活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ヘッテルとフエーテル

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
(2009/11/25)
マネー・ヘッタ・チャン 商品詳細を見る

満足度★★★

  「この『ヘッテルとフエーテル』は、無駄な情報が多すぎる現代に、
  最低限知るべき金融知識を物語で伝えるというコンセプトで書き始めた、
  まったく新しい寓話のプロトタイプです。」

著者のマネー・ヘッタ・チャンさんは、
本書について、「あとがき」で、このように解説しています。

本当に残酷なマネー版グリム童話として、
掲載されるのは、全部で8本の寓話。

  第1話 ヘッテルとフエーテル 
  第2話 カネヘルンの笛吹き
  第3話 ピノキオ銀行
  第4話 アホスギンちゃん
  第5話 ヤンデレラ
  第6話 ヘッテルと7人のODA・NPO
  第7話 王様の金はロバの金
  第8話 裸のフエーテル様

元ネタは、メール詐欺、円天、ホワイトバンド、
NTT株、三菱UFJ銀行、年金制度、などです。

勝間和代さんも、カネヘルン・ミセス・インディとして登場し、
強烈に批判されています。

  「本当に優秀でチャンスをつかむ人は何回も転職しない。
  それよりも、史上最強の人生戦略マニュアルを持っている人は、
  何回も離婚しないもんじゃ。」

さすがにここまで書いてしまうと、
アンチカツマーの人には受け入れられるかもしれませんが、
それ以外の人は、読んでいてあまり気持ちの良い感じが
しないかもしれませんね。

せっかくコンセプトやセンスが良いだけに、毒舌の度が過ぎて、
個人の生活にまで批判が及んでいるのが少々残念。

巻末の参考文献からすると、「出社が楽しい経済学」でお馴染みの
吉本佳生さんの影響をけっこう受けている感じがします。

個人的には、金融知識を物語で伝えるというコンセプトでは、
橘玲さんの「亜玖夢博士の経済入門」の方が、私は好きです。

ちなみに、本書には「まえがき」がありませんが、
掲載が見送られた幻のまえがきが、
マネー・ヘッタ・チャンさんのブログ
期間限定?で掲載されているようです。

 この本から何を活かすか?

「ものがたり」といえば、最近、1冊の絵本を紹介されて読みました。

ちょっと毒のある本書とは、真逆のイメージ。

タイトルは「おおきな木」。

私の子どもは、木がかわいそうという感想でしたが、
私は木が幸せだったことに、大いに共感しました。

2010年1月19日現在、Amazonでは取り扱っていないようですが、
英語版の「The Giving Tree」なら入手可能のようです。
The Giving Tree
The Giving Tree
(2003/04/15)
Shel Silverstein  商品詳細を見る

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| マネー一般 | 05:34 | comments:1 | trackbacks:3 | TOP↑

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