活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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書いて稼ぐ技術

書いて稼ぐ技術 (平凡社新書)
書いて稼ぐ技術 (平凡社新書)
(2009/11/14)
永江 朗 商品詳細を見る

満足度★★★

フリーライターの仕事周りが見える本。

著者は文筆稼業25年の永江朗さん。

本書は、大きく分けると3部構成です。

「不況だからこそフリーライター」という“希望編”から始まり、
ライターとして身につけるべき“技術編”をはさみ、
最後は原稿料や印税などの“現実編”で締められます。

フリーライター志望の方には、

  「会社員である編集者よりも、フリーランスの
  ライターのほうが相対的に安定しています。」

という夢を見せつつ、

  「フリーライターの生活はとても不安定です。
  常にリスクを分散するように心がけましょう。」

という厳しい実態も知ることのできる内容。

フリーライターを志望しない一般の読者としては、
中盤の技術編を参考にしたいところです。

永江さんが書いている
「こんな時代だからこそフリーライターに(なる)」という言葉を、
「こんな時代だからこそフリーライターの技術を身につける」
と読み替えるべきでしょう。

メモ術、アイディア術、プレゼン術、調査術、読書術、
質問術、ルポルタージュ術、批評術、ゴーストライター術

社会で生活している以上、文章を書くスキルは
いろいろな場面で求められますから、
本書で披露されるプロの技は参考になるところも多いはずです。

個人的に参考になったのは、「いい質問を考える2つのコツ」。

  ひとつはたくさん考えること。
  もうひとつは粘り強く考えること。

「たくさん」とは、質問が10個しかできなくても、
それが100個考えた内の10個にするということ。

「粘り強く」とは、ふだんから頭を問題発見モードにし、
いつでも問題を発見する癖を身につけるということ。

日常の些細で当たり前と思っているようなことを、
ひとつひとつ疑うことから始め、感性を鋭くする。

これを積み重ねることで、ものごとの本質をえぐるような
いい質問ができるようになるようです。

 この本から何を活かすか?

私のように、本についてのブログを書いている人にとって
参考にしたいのが「批評術」。

  ・基本は「内容」と「位置づけ」と「評価」の三要素を書く
  ・切り口、アングルが面白さを決める
  ・バイヤーズガイドとしての側面も意識
  ・けなすだけの書評はしないが、見つけた欠点は正直に指摘

「読まれるブログ」を書くためには、
「いい質問を考えるコツ」と同じように、
考え続ける習慣を身につける必要がありそうですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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