活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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なぜ、この国は儲からなくなったのか?

なぜ、この国は儲からなくなったのか?
なぜ、この国は儲からなくなったのか?
(2010/03/10)
長野慶太 商品詳細を見る

満足度★★★★

ユナイテッド・ブックスさんより献本頂きました。
ありがとうございます。

本書は、私が最も注目する作家さんの一人である
長野慶太さんの最新刊。

  「国外に居住していると、愛国心が強くなる。(中略)
  母国を思うあまり、ついつい肩に力が入ってしまったかもしれない。」

確かに、長野さんの想いが少々強すぎて、
脱線したり、細かな話しになりすぎたりして、
バランスを欠いている面もありますが、
魂は十分伝わってきます。

そこまで、熱く、長野さんは何を語っているのか?

長野さんは、「TIME×YEN 時間術」や「プロの残業術。」などで、
仕事論について個性的に語ってきましたが、
本書では、今までにないテーマを中心に据えています。

  「一般のビジネスマンが日々のスキルアップを通じて
  国富増強に貢献できるよう論点を絞ったつもりだ。」

いくら個人がスキルアップしても、その前提として
私たちが暮らす日本という国自体が豊かでなくてはならない。

長野さんは、「国が繁栄するための個人のスキルアップ」
というビジネス書としては、かなりユニークなコンセプトで
本書を執筆しました。

究極的には、個人が国富に貢献するための
最大のリソースは「時間」であるため、
長野さんの過去の著書での主張につながっていきます。

しかし、本書ではその先に国の将来を見据えているため、
その熱さは半端ではありません。

今の自分の立ち位置が、「世界の舞台においては、どうなのか?」
という視点で語られていますから、本書を読むと
今までと違った意識で仕事ができるかもしれません。

本書を出版したユナイテッド・ブックスは、
世界を意識した出版社ですから、
まさに同社から出されるべくして出た一冊ですね。

この本から何を活かすか?

長野さんは、本書の中で「日本の国会審議中のヤジの応酬」と、
アメリカの議会でのヤジに対する認識の違いを指摘していました。

確かに、私も自分と違う意見の主張に対し、
ヤジや罵声を飛ばす国会の有様には呆れています。

一方、アメリカでは、国会の席で激しい議論を戦わすものの、
誹謗中傷は許せないという精神があるようです。

2009年の米オバマ大統領の演説中に
共和党のジョー・ウィルソン議員が「You lie!」と
ヤジを飛ばし、全米の反発を呼んだシーンはこちら。



日本の事情を考えると、この程度はカワイイものですが、
ウィルソン議員には譴責決議が採択されたそうです。

日本でもこの辺の厳しさについては、アメリカを見習いたいものです。

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