下ろすかの如く、
余裕をもってのぞめるようになる。

あとは、覚悟を決めて勉強をするだけです。

この本から何を活かすか?

齋藤さんは本を読むとき、必ず著者の論理の裏にある
「好き嫌い」の感情を読み取るようにしているそうです。

感情による価値判断があって初めて
論理が作られると思うからとのこと。

論理を組み立てるのは人ですから、ベースには、
その人を衝き動かす感情があるのでしょう。

齋藤さんの「好き嫌い」は何か?

確かに、そう考えて読んでみると、
本書の見え方が少し違ってきました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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